【面接対策】Webデザイナーの志望動機の伝え方と例
志望動機は、相手に思いの込もったラブレターを渡すのと似ています。感情を動かして相手の懐に入って、自分が相手に最適な存在であることを伝えます。
つまり、相手のことを知っている・ほめる・自分が相手に合っているの3つを伝える必要があります。一つずつステップで解説します。
1. 相手のことを知っている
とにかく可能な限り会社のことに詳しくなっておきます。会社の良い点をいっぱい見つけます。面接を受ける企業のWebサイトを見て、業務内容・制作実績・雰囲気をチェックします。別のサイトで社長のインタビューが掲載されていたら、そういう情報も読んでおきます。
志望動機を伝える際は、自分が知っている情報や自分との関わり(「実際に御社のECサイトで商品を買っています」など)を伝えて、「弊社のことをちゃんと調べてくれてるのね!弊社のこと好きなのね!」と思わせます。でもここまではみんな普通にやることです。次以降が大事です。
2. ほめる
上で会社の良い点を見つけたら、ほめます。相手の自尊心をくすぐるようにほめます。デザインのクオリティをほめたければ、ただ「美しいです」というだけではなく、「美しさに加えてユーザーの使いやすさを考慮していて、売上などの成果までをも考え尽くしたデザインだといつも感動しております」という具合です。
3. 自分が相手に合っている
最後に、自分がふさわしいスタッフ候補だと伝える必要があります。1と2だけだと、ただのファンで終わってしまうからです。ラブレターや告白でいうところの「一生幸せにします」的なコメントです。
前職で営業やマーケティングなどをやっていてWebのスキル+αの貢献ができそうなら、「今以上に成果を出せるデザインをアクセス解析やA/Bテストも駆使して挑戦していきたいです!」と言えますが、特にそういったバックグランドが無い未経験からのWebデザイナーだと、熱意と素直さで押し切ればいいと思います。ピュアないいやつ感を出して「御社でぜひ働かせていただきたいです!当たり前なんですが一生懸命がんばります!」と、「!」が伝わるように微笑みながら言えば大丈夫です。「付き合ってください!」と伝えるような気持ちです。結局、スキルが未熟だとしても、この人と一緒に働きたいと思わせたら勝ちです。
志望動機の例
「女性向けのECサイトのデザインをやりたいとずっと思っていたところ、御社が求人募集をしていることを知りました。実は何度か購入させていただいています。サイトのデザインテイストがターゲットと想定される20代後半女性にピッタリだと思っていまして、いつも魅入っておりました。サイトだけでなく、バナーやキャンペーンサイトのレベルも非常に高くて、美しさだけではく、使いやすくユーザービリティも考慮されていて、売上などの成果を出すことも重視されているのでは?といつも感動しております。まだ、未熟者なのですが、デザインのレベルの高さと成果を追い求める姿勢を兼ね備えた御社で、ぜひ何か関わらせていただければ幸せだと感じて、応募させていただきました。」
このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社か教育体制のしっかりしている事業会社に正社員で入社することを強くオススメしています。
やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。
未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』です。ワークポートでも、さすがに未経験の方にWeb制作会社を紹介するのは難しいですが、事業会社のWebデザイナー・フロントエンドエンジニアを紹介してもらえる可能性があります。また、Webデザイナーにこだわらなければ、WebディレクターやECサイト担当者などの求人も多数保有しているため選択肢の幅が広がります。一度面談を受けておきましょう。
また、Web/IT系特化の転職サイト『Green』にも登録しておきましょう。Web系転職の定番サイトです。
「デザインスキルを一気に上げる方法は「レビュー」です。つまりデザインに対するダメ出しを何度もしてもらって直すことを繰り返すことで、デザインスキルは急激にレベルアップします!
これを一番実現しやすいのが会社です。会社なら現場で上司や先輩にサイトやバナーのデザインのレビューをしてもらえるからです。じゃあ就職しておらず未経験のうちはどうすればいいかというと、「レビュー付きのデザインスクールの活用」です。普通のスクールはPhotoshopの使い方やコーディングの基礎を学ぶだけで「デザインスキル」についてはほぼ教えてくれません。レビュー付きのデザインスクールは運営側にも高いデザインスキルが求められるため非常に少なく希少性が高く『fullme』が現在は最高峰だと僕は思っています。「けっきょく、よはく」「ほんとに、フォント」など有名デザイン書籍を手がけるingectar-eの運営です。
僕が駆け出しの頃に『fullme』があれば絶対に受講していました...。デザインスキルを高めたい人はぜひ受講しましょう。
「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
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