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Googleアナリティクスとは?基本の使い方を覚えよう

Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。サイトのアクセス数やユーザーの平均滞在時間などをチェックできます。企業のサイトなら入れていないところはほぼ無いくらいの定番ツールです。
Googleアナリティクスは現場では略して「GA」とか「アナリティクス」と呼ばれています。
Googleアナリティクス公式サイト

導入方法はこちらの記事を参考にしてください。とてもわかりやすいです!
Googleアナリティクス登録・設定手順【これさえ読めばOK!】

事業会社(自社サービスを持つ会社)で働くWebデザイナーなら、自社サイトやバナーの改善のために、日々Googleアナリティクスを見る必要があるかもしれません。

Googleアナリティクスは機能がかなり豊富ですが、ここでは、最低限押さえておきたい定番機能に絞って解説します。

Googleアナリティクスの画面を解説


こちらが、Googleアナリティクスの画面です。僕のサイト『オモシロ英会話』の解析データ(過去30日分)です。

日毎のセッション数(訪問者数)がグラフで表示されています。グラフの下には、ユニークユーザー数やPV、直帰率などがまとめられています。各用語は後ほど説明します。この画面は、左のメニューの「ユーザー」→「概要」からチェックできます。よく見る画面の一つです。


Googleアナリティクスでよく見るのは、この赤枠で囲った部分です。「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」の4つの項目です。簡単に各項目を説明します。これらの項目を知っておくだけで基本は押さえたようなものです。

「ユーザー」項目

この項目では、ユーザーの市町村や見ているブラウザ、デバイス(PCかスマホか等)などのユーザー情報が見られます。設定によっては、もちろん推定ですがユーザーの年齢層と性別までわかります。

「集客」項目

ユーザーがどこから来たのかをチェックできます。検索なのか、どこか別のサイトのリンクなのか、それとも直接来たのかなど、あるいは、どんなキーワードで来たのかなど、ユーザーが来た経路を調べられます。

「行動」項目

ユーザーがサイトのどこを見たのかがわかります。ユーザーが見たページ一覧や、そのページのアクセス数などが見られます。「イベントクリック」という機能をテキストリンクや画像リンクに設定した場合、この項目の中の「イベント」で、クリック数が見られます。

「コンバージョン」項目

コンバージョンとは、成果のことです。この項目は、あらかじめコンバージョンを設定しないと機能しません。
例えば、サンキューページ(商品の購入完了ページ)のアクセスをコンバージョンとして設定することで、商品が売れたことを示すコンバージョン数や、ユーザーがサイト内のどのページを経由してコンバージョンに至ったかのフローを見ることができます。

各用語の解説

最初の頃は、僕はセッション数とページビュー、ユニークユーザーの違いがよくわかりませんでした。Googleアナリティクスで使う、わかりづらいWebマーケティング用語を解説します。

気になるのは適正値ですよね。ページビュー数はどれくらいあればいいのかや、直帰率は何パーセントなら低いといのか。このへんは合わせて紹介します。

セッション数

セッション数は、訪問者数や訪問回数であるとよく説明されます。一人のユーザーが何回訪問したかを表します。Googleアナリティクスの場合は、30分間隔で回数をカウントします。つまり、一人のユーザーが一度訪問し、再度30分後以降に訪問すると、2セッションになります。しかし、30分以内に再度訪問したとしても1セッションのままです。

ユーザー(ユニークユーザー)

これはわかりやすいですね。重複しないユーザーの数です。純粋なユーザー数ですね。

ページビュー

PVとよく呼ばれますが、ページが見られた数ですね。PVはサイトの価値を示す指標としてよく使われます。

10万PVを超えるブログやサイトはかなり優秀と言えます。上に載せた僕の英会話サイトは約15000PVですね。個人が運営するサイトとしては決して低くはない数値ですが、有名ブロガーになると、10万~100万PVになってきます。100万PVというのは一つの到達点ですね。ここまで行くとサイトに広告を貼るだけで生活ができるレベルです。
一般的な企業のサイトは2千~5万PVほどかと思います。あくまで僕の経験と感覚ですが。

ページ/セッション

1セッションが見た平均のページ数です。一人のユーザーが平均で何ページ見たかですね。
この数値が低いと「サイトの回遊性が悪い」とよく言われます。記事ページの場合なら、関連記事を表示したり、記事内リンクを設置するなど、回遊性を高める改善策が必要とされます。

この数値が「1ページ」だと少ないですね…。3ページ以上あると優秀だと思います。

平均セッション時間

1セッションが平均どれくらいの時間サイトに滞在したかを示します。

上で見せた画面の平均セッション時間は1分11秒ですね。3分以上あれば優秀だと思います。

直帰率

ユーザーがそのサイトかページだけを見て離脱した率ですね。つまり80%なら、10人中8人はそこを見た後に、別のサイトに行ったか、ブラウザを閉じたということになります。

60%以下ならかなり優秀なんじゃないでしょうか。僕の英語サイトは82%ですね…。

逆引きにも使えるGoogleアナリティクスの入門本

Googleアナリティクスにだんだん慣れてくると「あれ、こんな数値は調べられるのかな?」「このページを見ている人の地域を知りたい」など、さらに深掘りしたくなってきます。

そんな疑問を逆引きで調べられる本が『できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ240』です。入門用にも最適なので、ぜひ読んでみてください。なんとKindleUnlimited(月額980円)なら無料でこの本読めちゃいます。

コラム①:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。

ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。

他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。

この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。


参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

無料のプログラミング学校『プログラマカレッジ』の詳細を読む
コラム②:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、
本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社すること
を強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強いWebistです。 ※現在はコロナの影響でWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

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コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

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  • 管理人(ねこポン)について

    週3日だけ会社で働く30代前半ウェブデザイナーです!
    インテリ風&仕事できる風を醸し出す腕前では右に出る者はいませんが、電話すら怖くて取れないし、無断欠勤してしまい自宅に警察が来たほどのコミュ症ポンコツ人間です。
    現在Web業界5年目。事業会社とWeb制作会社のウェブデザイナーを経て、フリーランスになりました。

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    スクール23校をまとめました!Webデザインスクール一覧

    おすすめのWebデザインスクール一覧

    おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    求職者支援訓練
    ハロートレーニング
    無料
    (教材費のみ)
    通学
    (約6ヶ月/週4〜5日)
    Webデザイン ハローワークによるサポート
    プロによる総評

    一番おすすめのスクールは国の運営する求職者支援訓練(ハロートレーニング)です。授業料が無料!しかも約6ヶ月という期間がWebデザインの基礎スキルを習得するのに十分な長さです。僕自身も求職者支援訓練を経てWebデザイナーになりました。
    東京にはWebデザイナー系の訓練校は6校ほどあり、各地域にも1〜3校ほどは見つかるため、どんな人も通いやすいのもおすすめのポイントです。
    ふだん税金を払っているので、このようなスクールはしっかり活用させてもらいましょう笑。


    失業保険が受給できる方は職業訓練がおすすめです。期間が約3ヶ月と短くやや理解が浅くなる点は不安ですが、復習や独学で補えれば問題ありません。最近は数は2校ほどで少ないですが6ヶ月コースも登場しました!
    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    LIG
    有料
    (¥450,000 〜)
    通学
    (6ヶ月)
    Webデザイン 転職セミナーあり/LIGへの採用実績もあり
    プロによる総評

    金銭的に余裕があればLIGを検討しましょう。超有名Web制作会社LIGによるWebデザインスクールです。現役のプロデザイナーが講師で、Mac&デュアルディスプレイという最新設備で学べます!LIG運営のコワーキングスペースも無料で使い放題。生徒のレベルによってはLIGへの就職も可能です。

    詳しくはこちら

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    デイトラ
    有料
    (¥89,800〜)
    オンライン
    (90日間/質問期間は1年)
    Webデザイン なし
    プロによる総評

    『デイトラ』はかなりコスパの高いオンライン完結型のWeb制作スクールです。格安ながらもデザインとコーディングのレビュー(添削)が受けられます。人気急上昇中でTwitterで受講生のツイートを見ない日はありません。「課題 + 課題のレビューあり + 質問し放題」というサービスを提供しています。

    デザイン力とコーディングスキルはレビューをしてもらってこそ急速に成長するため、かなりオススメのスクールです。というか今のところ低価格で他にデイトラのようなスクールが存在しないんですよね...。通学式のスクールに40、50万円も払う余裕はないけど、デザインやコーディングのレビューはしてほしい!という方はデイトラを受講しましょう。

    Twitter内にはデイトラの受講生がかなり多くいるので、一緒に学習を頑張る仲間も見つけられます。

    デザインを重点的に学びたい方は「Webデザインコース」、コーディングスキルを高めたい方は「Web制作コース」を受講しましょう。

    詳しくはこちら

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    Famm
    有料
    (¥162,800)
    オンライン
    (1ヶ月)
    Webデザイン なし(案件獲得サポートあり)
    プロによる総評

    ママさん専用Webデザインスクールです。現在はコロナでライブ配信授業が中心です。なんと授業中は自宅にシッターを手配してくれるのでしっかり集中できます。受講期間は1ヶ月で5日間という超短期間なので、忙しいママさんでも時間を確保しやすいです。生徒はママさんだけなので、ママさん同士の交流も楽しめます。

    詳しくはこちら

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    CodeCamp
    Webデザイン副業コース
    有料
    (¥148,000 〜)
    オンライン
    (2ヶ月〜)
    Webデザイン キャリア支援あり
    (就職エージェントの紹介)
    プロによる総評

    CodeCampはオンラインのWebデザインスクールです。低価格ながら講師から直接指導とフィードバックを受けられるのが最大の特長です!おすすめのコースは「Webデザイン副業コース」。コスパ重視で講師と対話しながら学びたい人に最適なスクールです。

    詳しくはこちら

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    プログラマカレッジ
    無料 オンライン プログラミング あり
    プロによる総評

    『プログラマカレッジ』は20代限定のオンラインの完全無料のプログラミングスクールです。無料なのでエンジニアになりたい方はぜひ挑戦してみてください。スクール側は就業先の企業からお金をもらうことで無料で運営をしています。とはいえ授業の質は高いと評判です。『プログラマカレッジ』の卒業生による体験談記事はこちらです。

    詳しくはこちら

    スクール名 料金 授業形式 ジャンル 就職支援

    無料PHPスクール(ドリームシアター)
    無料
    (デポジットあり)
    通学 プログラミング あり
    プロによる総評

    こちらも上で紹介した『プログラマカレッジ』と同様の完全無料のプログラミングスクールです。特徴的なのはオンラインではなく通学式で、学習するプログラミング言語をPHPに絞っている点です。PHPはがっつりプログラミング言語である一方で、ECサイト構築やWordPressで使われるなどWeb系と親和性が高い言語なので、Web系の会社で働きたい人にはこのスクールがオススメです。23日間という短期間でハードめなカリキュラムな分、未経験でも内定2社を保証してくれます!校舎がある池袋に通学できる方が対象です。

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    Web制作会社を歩き回れるゲームを作ってみました!ぜひ探検してみてください。(注意:音が出ます!)

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