30歳の未経験でもWebデザイナーになれますか?など、年齢の質問をよく頂くので、年代別にアドバイスを書きます。ちなみに、僕は29歳の時に求職者支援訓練に通って、Webデザイナーになりました。
基本的には、Webデザインのスキルを磨くには、まずWeb制作会社に入社することをおすすめしています。18~35歳の方には、なんとかWeb制作会社に入ってほしいと書いていますが、36歳を越えるとやや年齢的にも厳しくなるため、Webのスキル+前職や今まで培ってきたスキルで、事業会社内のWeb担当者として活躍する道もおすすめしています。
年齢も未経験であることも全く気にする必要がありません。若さで何もかも補完できます。Webデザインをやりたかったら、求職者支援訓練か民間のWebスクールに入って勉強し、普通に就職活動をすればどこかのWeb制作会社か事業会社には入社できます。このサイトでは、就・転職には転職エージェントの利用を勧めていますが、この年齢なら思い切って普通に転職サイトで気に入った会社に応募するのもアリだと思います。仮に失敗してもやり直せる年齢だからです。
僕も24歳くらいの時にWebデザイナーを目指しておけば良かったと思っています。
新卒で3~4年働いたけど、やっぱりクリエイティブな仕事に転職したいという方は多いんじゃないでしょうか。またニートでいつのまにかこのくらいの年齢になったという方もいるかもしれません。この年齢なら未経験でも全く問題ありません。求職者支援訓練か職業訓練、あるいは民間のWebスクールに通った後に就・転職活動をすればどこかのWeb制作会社か事業会社に入社できます。就職の際には、転職エージェントを使って、安全な紹介予定派遣(派遣で入社し、企業と自分の双方で相性が合えば正社員化)にするか、思い切って転職サイトで自分の気になる会社に応募してみるのもありだと思います。
ただ、Web制作会社やベンチャー企業によっては、27歳くらいの課長や、ましてや29歳の社長とかがいたりしますので、自分と年齢が同じか下の人間の部下になる可能性もあると覚悟しておいてください。特に気にならない人なら大丈夫です。
かろうじてWeb制作会社に入れると思います。本人の性格が重要です。Web制作会社の場合は、チームリーダーや課長は30歳前後の人もいる世界です。彼らの部下としてやれる素直さと自信があれば乗り切れます。まずは求職者支援訓練か職業訓練、民間のWebスクールのどれかに入り勉強し、転職エージェントに登録し、紹介予定派遣(派遣で入社し、企業と自分の双方で相性が合えば正社員化)でどこかのWeb制作会社に入ることをおすすめします。
また、Web制作会社は激務の所もあるので、体力と気力を維持できるかが重要です。この年代は、Webが好きでモチベーションがキープできるかどうかが非常に問われます。
この年齢なら、前職の経験を活かし、事業会社のWeb担当者(サイト・サービス運営者)になるのも、おすすめです。前職の経験+学校で勉強したWebの知識を活かして、事業会社内でWebに強い人財としてステップアップしていく道があります。以前に営業やマーケティングをされていたなら、Web解析士を取得し、会社内でWebマーケッターにもなれるし、事務の場合はホームページ更新業務も合わせて行える事務になるという具合です。
この年齢からWeb制作会社に入社するのはやや厳しいかもしれません。仮に案件が多忙な時期に派遣やアルバイトで入社できたとしても、忙しさが過ぎればすぐに切られる可能性があります。また、Web制作会社やベンチャー企業の場合、35歳くらいの部長が普通にいたりします。
ただ、本当にWebが好きで勉強を続けられて体力と気力にも自信がある人は、挑戦してみると案外採用される可能性もあります。結局は、スキルが物を言う世界だからです。その辺を根性で乗り切れる人材であれば、会社によっては十分に検討してくれます。
この年齢なら、Webのスキル+αで、事業会社のWeb担当者(サイト・サービス運営者)として働くほうが堅実的です。前職でマーケティングをかじっていれば、さらにWeb解析士の資格を取って、Webマーケッターとして活躍もできそうだし、事務なら、Webの更新もできる事務にステップアップするという具合です。Webのスキル+持っているスキルで、事業会社で何ができるかを考えてみることをおすすめします。
40歳を越えたら、未経験の場合は、Web制作会社への入社は諦めたほうが無難かと思います。万が一、入れたとしても20代後半の課長の部下になるかもしれないし、会社によっては激務で体力とモチベーションが維持できない可能性があります。
この年齢なら、自社で商品やサービスを持つ事業会社への就・転職を強くおすすめします。まずは、求職者支援訓練か職業訓練、民間のWebスクールのどれかでWebの基礎スキルを習得し、それと前職やこれまで培ってきた知識を合わせることで、Web担当者(サイト・サービス運営者)として活躍する方がスムーズです。以前に営業やマーケティングをされていた方なら、Web解析士の資格も取り、Webマーケッターとして活躍できるかもしれません。事務ならWebの更新もできる事務など、HTMLやCSS、PhotoshopもわかるWebに強い人財として、今あるスキル+Webのスキルで仕事を探すのが良いと思います。
ここで書いたのは、あくまで僕の主観です。あくまで一つのアドバイスとして聞いてほしいし、あまりこれに左右されないでほしいです。自分の人生に後悔をしないように、自由に自分の選択をした方がいいと思います。それでダメなら辛いかもしれないですが、納得が得られるわけですし。自分の意志に従って思い切って行動してみてください!
あなたはたぶんエンジニアにはなれません。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。
でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。
ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、30〜40万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『エンジニアカレッジ』に行きましょう。エンジニアカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。ここは本当にありがたい存在です。ソーシャルゲーム大手企業で有給インターンまで可能です。ここで、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。
参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか
はじめまして、ねこポンさま
おもしろくて、ためになる記事を、本当にありがとうございます!!
できればアドバイスをいただきたくて、コメントさせていただきます。
わたしは今年で36歳(男)独身、会社員です。
芸術系大学を出たのですが、土木系技師やってます。
今の職場で消耗してまして(^_^;)コンチクショウと転職を考えています。
いまと同じ土木技師の職種で、他の会社へ転職できなくはないのですが、
別の職種へジョブチェンジしたいと考えています。
その理由は、
場所と時間に制約があまりない働き方で
生計を立てていきたいからです。
いまやっている土木系技師の業界では、
フリーランスで働くという選択肢はないです。
これまでは、ずっと会社員としてやってきたのですが、
将来、ねこポンさんのようにフリーランスで働いてみたいのです。
そのための方法として、たとえば、『web系のスキル』を身につける必要がある。
「プログラミングを仕事にして自由に生きる系のブログ」をみたり、
「いろんなプログラミングスクールのサイト」をみたりして、そう思うようになりました。
(日本の田舎やスリランカ、タイ、ミャンマーといった
生活コストの低い地域で、ランサーズとかで収入を得て生きていくことも可能なのでは?
日本のド田舎の山のふもと、スリランカの田舎にツテがあり、そんな妄想もしています。)
ねこポンさんのサイトには、たしか、「未経験 web デザイン」とかで検索して
たどり着くことができました。
↓ねこポンさんの記事で得た、新たな視点↓
”コラム:Webデザイナーを強くオススメする理由
あなたはたぶんエンジニアにはなれません。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。”
→ドットインストールでいろいろ見てみたけど、わたしもエンジニアは厳しそう。この年(36さい)で未経験、なおさら厳しいのでは。。。
”僕はあまり人とうまく話すことができません。だからこそ、Webデザイナーになったのです。だって、もくもくとデザインとコーディングしてればいいんだから。だからこそ、コミュニケーションに苦手意識がある人こそ、手に職をつけて、Webデザイナーになってほしいんです。”
→わたしはコミュ障で(さらに今の職場で消耗してウツ気味)、もくもくと作業したい。参考書のコードをもくもくと写経するのは好きです。
”求職者支援訓練がベスト
個人的には、この中では、求職者支援訓練を経てWebデザイナーになるのがベストだと思っています。時間があるのなら、ぜひ求職者支援訓練を選択してほしいです。”
→プログラミングスクールしかみてなかったので、こんな制度は知らなかった。ただ自分の場合、いまも在職中で、退職してから訓練を受けるとなると「求職者支援訓練」は対象外。「職業訓練」が対象になる。大学でデザインは少し勉強したので、そこだけプラスか?
他にも、ねこポンさんの実体験にもとづく記事は勉強になるので、
もくもくと読ませてもらってます!!
「36才、未経験からweb制作(コーダー?デザイナー?)に転職。
スキルを身につけ、いずれはフリーランスになりたい」という野望に、
ねこポンさんからご意見・アドバイスを頂けるとありがたく思います。
さとさん、はじめまして!
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
たくさん共感していただいて嬉しいです。
手に職をつけたい、もくもくと作業したい、
そういうことなら、Webデザイナーは良い選択になりえます。
そんな生き方を実現するために、僕がこのサイトで進めている方法は、すでにお読みになったかも知れませんが、
1.求職者支援訓練or職業訓練
↓
2.Web制作会社
↓
3.フリーランス
このステップです。
36歳でも熱意と向上心があるならば訓練からWeb制作会社にどうにか入れると思います。
問題はそこでどれだけ熱意を持ってデザインやコーディングに取り組めるかです。
熱意というと大げさに聞こえますが、
「デザインやコーディングが楽しい!」か「デザインとコーディングを苦に思わない」のどちらかの状態になれるかどうかです。
このどちらかが無いとWebデザイナーとしてやっていくのは無理だというのが持論です。それくらい淡々とした作業だからです。
まず、職業訓練か独学でWebデザインとはどんなものかを体験してみることが大事です。そこがスタートです。
そこで、あ!これ楽しいかも!とかこれならやっていけるかも!という感触が得られるかどうかが分かれ目です。
もし、「あ、ダメだ、デザインもコーディングも自分向いてない・・・」となった場合は、Webデザイナーは諦めてしまい、でも訓練で身につけたWebデザインの基礎を生かして、WebディレクターやWebマーケッター、あるいは個人でブロガーやアフィリエイトサイト制作の道もあります。ともあれ、まずは学校(職業訓練か求職者支援訓練)です。
また、ご質問があればいつでもお願いします。
ねこポンさん
ご丁寧にアドバイスをいただき、
本当にありがとうございます。
36という年齢、地方都市在住で、
畑違いのWEB制作への転職はリスキーだと思い、ビビってます。
ねこポンさんのように現役で働かれている方のアドバイスはありがたいです。
まだ転職を決断してなく、在職中なのですが、
先日、ハローワークで、WEB制作関連の職業訓練・求職者支援訓練について話をきいてきました。
WEB制作関連の求人も調べてきました。
退職後に雇用保険をもらう人は、求職者支援訓練は受講できないと勘違いしていたのですが、そんなことはないのですね!
ねこポンさんも書かれている通り、
私の住む地方都市においても、職業訓練よりも求職者支援訓練のほうが、より充実した内容のように思いました。
退職後、求職者支援訓練もアリだなと思いました。
今のところ独学してる中では、「デザインとコーディングを苦に思わない」ので、本格的に転職を検討しています。
この先も、わからないことを質問させていただきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m