現在のWebデザインのトレンド総まとめ
現在のWebデザインのトレンドを解説します。「レスポンシブデザイン」「フラットデザイン」「ヒーロー」「パララックス」「ハンバーガーメニュー」「ロングシャドウ」「デュオトーン」「マテリアルデザイン」の8つです。
レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインは、PCとスマホの表示を一つのソースコードで実現するコーディングのテクニックです。
具体的には、下記のCSS3のMedia Queries(メディアクエリー)という仕組みを使い、画面の横幅に応じて、CSSの各スタイルの出し分けを行います。
@media screen and (max-width: 1000px) {
//横幅1000px以下の場合
.contents {
width:100%;
}
}
@media screen and (max-width: 768px) {
//横幅768px以下の場合
}
@media screen and (max-width: 480px) {
//横幅480px以下の場合
}
一番上のcontents { width:100% }の指定は、横幅が1000px以下の場合に適応されるという具合です。メディアクエリーのこの指定方法だと、上から継承されるため、横幅768px以下の場合でも、contents { width:100% }が指定されている点に注意です。一番下の「横幅480px以下の場合」でも同様です。
レスポンシブのメリットは、HTMLが一つのため、サイトの更新がラクになることです。またURLが、PCとスマホで同一になるため、一つのURLに集約されてSEOの効果も高まります。Googleも推奨している方法です。
デメリットとしては、HTMLが一つのため、PCとスマホで全く違うデザインを実現することが難しい点です。サイトの構造上、PCとスマホで全く異なるデザインのほうがユーザーにとって使いやすいならば、レスポンシブデザインを諦めて、PCとスマホでそれぞれ別のHTMLを持ち、別々のURL(/spなど)にするのは仕方ないかもしれません。
フラットデザイン
フラットデザインは、すでに定着して数年が経ちます。学術的に詳しくは語れませんが、要はコテコテの装飾は省いたシンプルで平面的なデザインのことです。これが現在では主流となっています。
かつて、ボタンのデザインといえば、現実世界のボタンに似せた立体的で装飾が施されたデザインでしたが、このサイトのように、もはやただ四角で囲んでいるだけのボタンも多く見られるのが現在です。サイト全体の配色も、色を多く用いるグラデーションは使わず、単色でまとめています。
ヒーロー
「ヒーロー(ヒーロー画像)」とはトップページのファーストビューで大きく見せる画像のことです。
→OKAMOTOYA
商品やサービス自体、または企業の持つイメージを全面に打ち出す効果があります。ユーザーのモニターの解像度が向上してきたことで生まれたテクニックと言えます。
パララックス
パララックスは、スクロールによって、サイト内のレイヤーに別々の動きをさせて、平面でありながら遠近感を表現する手法です。
実際に動きを見た実際に動きを見たほうがわかりやすいので、上のサイトで動きを確認してみてください。
パララックスは、定義が広く、スクロールに合わせて何らかのパーツを動かすスクロールエフェクトについても、「パララックス」と呼ぶ人もいます。
ハンバーガーメニュー
ハンバーガーメニューは、よくスマホのサイトの右上に配置される三本線のメニューボタンのことです。ハンバーガーに似ているからそう名付けられたそうです。
ロングシャドウ
ロングシャドウはフラットデザインの直後に出てきた手法です。その名の通り、主にアイコンに対して長めの影を付けるデザインです。
海外ではよく見かけますが、日本では使用している例は比較的少ないと思います。フラットデザインが単調すぎるために、「影でも付けるか!でも影もやっぱフラットだよね」というふんわりとした理由で生まれた手法だと言われています。
デュオトーン
デュオトーンもやはりフラットデザインの反動から生まれたと想定されます。
「やっぱグラデーション使いたい!でもフラットデザインも維持したい!」という要求の中で、デュオの意味である2色のトーン(ミドルトーンとハイライトトーン)のみを使ったグラデーションを主に大きめの画像にほどこし、どこか平面っぽさを残しています。普通の写真も妙にドラマチックになるのが面白いです。
マテリアルデザイン
マテリアルデザインは、Googleが唱えているデザインの手法です。2017年はこれで盛り上がりました。
こちらのサイトで詳しく紹介されています。定義の解釈が難しいのですが、ヘッダーやボタンなどサイト上の各パーツに対して現実世界のルールを適応することで、より直感的な操作を実現します。
例えば、上の例では、現実世界のようにヘッダーとボタンには奥行きが表現され、さらに影も付けられています。
他にも、自分の行った操作の結果をわかりやすいアニメーションを用いて、目に見える形で表現されるようにします。
そうすることで、誰しもが直感的に操作できる使いやすいデザインを実現できるという考え方です。
基本的には公式ガイドラインに沿って行われるデザインをマテリアルデザインと言うようです。
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