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未経験から「デザイナー」になる方法


美大卒でなければ、未経験からいきなり企業所属のグラフィックデザイナーには、ほぼなれません。
Webデザイナーという職を経験してから、紙のデザインを仕事にする方法を紹介します。

未経験OKのグラフィックデザイナーの求人は無かった

「グラフィックデザイナーこそ、真のデザイナーだ!」

一時期、そう盲信している時代がありました。
デザインをしっかり習得するには、まずは紙のデザイナーにならなければならないと思い込んでいたからです。

求職者支援訓練(Webクリエイター科)を卒業したての僕は、複数の転職エージェントに
「お願いだからWebデザイナーじゃなくて、グラフィックデザイナーの案件を紹介してほしい」
と何度も頼みました。

でも、そもそもグラフィックデザイナーの求人数は非常に少ないです。しかも美大にも行かずデザインスキルが乏しかった自分にとって、それは完全に無謀な挑戦でした。
結局、グラフィックデザイナーの求人は一つも紹介されませんでした。そして僕はWebデザイナーになりました。

まずはWebデザイナーになろう

いま振り返ってみると、くだらない悩みだったと思います。

Webデザインは最先端の「デザイン」

なぜなら、Webデザインも、まさしくデザインであること。しかも、インタラクティブで、アニメーションだって可能な最先端のデザインです。

出版業界の縮小もあり、元々グラフィックデザイナーだった方が、現在はWebデザイナーとして活躍しているケースも多いです。幸い僕は最初に入った会社で、優秀な元グラフィックデザイナーのもとでデザインを学べました。
紙とWebという違いはありますが、同じ「デザイン」です。Webデザイナーも当然デザイナーです。

Webデザイナーは紙の仕事もできる

グラフィックデザイナーは紙のデザインしかできません。そういう仕事です。
しかし、Webデザイナーは紙のデザインも仕事にできるのです。

現在、僕は週3日のみ事業会社のインハウスWebデザイナーとして働いていますが、ポスターやパンフレットの制作もしています。デザインスキルの話は置いておいても、Webデザイナーなら紙もWebも両方のデザインができるのです。
もはや、Webや紙という境界を深く考える必要はありません。それはWebデザイナーが「デザイン」と「コーディング」の2分野ができるからです。純粋なデザインもサイト構築も両方できてしまうのがWebデザイナーの最大の長所です。

Webデザイナーの求人数は多い!

無料でWebデザインを学べる国の学校(求職者支援訓練と職業訓練)があります。「Webデザイナー科」があるので、3〜6ヶ月かけてWebデザインの基礎を習得しましょう。そしてWeb制作会社に入社し、2年ほど働けばデザインとコーディングで一人立ちできるレベルになります。
Webデザイナーになる方法はこちらに書きました。
業界未経験からWebデザイナーになるためのベストなステップ

Webデザイナーの求人は、グラフィックデザイナーに比べると圧倒的に多いです。
業界未経験でもWebデザイナーの正社員職が見つかる転職エージェントの『ワークポート』『Webist』を利用して、Web制作会社を紹介してもらいましょう。スキルレベルや年齢によって制作会社の紹介が難しければ、教育体制がしっかりしている事業会社を選びます。Webデザイナーとしてデザイン力とコーディング力を高められる会社に入りましょう。

事業会社のインハウスデザイナーとして紙のデザインをやろう

Web制作会社を卒業後してから、よくある転職パターンが、「インハウスのWebデザイナーに転職」です。つまり、一般の事業会社の社内Webデザイナーになります。
過酷な環境の制作会社に疲れて、わりとゆったりと働ける事業会社に転職するWebデザイナーは多いです。僕もこのパターンです。

中小の事業会社では、Webデザイナーがクリエイティブ担当として、ポスターやパンフレットなど紙の制作物を作ることはよくあります。単純に社内にデザインができる人間が少ないのも理由ですが、ある程度のデザインレベルのあるWebデザイナーなら、紙のデザインも問題なくできるからです。
アパレルの事業会社で働く僕もWebデザイナーでありながら、ポスターやチラシを作ることがあります。

『ワークポート』『Webist』から事業会社を紹介してもらいましょう。選択肢を可能な限り欲張りに増やして、自分が本当に行きたい会社を選び出すことが大事です。自分がやってみたいデザインができそうな事業会社を見つけられたら素敵です。

グラフィックデザイナーに固執しないで広い視野を

そんなふうにして、グラフィックデザイナーになれなかった僕ですが、いまは紙のデザインをすることもあります。
デザイナーになりたい方は、グラフィックデザイナーになることだけに固執しないようにしましょう。まずは、Webデザイナーになることも検討してみましょう!

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』『Webist』の2つです。
※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

コラム②:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。

ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。

他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。

この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。

参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

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