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職業訓練・求職者支援訓練・一般のWebスクール…どれがベスト?

学校でWebデザインを学ぼうと思ったら、「職業訓練」「求職者支援訓練」「一般のWebスクール」の3つのパターンがあって、迷うと思います。僕自身は、求職者支援訓練でWebデザイナーになりました。

ここでは、各学校の特長と、どの学校がベストだと思うか個人的な意見を書いています。

職業訓練と求職者支援訓練の違い

「職業訓練」と「求職者支援訓練」は国の制度で、ともに無料で通学ができます。
雇用保険の話は置いておいて、Webデザインを学べる学校として見た時の大きな違いは、通学期間です。職業訓練は3ヶ月、求職者支援訓練は6ヶ月(学校にもよる)となっています。

職業訓練とは?

職業訓練は、主に雇用保険の受給者が対象です。会社で一年間以上働くと通常は雇用保険の対象者となります。

職業訓練には様々な訓練制度があり、Webデザインを学べる学科を含む訓練は、正確には「離職者等再就職者訓練」と呼ばれるものです。開講期間の前になるとハローワークに、『受講生募集のご案内』というパンフレットが置かれます。こちらから平成29年度のPDF版が読めます。


こちらがそのパンフレット(東京版)です。Webデザインを学べる学科は3つありました。

学校の運営は民間に委託されているので、専門学校や企業が運営している学校に通うことになります。Webデザインを学べる学科は約3ヶ月です。

興味がある方は、まずは最寄りのハローワークの担当部署に行ってみましょう。

求職者支援訓練とは?

求職者支援訓練は、雇用保険を受給できない方が対象で、「本人収入8万円以下」「世帯全体の金融資産が300万円以下」など他にも条件がいくつもありますが、それらを満たすと月額10万円の給付金をもらいながら通学ができます。

開講期間前になると、ハローワークに学科のチラシがいくつも置かれるようになります。こちらのページからも自分の地域の開講情報が検索できます。


こちらがWebデザイン関連の学科のチラシです。職業訓練と比べると圧倒的にWebデザインを学べる学科(学校)は多いです!Webデザインを学びつつ、キャラクターデザインの制作方法や、あるいはWebディレクションを学べる学科もあったりと、それぞれの学校が個性を出しています。

職業訓練と同様に、民間の企業や専門学校に運営が委託されているため、そこに通うことになります。Webデザインを学べる学科の期間は、通常約6ヶ月です。

雇用保険が受給されない方も対象なので、大学を卒業したばかりの年齢の人や、今まで就業経験の無い人もいたりと、いろんなバックグラウンドの人と出会えて楽しいのも求職者支援訓練の特長ですね。

興味がある方は、まずは最寄りのハローワークの担当部署に行ってみましょう。

一般のWebスクールとは?

普通のWebスクールには、「デジタルハリウッド」や「インターネット・アカデミー」などの通常のスクールです。よく聞く学校はこんな感じでしょうか。

どこの学校がベスト?

実は、僕は職業訓練、求職者支援訓練、一般のWebスクールの3つとも通ったことがあります(学校行き過ぎ…)。ただ、僕は求職者支援訓練ではWebデザインを学びましたが、職業訓練ではJavaプログラミング、一般のスクールではDTPと、別の知識を学んでいます。学んだことは違いますが、システムや雰囲気は伝えられると思います。

ぜひ、『求職者支援訓練でWebデザインを学ぶ』だけでも読んでいただけると嬉しいです。

求職者支援訓練がベスト

個人的には、この中では、求職者支援訓練を経てWebデザイナーになるのがベストだと思っています。時間があるのなら、ぜひ求職者支援訓練を選択してほしいです。なぜか。

求職者支援訓練がベストな理由は2つです。

  • 無料(テキスト代の約15000円のみ)
  • 約6ヶ月のカリキュラムはWebデザインの基礎スキルを身につけるために十分である

無料なのは職業訓練も同じですね。2つめのカリキュラムについてが重要です。

求職者支援訓練の期間は、約6ヶ月です。『まずはチェック!Webデザイナーに就職・転職する前に最低限持つべきスキル一覧』でも書きましたが、Webデザイナーとして働くために必要なスキルとして、「Photoshop」「Illustrator」「HTML/CSS」「jQuery」「WordPress」の基礎スキルは持っていたいところです。学校にもよりますが、求職者支援訓練の6ヶ月のカリキュラムはこれらを網羅しています。僕の学校もそうでした。つまり、求職者支援訓練のカリキュラムは必要な基礎スキルを十分に習得できるのです。

一方、職業訓練の期間は3ヶ月です。短い期間になるため、上で書いたスキルの中では、「WordPress」が削られる場合がほとんどです。またそれぞれのスキルも相対的に授業時間数が少なくなります。コツをつかめる人はサクッとそれぞれの知識を理解できるかもしれませんが、なかなか3ヶ月でWebのスキルを習得するのは大変です。

一般のスクールの場合、仮に6ヶ月間の受講をするなら、数十万円が軽く吹っ飛びます。本当に素晴らしいWebスクールに出会えたらぜひ通った方がいいとは思いますが、それだけのお金があるなら、求職者支援訓練を受講して、浮いたお金で、Macを買ったり、AdobeCCを個人で契約するなど、お金の別の活用方法もあるわけです。

6ヶ月間じっくりとWebデザインを無料で学べる環境、これが求職者支援訓練の素晴らしさです。人生のある時期の半年間みっちりとWebデザインを学ぶことが後々大きく生きてきます。
Webデザインを学校で勉強したいと思っている方は、ぜひ求職者支援訓練を選択肢の一つとして考えてみてください。

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  • 管理人(ねこポン)について

    ぬるま湯でぬくぬくと週3日だけ働く30代半ばウェブデザイナーです!
    インテリ風&仕事できる風を醸し出す腕前では右に出る者はいませんが、電話すら怖くて取れないし、無断欠勤してしまい自宅に警察が来たほどのコミュ症ポンコツ人間です。
    現在Web業界5年目。事業会社とWeb制作会社のウェブデザイナーを経て、フリーランスになりました。

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