「月収●●円達成!」だけじゃないWebデザイナーの楽しさを知ってほしい
いまTwitterでは、Webデザイナーの世界がどんなふうに語られているかご存じですか?
「Web制作で月収10万円達成!」
「案件獲得!イエーイ!」
こんな感じで、Web制作はお金を稼ぐ手段としてもてはやされています。
一部には納期を守らなかったり、バックレたりする最低な行為をする人もいるそうですが、たしかにお金を稼ぐこともWebデザイナーの醍醐味です。
でも、僕が一番味わってほしいWebデザインの醍醐味は、
「自分のサイトを作ってユーザーや誰かが喜ぶ姿を見ること」
です。
クライアントのサイトを作ることももちろん楽しいですのが、自分のサイトやブログを作ってみてほしいです。このサイトもそうですね。
最近、Twitterでこんなツイートをしました。
母の書いた筆文字をフリー素材サイトを作って配信してるんだけど、たまに外国の方が「筆文字使わせてもらったよー」って報告してくれる。今回のは文字が立体的でシルバーでかっこいい!日本食レストランで飾ってくれるらしい。母も大喜びだしこういう時サイト作れるスキルあってよかったなーと思う。 pic.twitter.com/DUasuXRAEN
— ねこポン@フリーWebデザイナー (@webdesigner_go) April 20, 2021
母の筆文字作品をフリー素材としてネットでダウンロード可能にしています。サイト『Free Japanese Calligraphy』を3年ほど前に作りました。
たまに外国人の方がこんなふうに素材利用の報告をしてくれます。これがすごく嬉しいです!母も喜んでくれてサイトを作ってよかったなーと思います。
この方はFacebookから報告してくれたのですが、イギリスの日本食レストランの壁の制作で、「日本」という筆文字を使っていただきました。普段は立体物?を制作されている方のようです。ご自身のFacebookページがありました。→ https://www.facebook.com/solidmaps
Posted by Bushiken Karate, Saint-Cyr Dojo on Saturday, May 4, 2019
アメリカの空手道場の胴着のロゴもリクエストがあったので制作しました。「武士拳」という筆文字です。この時は$50で受注しました。…ちょっと安かったな笑。
他にも、「筆文字のタトゥーを入れてみたよー」と写真付きの報告がちょくちょく寄せられます。
こんなふうに、サイトを作ったことで、コミュニケーションが生まれました。ユーザーも母も僕も嬉しいです。
お金を稼ぐことはもちろん大事なことですが、サイトを通してユーザーと交流が生まれることの素晴らしさも味わってほしいです。母の作品もサイトが無ければ基本的には書いて終わりでしたが、サイトを制作して作品を掲載したことで海外の人に知ってもらうことができました。Webサイト制作ってやっぱりいいなぁ!って改めて思います。
どんな自分のサイトを作るか、それが難しいところでもありますが、自分のブログでもいいし、飼い猫の写真や動画を集めたサイトだっていいし、誰か見てくれる人がいるなら何でもいいと思います。ぜひ、余裕ができたら自分のサイト作りに挑戦してみてほしいです。
このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社か教育体制のしっかりしている事業会社に正社員で入社することを強くオススメしています。
やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。
未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』です。ワークポートでも、さすがに未経験の方にWeb制作会社を紹介するのは難しいですが、事業会社のWebデザイナー・フロントエンドエンジニアを紹介してもらえる可能性があります。また、Webデザイナーにこだわらなければ、WebディレクターやECサイト担当者などの求人も多数保有しているため選択肢の幅が広がります。一度面談を受けておきましょう。
また、Web/IT系特化の転職サイト『Green』にも登録しておきましょう。Web系転職の定番サイトです。
「デザインスキルを一気に上げる方法は「レビュー」です。つまりデザインに対するダメ出しを何度もしてもらって直すことを繰り返すことで、デザインスキルは急激にレベルアップします!
これを一番実現しやすいのが会社です。会社なら現場で上司や先輩にサイトやバナーのデザインのレビューをしてもらえるからです。じゃあ就職しておらず未経験のうちはどうすればいいかというと、「レビュー付きのデザインスクールの活用」です。普通のスクールはPhotoshopの使い方やコーディングの基礎を学ぶだけで「デザインスキル」についてはほぼ教えてくれません。レビュー付きのデザインスクールは運営側にも高いデザインスキルが求められるため非常に少なく希少性が高く『fullme』が現在は最高峰だと僕は思っています。「けっきょく、よはく」「ほんとに、フォント」など有名デザイン書籍を手がけるingectar-eの運営です。
僕が駆け出しの頃に『fullme』があれば絶対に受講していました...。デザインスキルを高めたい人はぜひ受講しましょう。
「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
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