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ポートフォリオに掲載する作品のアイデアが浮かばない?アイデア出しの方法

ポートフォリオサイト自体の作り方はわかった!……でもそこに掲載するWebサイトの作品のアイデアが浮かばないんです。
そんな方へのアイデア出しの方法を紹介します。ここで言う「アイデア」とは、サイトのデザイン(配色やレイアウトなど)を指します。

なぜサイトのアイデアが浮かばないのか?
それは自分の中に引き出しが無いからです。
プロは何度もサイトを作っているので、サイトのデザインの情報が頭の中にいっぱいあります。だから新しいサイトを作ろうと思った時に、ジャンルに合わせて、配色や構成などを自然と思いつくことができるのです。

ここでは、未経験の方がサイトのアイデアを出すための引き出しの作り方、次にUI/UXの導き方に軽く触れて、最後に具体的に架空サイトのアイデアを出す方法を紹介します。

アイデアの引き出しを作る方法

配色や見た目の引き出しを増やすには、ギャラリーサイトを見まくることから始めます。ギャラリーサイトとは、優れたサイトデザインが掲載されているサイトです。


こちらは、『1GUU』という僕もよく見るギャラリーサイトです。

他にも↓のギャラリーサイトをよく見ます。ブックマークしておきましょう。
https://muuuuu.org/
https://lp.webdesignclip.com/
https://sankoudesign.com/

既存の優れたサイトデザインを見ることで、自分の中に漠然とあるイメージが明確になってきます。配色や見た目の参考になります。

例えば工業系の企業サイトをデザインしようと思ったら、この工業カテゴリのページに掲載されているデザインを見て参考にします。
https://muuuuu.org/category/industry/company

ひまがあれば、いつもギャラリーサイトを見るようにしましょう。もちろん模写もデザインの引き出しを増やす上で良い方法です。自分が作りたい!と思えるサイトをギャラリーサイトで見つけたら、PhotoshopやXDで模写をしてみましょう。配色やフォントサイズなど学ぶことがたくさんあるはずです。

UI/UXへの理解も深める

ただ、UXを考慮したUI(ユーザーがサイトで充実した体験をするためのユーザーインターフェースの設計)は、また違うステップが必要です。UI/UXとは、なんだかおおげさな表現ですが、ユーザーの体験を充実したものにするために、サイトの最適なレイアウトを考えることですね。どんな配色やレイアウトにしたらそのサイトの効果(売上や申込数など)が出るか?ということです。

これを実現するために、きちんと「サイトで宣伝する商品やサービスの特徴」「そのサイトをどんなユーザーが見るのか?」「ユーザーにとってのゴールは何なのか?」などを理解する必要があります。クライアントとその先のユーザーの特徴と要望をしっかり理解することです。

例えば、宣伝したい商品のビジュアルが重要なら、サイトのメインビジュアルをドーーンと大きく配置する必要がありますし、年配の方が多いのならフォントサイズは少し大きめの方が良いとか、商品がポップで明るいイメージなら、暖色系の配色を使うとか、そんなふうにある程度は自然とデザインが決まってきますよね。

UI/UXは非常に深い分野です。ユーザーインタビューやカスタマージャーニーマップなど、様々な手法があります。今はあまり深入りする必要はないです。僕はUI/UXは思いやりだと思っています。思いやりはただの主観で的はずれな場合もありますが、サイトを見てくれる人がどうしたら喜んでくれるか、思いやりを持ってサイトを設計しましょう。今はそれだけ忘れなければ大丈夫です。

具体的にアイデアを出す方法

とはいえ、これを読んでいるのは勉強中の方が多いので、架空サイトを作ることになると思います。具体的に架空サイトのデザインを考えるステップを紹介します。

1. まずは、ジャンルを決めましょう!

まずこの「サイトのジャンル」を決める時点でつまづく人も多いです。

基本的には、「コーポレートサイト」を作れば間違いないです。企業のサイトのことですね。実案件で一番多く作ることになるサイトです。ただ、架空のコーポレートサイトはその会社の事業を考える必要がありますよね…..。それが地味に面倒です。
なので、コーポレートサイトが一番いいのですが、思いつかないならカフェやジムなど自分が作りやすいジャンルで作りましょう。

架空サイトのジャンルのメモです。このへんが一般的なジャンルでしょうか。

  • コーポレートサイト
  • ECサイト(雑貨・ファッションなど)
  • カフェ
  • ジム
  • 旅館・ホテル
  • 美容(化粧品やメイク道具など)
  • 病院・クリニック
  • 学校・幼稚園
  • 士業(税理士・弁護士など)

今回は「ジム」を選びます。パーソナルジムのサイトのデザインを作るとします。

2. Googleでパーソナルジムのサイトを検索する

今回はGoogleで検索して、参考になるパーソナルジムサイトを探すことから始めます。もちろんギャラリーサイトに掲載されているパーソナルジムのサイトを見てもいいです。

3.「BEYOND」というパーソナルジムのサイトを見つける

https://beyond-gym.com/
「パーソナルジム」で検索して1ページめで「BEYOND」というパーソナルジムを見つけました。1ページめというのが重要です。検索上位に表示されているということは、サービスの知名度があることはもちろんですが、SEOも考慮したコンテンツの配置に優れているサイトと言えます。

4. サイトのレイアウトを見て観察する

上からゆっくり見ていきましょう。


上から、

メインビジュアルドーーンで顧客満足No.1をアピール、そのすぐ下に最新情報のお知らせ欄を設置しサイトがアクティブであることを伝える、
スクロールすると男性と女性の完璧な体の写真を見せて目的達成の「結果」の状態を見せつけてユーザーにヨダレを出させて、次に選ばれる理由を3つ見せてちゃんと「結果」の状態になれることを説得して、次にさらに説得材料として優秀なトレーナーを紹介してうんぬん…

という構成です。かなり説得力のある構成です。「あぁなるほど!パーソナルジムってこういう構成でサイトを作ればいいのか〜」と参考にできます。ライザップだと黒背景に金!というイメージが強いですが、その他のパーソナルジムサイトは意外とシンプルな配色であることにも気づきます。

5. 他のパーソナルジムのサイトも見まくって観察する

サイト一つだけじゃ足りないです。少なくとも5つくらいはパーソナルジムのサイトを見つけて観察しましょう。配色やレイアウトなど目立つ点をメモするのも有効です。たくさん観察して言語化することで、頭の中に「パーソナルジムといえばこんな配色や構成」というイメージが固まってきます

6. 自分でパーソナルジムのサイトデザインを作る

そして、自分のオリジナルの架空のパーソナルジムを作り始めましょう!行き詰まったらまたパーソナルジムのサイトを観察します。そこには先人の知恵が詰まっています。

こんな感じです。

なので、まずは自分が作りたいサイトのジャンルを決めたら、そのジャンルのサイトを見まくることです。見て観察しましょう!イメージが固まってきたら、手を動かして自分のサイトを作ってみましょう!

ポートフォリオ作り、楽しみながらがんばっていきましょう^^

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、
本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社すること
を強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』『Webist』の2つです。 ※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

『ワークポート』公式サイトへ 『Webist』公式サイトへ
コラム②:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

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参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

無料のプログラミング学校『プログラマカレッジ』の詳細を読む
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  • 管理人(ねこポン)について

    週3日だけ会社で働く30代前半ウェブデザイナーです!
    インテリ風&仕事できる風を醸し出す腕前では右に出る者はいませんが、電話すら怖くて取れないし、無断欠勤してしまい自宅に警察が来たほどのコミュ症ポンコツ人間です。
    現在Web業界5年目。事業会社とWeb制作会社のウェブデザイナーを経て、フリーランスになりました。

    ★ 僕の20代まるごと黒歴史ストーリー

    最近ちょこっと『月曜から夜ふかし』に出演しました↓

    ★ 『月曜から夜ふかし』にちょこっと出演したら『BizSPA!』さんにインタビューしてもらいました!

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    スクール23校をまとめました!Webデザインスクール一覧

    おすすめのWebデザインスクール一覧

    おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    求職者支援訓練
    ハロートレーニング
    無料
    (教材費のみ)
    通学
    (約6ヶ月/週4〜5日)
    Webデザイン ハローワークによるサポート
    プロによる総評

    一番おすすめのスクールは国の運営する求職者支援訓練(ハロートレーニング)です。授業料が無料!しかも約6ヶ月という期間がWebデザインの基礎スキルを習得するのに十分な長さです。僕自身も求職者支援訓練を経てWebデザイナーになりました。
    東京にはWebデザイナー系の訓練校は6校ほどあり、各地域にも1〜3校ほどは見つかるため、どんな人も通いやすいのもおすすめのポイントです。
    ふだん税金を払っているので、このようなスクールはしっかり活用させてもらいましょう笑。


    失業保険が受給できる方は職業訓練がおすすめです。期間が約3ヶ月と短くやや理解が浅くなる点は不安ですが、復習や独学で補えれば問題ありません。最近は数は2校ほどで少ないですが6ヶ月コースも登場しました!
    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    デジタルハリウッド
    有料
    (¥591,800)
    通学
    (6ヶ月)
    Webデザイン 実務経験ゲット/就職サポートあり
    プロによる総評

    デジタルハリウッドことデジタルハリウッドは、求職者支援訓練か職業訓練に通えない場合に次に検討するド定番のスクールです。動画授業×マンツーマン指導なので仕事との両立も可能です。僕の知り合いのWebデザイナーもデジハリの出身者が多いです。プランは「Webデザイナー専攻 超実践型 就職・転職プラン」がオススメ。「お仕事TRYプログラム」で在学中に実際のクライアントの仕事が体験できるので実案件をポートフォリオに掲載できます!未経験の人が転職活動で直面する実務経験が無くて採用されづらい壁を突破できます。

    詳しくはこちら

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    LIG
    有料
    (¥495,000 〜)
    通学
    (6ヶ月)
    Webデザイン 転職サポートあり
    プロによる総評

    超有名Web制作会社LIGによるWebデザインスクールです。上で紹介したデジハリ(デジタルハリウッド)のLIGコラボのスクールです。学習スタイルはデジハリと同じで動画授業×マンツーマン指導です。LIGが運営するオウンドメディアやYouTubeチャンネルの画像を課題として作ったり、実際にLIGの現役デザイナーが制作したデザインを見本にした課題があったりと、LIGが好きな人やスクールがある首都圏にお住まいの方にオススメのスクールです。興味がある人はデジハリとLIGの両方の無料カウンセリング(説明会)を受けてみて比較してみましょう。

    詳しくはこちら

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    デイトラ
    有料
    (¥99,800〜)
    オンライン
    (90日間/質問期間は1年)
    Webデザイン なし
    プロによる総評

    『デイトラ』はコスパの高いオンライン完結型のWeb制作スクールです。格安ながらもデザインとコーディングのレビュー(添削)が受けられます。人気急上昇中でTwitterで受講生のツイートを見ない日はありません。「課題 + 課題のレビューあり + 質問し放題」というサービスを提供しています。

    デザイン力とコーディングスキルはレビューをしてもらってこそ急速に成長するため、オススメのスクールです。というか今のところ低価格で他にデイトラのようなスクールが存在しないんですよね...。通学式のスクールに40、50万円も払う余裕はないけど、デザインやコーディングのレビューはしてほしい!という方はデイトラを受講しましょう。

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    デザインを重点的に学びたい方は「Webデザインコース」、コーディングスキルを高めたい方は「Web制作コース」を受講しましょう。

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    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    プログラマカレッジ
    無料 オンライン プログラミング あり
    プロによる総評

    『プログラマカレッジ』は20代限定のオンラインの完全無料のプログラミングスクールです。無料なのでエンジニアになりたい方はぜひ挑戦してみてください。スクール側は就業先の企業からお金をもらうことで無料で運営をしています。とはいえ授業の質は高いと評判です。『プログラマカレッジ』の卒業生による体験談記事はこちらです。

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    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    無料PHPスクール(ドリームシアター)
    無料
    (デポジットあり)
    通学 プログラミング あり
    プロによる総評

    こちらも上で紹介した『プログラマカレッジ』と同様の完全無料のプログラミングスクールです。特徴的なのはオンラインではなく通学式で、学習するプログラミング言語をPHPに絞っている点です。PHPはがっつりプログラミング言語である一方で、ECサイト構築やWordPressで使われるなどWeb系と親和性が高い言語なので、Web系の会社で働きたい人にはこのスクールがオススメです。23日間という短期間でハードめなカリキュラムな分、未経験でも内定2社を保証してくれます!校舎がある池袋に通学できる方が対象です。

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