おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
ここ4〜5年の間に「コーダー」が進化し、「フロントエンドエンジニア」という職種が生まれました。
今後、コーディングのみのスキルを持つコーダーがWeb業界で生き残っていくのは難しいです。時代を振り返りつつ、「コーダー」と「フロントエンドエンジニア」の違いについて解説します。
コーダーは、HTML/CSSとわずかなJavaScriptを用いてサイトを作る(コーディングをする)職種です。HTMLコーダーやマークアップエンジニアとも言われます。
必要なスキルは、主に、HTML・CSS・基礎的なJavaScript(あるいはjQuery)の3つです。
Webの黎明期から存在する職種です。
数年前までは、Webサイトの作り方や構造はとてもシンプルだったので、少ないスキルしか持たないコーダーも必要とされました。
しかし、ここ最近では、Webサイト上でアニメーションを多用したり、ReactやVue.jsなどのJavaScriptフレームワークによるサイト制作が進む中で、コーダーのスキルのみでは時に不十分になってきました。
また、StudioやWixなど、いわゆるNoCodeと呼ばれるサービスを使うことで、デザインパーツをサイト上で組み合わせるだけでサイトが制作できるようになってきました。他にも、自動コーディングの技術もまだまだ未発達ですが、すでに海外には存在します。つまり、シンプルなサイトであれば、コーディングを必要とせずに制作が可能になってしまっているのです。
コーダーは今後は消えていく職種の一つです。
フロントエンドエンジニアは、簡単に言えば、コーダーの進化版の職種です。Webサイトのフロント部分の開発を担当するため、こう呼ばれていますが、海外では「Web developer(ウェブ・デベロッパー)」という表現が一般的です。
Webサイトがどんどん高度になっていく中で、それを実現するためにフロントエンドエンジニアが誕生しました。コーダー同様に、HTML/CSS のスキルは当然持ちますが、ずば抜けて必要がなのが、JavaScriptのスキルです。複雑なアニメーションにはJavaScriptは必須だし、Facebookなどで用いられているReact.jsなどのJavaScript製のフレームワークが近年のサイト開発ではシェアが広がってきています。そのため、JavaScriptのスキルが現場ではものすごく重宝されてきているのです。
Webサイトの制作環境(自分のPC内)もどんどん進化しています。作業を自動化するGulp、CSSの記述をラクにすするSass、HTMLの記述をラクにするPug、ES6(最新のJavaScript)をコンパイルしブラウザで実行可能にするBabel、CSSやJavaScriptを一つにまとめてくれるWebpackなど様々なツールが存在します。現在のWeb制作ではこれらのツールを使いこなす必要があります。
他に、HTMLとCSSの記法では、BEM(Block-Element-Modifier)モデルも普及しており、フロントエンド領域はつねに進化し続けているため、いつも最新のトレンドやツールの知識を吸収し続けなければなりません。
JavaScriptのスキルが必要なので、「フロントエンドエンジニアはある程度はプログラミングの能力が必須」ということです。なので、そうそう簡単にはフロントエンドエンジニアにはなれません。そのため、コーダーに比べると給料はかなり高くなります。400〜800万円レベルでしょうか。
フロントエンドエンジニアの中には、RubyやPHPも扱い、さらにサーバーやデータベースのスキルをモノにする優秀な人々もいます。こういった人たちを「フルスタックエンジニア」と呼びます。こうなるともはや無双状態です。年収は800万は超えて、1000万円レベルになってきます。
コーディングを勉強しはじめて、「あ、コーディング好きかも!」と思えたら、目指すべきはフロントエンドエンジニアです。コーダーレベルにとどまらずに、JavaScriptを勉強して、どんどん最新のツールを使って、ステップアップしていきましょう!
エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。
でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。
ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。
他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。
この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。
参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか
このサイトでは、
本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社すること
を強くオススメしています。
Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。
未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強いWebistです。
※現在はコロナの影響でWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。
「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!
おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() 求職者支援訓練 ハロートレーニング |
無料 (教材費のみ) |
通学 (約6ヶ月/週4〜5日) |
Webデザイン | ハローワークによるサポート |
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一番おすすめのスクールは国の運営する求職者支援訓練(ハロートレーニング)です。授業料が無料!しかも約6ヶ月という期間がWebデザインの基礎スキルを習得するのに十分な長さです。僕自身も求職者支援訓練を経てWebデザイナーになりました。 失業保険が受給できる方は職業訓練がおすすめです。期間が約3ヶ月と短くやや理解が浅くなる点は不安ですが、復習や独学で補えれば問題ありません。最近は数は2校ほどで少ないですが6ヶ月コースも登場しました! 参考記事:【無料】職業訓練でWebデザインを学ぶ |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() LIG |
有料 (¥450,000 〜) |
通学 (6ヶ月) |
Webデザイン | 転職セミナーあり/LIGへの採用実績もあり |
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金銭的に余裕があればLIGを検討しましょう。超有名Web制作会社LIGによるWebデザインスクールです。現役のプロデザイナーが講師で、Mac&デュアルディスプレイという最新設備で学べます!LIG運営のコワーキングスペースも無料で使い放題。生徒のレベルによってはLIGへの就職も可能です。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() デイトラ |
有料 (¥89,800〜) |
オンライン (90日間/質問期間は1年) |
Webデザイン | なし |
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『デイトラ』はかなりコスパの高いオンライン完結型のWeb制作スクールです。格安ながらもデザインとコーディングのレビュー(添削)が受けられます。人気急上昇中でTwitterで受講生のツイートを見ない日はありません。「課題 + 課題のレビューあり + 質問し放題」というサービスを提供しています。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() Famm |
有料 (¥162,800) |
オンライン (1ヶ月) |
Webデザイン | なし(案件獲得サポートあり) |
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ママさん専用Webデザインスクールです。現在はコロナでライブ配信授業が中心です。なんと授業中は自宅にシッターを手配してくれるのでしっかり集中できます。受講期間は1ヶ月で5日間という超短期間なので、忙しいママさんでも時間を確保しやすいです。生徒はママさんだけなので、ママさん同士の交流も楽しめます。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() CodeCamp Webデザイン副業コース |
有料 (¥148,000 〜) |
オンライン (2ヶ月〜) |
Webデザイン | キャリア支援あり (就職エージェントの紹介) |
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CodeCampはオンラインのWebデザインスクールです。低価格ながら講師から直接指導とフィードバックを受けられるのが最大の特長です!おすすめのコースは「Webデザイン副業コース」。コスパ重視で講師と対話しながら学びたい人に最適なスクールです。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() プログラマカレッジ |
無料 | オンライン | プログラミング | あり |
![]() |
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『プログラマカレッジ』は20代限定のオンラインの完全無料のプログラミングスクールです。無料なのでエンジニアになりたい方はぜひ挑戦してみてください。スクール側は就業先の企業からお金をもらうことで無料で運営をしています。とはいえ授業の質は高いと評判です。『プログラマカレッジ』の卒業生による体験談記事はこちらです。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() 無料PHPスクール(ドリームシアター) |
無料 (デポジットあり) |
通学 | プログラミング | あり |
![]() |
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こちらも上で紹介した『プログラマカレッジ』と同様の完全無料のプログラミングスクールです。特徴的なのはオンラインではなく通学式で、学習するプログラミング言語をPHPに絞っている点です。PHPはがっつりプログラミング言語である一方で、ECサイト構築やWordPressで使われるなどWeb系と親和性が高い言語なので、Web系の会社で働きたい人にはこのスクールがオススメです。23日間という短期間でハードめなカリキュラムな分、未経験でも内定2社を保証してくれます!校舎がある池袋に通学できる方が対象です。 |
ご質問や感想など、お気軽にどうぞ!