おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
無料コーディング練習所【入門編】の学習ページです。
シンプルなカフェサイトのトップページを作ってみましょう。レスポンシブ対応もします。1ページのみです。
「デザインデータ」と「完成版コーディングデータ」を無料でダウンロード可能です。
デザインデータ(XD/5.4MB)
完成版コーディングデータ(ZIP/328KB)
実際のコーディング例はこちらです。わからない箇所は解答例として参考にしてみてください。
コーディング例
Progateやドットインストールを終えたばかりの人に最適な一番簡単なレベルです。
作業フォルダを作る/XDから画像を書き出す/レスポンシブ対応/リセットCSS/ボタンの作り方/picture要素による画像の切り替え/Live Serverの使い方/HTMLエラーチェッカーの使い方/パーフェクトピクセルの使い方
viewport/header/footer/main/nav/a/img/div/ul/li/margin/padding/opacity/font-size/line-height/font-family/font-weight/color/letter-spacing/text-align/flexbox/transition/border-radius/picture/srcset/width/max-width
デザインデータ(XD/5.4MB)
入門編では、XD内に「書き出し用の画像」を用意しています。こちらの画像を書き出して使用してください。
完成版コーディングデータ(ZIP/328KB)
コーディング済みのファイル一式です。
コーディングが初めての方はいきなりコーディングをするのは難しいかもしれません。まずは、このデータを参考にしながらコーディングをしてみてください。
入門編のコーディングファイル一式では、理解しやすいように非常にシンプルな書き方のコーディングをしています。CSSが破綻しやすい内容になっています。保守性と拡張性の高いCSS設計のコーディングについては次の【初級編】で扱います。
デザインカンプから必要な画像を書き出してコーディングします。
まだコーディングに不慣れな方は、この下の解説を読みながらコーディングをしていきましょう。
また、コーディング例を見たり、完成版コーディングデータをダウンロードして参考にしてください。
進捗をTwitterで、 #無料コーディング練習所 のハッシュタグ付きでツイートしていただければ、いいねやRTをさせていただきます。
こちらのデザインをコーディングしたものはポートフォリオやブログへ掲載していただいてOKです。XDのデザインもご自身で改変していただき、オリジナルのデザインを作ってポートフォリオに掲載していただいてかまいません。掲載する際は『無料コーディング練習所』へリンクを貼るようお願いいたします。
デザインを変えず再配布や販売する行為は禁止です。
では、サイトを作っていきましょう!
作業ファルダはどこに作ってもいいですが、「htdocs」というフォルダを作ってそこに作業フォルダを置くケースが多いです。htdocsはHyperText documentsの略です。Webサーバーもhtdocsというフォルダを採用していることが多いので、ローカル(自分のPC内)でも同じようにhtdocsフォルダを作ってみましょう。もちろんどんな名称でも問題ありません。
僕の場合はMacで以下のフォルダにhtdocsフォルダを置いています。
/Users/necopon/htdocs
「necopon」というユーザー名のフォルダの中ですね。
そして、htdocsの中に「sky-coffee」フォルダを作ります。
/Users/necopon/htdocs/sky-coffee
「sky-coffee」フォルダの中身を作っていきましょう。フォルダの構造です。
sky-coffee
├── css
│ └── destyle.css
├── images
│ ├── concept.jpg
│ ├── icon_arrow-right.png
│ ├── logo-white.png
│ ├── logo.png
│ ├── pc_main-visual.jpg
│ ├── sp_main-visual.jpg
│ ├── thumbnail01.jpg
│ ├── thumbnail02.jpg
│ ├── thumbnail03.jpg
│ ├── thumbnail04.jpg
│ ├── thumbnail05.jpg
│ └── thumbnail06.jpg
├── index.html
└── style.css
このような構造にしましょう。
一番下のindex.htmlとstyle.cssを作りましょう。もちろんまだ中身は空です。
「css」フォルダを作りましょう。「css」フォルダ内にdestyle.cssというファイルを入れます。これはリセットCSSの一つです。destyle.cssはdestyle.cssの公式サイトからダウンロードし、「css」フォルダに入れてください。
リセットCSSはブラウザによるCSSのデフォルトの設定や、ブラウザ間の表示の差異を無くしたり調整をしてくれます。リセットCSSにはdestyle.cssの他に、ress.cssやNormalize.css、sanitize.css等があります。【上級編】ではress.cssを使用しています。
次に、imagesフォルダに画像を入れていきます。
imagesフォルダに入れる画像をXDから書き出します。デザインカンプのXDを開いてください。
赤い枠で囲っているのが書き出し用の画像です。
このデザインカンプでは各画像にすでに書き出し設定がされているので、「ファイル」→「書き出し」→「すべての書き出し対象…」をクリックするだけで書き出しが可能です。「JPG」を指定して書き出しましょう。
ちなみに書き出し用の画像はSP版(スマートフォン版)の画面に対応するため大きめになっています。スマートフォンの画面は高解像度のため基本的には2倍サイズで書き出します。ここではiPhoneXの画面幅375pxを基準として、その2倍の横幅750pxにしています。これでスマートフォンでも綺麗に表示されます。
ヘッダーとフッターのロゴデータのみJPGではなくPNGで書き出したいので、ロゴを選択した状態で、Cmd(Crtl)+Eを押して上のように「PNG」を指定して書き出します。フッターのロゴ画像も同様の方法で書き出しましょう。
書き出した画像たちをimagesフォルダに入れます。これで作業フォルダが完成しました。
完成した「sky-coffee」フォルダをVSCodeのProject Managerで管理するようにします。これは僕がやっている我流の方法?なので、ちょっとわかりづらかったらすみません…。
「sky-coffee」フォルダをドラッグしてVSCodeの画面にドロップします。すると、左にフォルダの中身が表示されます。ここで、Cmd(Crtl)+Shift+Pを打ちます。右の入力欄に「Pro」と打つと、一番上に「Project Manager:Save Project」が表示されます。Enterキーを押して、そのままの名前で保存をします。これで「sky-coffee」がProject Managerに入りました。
左上のProject Managerフォルダアイコンをクリックすると、ProjectManagerで管理されているフォルダの一覧が表示されます。これは僕のVSCodeです。「sky-coffee」も入っていますよね。このようにProjectManagerがあれば、複数のサイトを一覧表示で管理しやすくなります。「sky-coffee」をクリックすると、フォルダの中身が表示されるので、そこからコーディングを開始できます。
では、HTML部分から書いていきましょう。index.htmlを開いてください。
一番上から書いていきます。HTMLを記述していくことをマークアップと呼びます。基本的にはまずはHTMLを全部書いた後でCSSを書いていきます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1">
<title>Sky Coffee</title>
<link href="css/destyle.css" rel="stylesheet" />
<link href="style.css" rel="stylesheet" />
</head>
<body>
</body>
</html>
2行目でhtmlタグにlang=”ja”を指定しています。langはlanguageの略で、jaはJapaneseの略です。このサイトが日本のサイトであることを検索エンジンに示しています。
4行目のviewportはレスポンシブのコーディングに必要な記述です。基本的にはこの通りに記述すればOKです。詳しく仕組みを知りたい方は「viewport」でGoogle検索して調べてください。
7行目で、リセットCSSのdestyle.cssを読み込んでいます。
8行目でこちらで記述していくCSSファイルのstyle.cssを読み込んでいます。
続いてbodyタグ内にheaderを記述しましょう。
<body>
<!-- header -->
<header class="header">
<h1 class="logo">
<a href="#"><img src="images/logo.png" alt="SKY COFFEE"></a>
</h1>
</header>
<!-- /header -->
ヘッダー部分にはheaderタグを使用しましょう。
<!– header –>はコメントアウトです。この部分がheader部分であることがわかりやすくしています。もちろん必須ではありません。
<!-- main-visual -->
<div class="main-visual">
<picture>
<source media="(min-width: 768px)" srcset="images/pc_main-visual.jpg">
<img src="images/sp_main-visual.jpg" alt="複数の青いカップのコーヒー">
</picture>
</div>
<!-- /main-visual -->
pictureタグが登場しました。この記述方法で、ブラウザ幅が768px以上の場合はpc_main-visual.jpgを表示して、それ以外の場合はsp_main-visual.jpgが表示されます。
<!-- global-nav -->
<nav class="global-nav">
<ul>
<li><a href="#">menu</a></li>
<li><a href="#">blog</a></li>
<li><a href="#">access</a></li>
</ul>
</nav>
<!-- /global-nav -->
navタグが登場しました。ナビゲーション部分にはnavタグを使用しましょう。
<main class="content">
</main>
メインコンテンツはmainタグで囲いましょう。ここではクラス名はcontentとしました。
mainタグの中にコンセプト部分を書いていきましょう。
<!-- concept -->
<section class="concept">
<div class="container">
<div class="img">
<img src="images/concept.jpg" alt="青いカップのコーヒー" width="750" height="759">
</div>
<div class="desc">
<div class="subtitle">Concept</div>
<h2 class="title">心静かにコーヒーを</h2>
<div class="text">
<p>
立ち止まって、<br>
空の青さを眺めて、<br>
一息つきましょう。
</p>
</div>
</div>
</div>
</section>
<!-- /concept -->
3行目のcontainerクラスは、ページのコンテンツ幅を指定するクラスです。containerは「コンテナ」と読みます。貨物を入れる大きな箱のことをコンテナと呼びますよね。コンテンツも箱のようなコンテナに入れてあげるというイメージです。もちろんクラス名はcontainerでなくてもOKです。containerがよく使われる命名ですが、inner(インナー)でも何でもわかりやすければOKです。
まだCSSは書きませんが、先に見ておくとcontainerクラスについてはstyle.cssで以下のようにスタイルを書くつもりです。
.container {
max-width: 1170px;
margin: 0 auto;
padding: 0 30px;
}
max-widthで最大幅を指定し、margin:0 autoでページの左右中央に表示し、paddingで左右の余白を30px作っています。これでコンテンツの幅が固定されて左右の真ん中に表示されます。このようにcontainerクラスは便利でよく使われるので覚えておきましょう。
<img src="images/concept.jpg" alt="青いカップのコーヒー" width="750" height="759">
imgタグには忘れずにwidthとheightを指定しましょう。指定がないとレイアウトシフト(画像が表示される際に前後のコンテンツにガタツキが生じること)が起きます。ユーザーにとってわずらわしい見え方になります。widthとheightを書いておけば、ブラウザがあらかじめ幅と高さの領域を確保してくれるので、レイアウトシフトが起きません。
次はブログ記事の一覧です。
<!-- blog -->
<section class="blog">
<div class="container">
<h2 class="heading">blog<span class="subtitle">ブログ</span></h2>
<div class="list">
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail01.jpg" alt="青いトラック" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">コーヒーカー始めました。</div>
<div class="date">2030.08.08</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail02.jpg" alt="牛乳" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">濃厚クリーミーなミルクをどうぞ</div>
<div class="date">2030.08.05</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail03.jpg" alt="音楽アプリ" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">Sky Coffeeのオリジナル曲が完成!無料ダウン
ロード可能です。</div>
<div class="date">2030.08.02</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail04.jpg" alt="山々" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">ハイキング用のコーヒーを販売中です。</div>
<div class="date">2030.07.28</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail05.jpg" alt="青とピンクのグラデーション" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">ショップの壁を塗ってみました。</div>
<div class="date">2030.07.27</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail06.jpg" alt="コーヒーと手帳" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">ブログをはじめました。</div>
<div class="date">2030.07.26</div>
</a>
</div>
</div>
<a href="#" class="btn">
ブログ一覧
</a>
</div>
</section>
<!-- /blog -->
ここでもcontainerクラスを使ってコンテンツの幅を指定しています。
最後にフッターです。
<!-- footer -->
<footer class="footer">
<div class="logo"><a href="#"><img src="images/logo-white.png" alt="SKY COFFEE" width="200" height="40"></a></div>
<div class="copyright">©Sky Coffee</div>
</footer>
<!-- /footer -->
コピーライトの部分に「©」とあります。これは特殊文字の©を表示するための記法です。
index.htmlの全体を確認しておきましょう。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1">
<title>Sky Coffee</title>
<link href="css/destyle.css" rel="stylesheet" />
<link href="style.css" rel="stylesheet" />
</head>
<body>
<!-- main-visual -->
<div class="main-visual">
<picture>
<source media="(min-width: 768px)" srcset="images/pc_main-visual.jpg">
<img src="image/sp_main-visual.jpg" alt="複数の青いカップのコーヒー">
</picture>
</div>
<!-- /main-visual -->
<!-- global-nav -->
<nav class="global-nav">
<ul>
<li><a href="#">menu</a></li>
<li><a href="#">blog</a></li>
<li><a href="#">access</a></li>
</ul>
</nav>
<!-- /global-nav -->
<!-- concept -->
<section class="concept">
<div class="container">
<div class="img">
<img src="images/concept.jpg" alt="青いカップのコーヒー" width="750" height="759">
</div>
<div class="desc">
<div class="subtitle">Concept</div>
<h2 class="title">心静かにコーヒーを</h2>
<div class="text">
<p>
立ち止まって、<br>
空の青さを眺めて、<br>
一息つきましょう。
</p>
</div>
</div>
</div>
</section>
<!-- /concept -->
<!-- blog -->
<section class="blog">
<div class="container">
<h2 class="heading">blog<span class="subtitle">ブログ</span></h2>
<div class="list">
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail01.jpg" alt="青いトラック" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">コーヒーカー始めました。</div>
<div class="date">2030.08.08</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail02.jpg" alt="牛乳" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">濃厚クリーミーなミルクをどうぞ</div>
<div class="date">2030.08.05</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail03.jpg" alt="音楽アプリ" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">Sky Coffeeのオリジナル曲が完成!無料ダウン
ロード可能です。</div>
<div class="date">2030.08.02</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail04.jpg" alt="山々" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">ハイキング用のコーヒーを販売中です。</div>
<div class="date">2030.07.28</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail05.jpg" alt="青とピンクのグラデーション" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">ショップの壁を塗ってみました。</div>
<div class="date">2030.07.27</div>
</a>
</div>
<div class="item">
<a href="#">
<div class="img"><img src="images/thumbnail06.jpg" alt="コーヒーと手帳" width="700" height="357" /></div>
<div class="title">ブログをはじめました。</div>
<div class="date">2030.07.26</div>
</a>
</div>
</div>
<a href="#" class="btn">
ブログ一覧
</a>
</div>
</section>
<!-- /blog -->
<!-- footer -->
<footer class="footer">
<div class="logo"><a href="#"><img src="images/logo-white.png" alt="SKY COFFEE" width="200" height="40"></a></div>
<div class="copyright">©Sky Coffee</div>
</footer>
<!-- /footer -->
</body>
</html>
以上で、index.htmlのマークアップは終了です。
次にCSSを記述していきましょう。
XDで余白を調べるには、Alt(Option)を押しながら調べたい対象にマウスオーバーするとこのように余白が表示されます。marginやpaddingに反映させましょう。
style.cssを開きます。
@charset "UTF-8";
文字化けを防ぐためにstyle.cssの一番上に文字コード「UTF-8」の指定を記述しておきます。現在は無くてもほぼ問題ないように思いますが、念のため書いておきましょう。
/*--------------------------------
全体
---------------------------------*/
body {
font-family: Arial, "Hiragino Kaku Gothic ProN", "Hiragino Sans", Meiryo,
sans-serif;
font-size: 16px;
color: #333;
}
a {
text-decoration: none;
transition: 0.3s;
}
a:hover {
opacity: 0.8;
}
img {
max-width: 100%;
height: auto;
vertical-align: bottom;
}
サイト全体に関わるCSSを書いていきます。
bodyタグには、font-family(使用フォント)、font-size(フォントサイズ)、color(テキスト色)を指定しています。
aタグには、text-decoration: none;で下線を引かないようにしています。transition: 0.3s;で0.3秒のアニメーションを指定して、次にhover(マウスオーバー)した際に80%の透過をするようにしています。0.3は.3、0.8は.8のように0を省いて書くことも可能です。
a:hover {
opacity: .8;
}
どちらでもOKですが、どちらかと言うと0を付けたほうがわかりやすいので支持されている印象です。
imgには、表示される最大幅をその画像の横幅100%としています。height(高さ)はautoで画像に合わせます。vertical-align:bottomを指定することで画像の下に隙間ができないようにしています。
/*--------------------------------
レイアウト
---------------------------------*/
.container {
max-width: 1170px;
margin: 0 auto;
padding: 0 30px;
}
サイトのレイアウトに関わるcontainerクラスのスタイルを指定しています。こちらはマークアップの際に解説しました。
/*--------------------------------
ヘッダー
---------------------------------*/
.header {
padding: 50px 0;
}
.header .logo {
width: 280px;
margin: 0 auto;
}
ヘッダーの上下に50pxの余白を指定しています。
ロゴの横幅を280pxに固定して、margin:0 autoで中央寄せしています。
/*--------------------------------
メインビジュアル
---------------------------------*/
.main-visual {
text-align: center;
}
メインビジュアル内の画像を中央寄せで表示するために、.main-visualに対してtext-align:center;を指定しておきましょう。
/*--------------------------------
グローバルナビ
---------------------------------*/
.global-nav {
padding: 40px 0;
}
.global-nav ul {
display: flex;
justify-content: center;
}
.global-nav ul li {
font-size: 18px;
line-height: 1;
letter-spacing: 0.1em;
margin-right: 80px;
}
.global-nav ul li:last-child {
margin-right: 0;
}
ulにdisplay:flex;を指定して、横並びにしています。justify-content: center;で左右に中央寄せしています。
liにはletter-spacing: 0.1em;を指定して文字の間隔を空けています。1emは文字の高さ(ここでは18px)を指すので、0.1は1.8pxです。文字の間隔は1.8pxとなります。0.1emは0を省いて.1emと表記することも可能です。
:last-childは最後の要素にのみ指定ができます。.global-nav ul li:last-childと書くと、グローバルナビの最後のliにのみmargin-right: 0;を指定できます。
【入門編】では、わかりやすい解説にするために「.global-nav ul li」のような書き方をしていますが、この書き方は「破綻しやすい」「パフォーマンスが悪い」という欠点があります。
.global-nav__item {
font-size: 18px;
line-height: 1;
letter-spacing: 0.1em;
margin-right: 80px;
}
【初級編】で解説しますが、上のようにliには直接「global-nav__item」クラスを指定してスタイルを当てるのがベターです。
/*--------------------------------
コンセプト
---------------------------------*/
.concept {
padding: 50px 0;
}
.concept > .container {
display: flex;
align-items: center;
}
.concept .img {
width: 50%;
}
.concept .desc {
width: 50%;
padding-right: 20px;
padding-left: 40px;
}
.concept .subtitle {
font-size: 16px;
letter-spacing: 0.1em;
margin-bottom: 20px;
}
.concept .title {
font-size: 32px;
font-weight: bold;
line-height: 1.5;
letter-spacing: 0.1em;
color: #24a8bf;
margin-bottom: 30px;
}
.concept .text p {
font-size: 16px;
line-height: 1.8;
letter-spacing: 0.1em;
}
「.concept > .container」と記述することで、.conceptの直下の.containerにCSSを指定できます。ここではdisplay:flex;を指定して、画像を左に、テキスト部分を右に表示しています。align-items: center;で上下中央寄せに表示しています。
descはdescriptionの略です。
/*--------------------------------
ブログ記事一覧
---------------------------------*/
.blog {
padding: 50px 0;
}
.blog .heading {
font-size: 32px;
font-weight: bold;
line-height: 1;
letter-spacing: 0.08em;
color: #24a8bf;
text-align: center;
margin-bottom: 30px;
}
.blog .subtitle {
display: block;
font-size: 13px;
line-height: 1;
letter-spacing: 0.03em;
color: #333;
margin-top: 8px;
}
.blog .list {
display: flex;
flex-flow: wrap;
}
.blog .list .item {
width: calc((100% - 60px) / 3);
margin-right: 30px;
margin-bottom: 30px;
/* flex: 0 1 calc((100% - 60px) / 3); */
}
.blog .list .item:nth-child(3n) {
margin-right: 0;
}
.blog .list .item:hover {
opacity: 0.8;
}
.blog .list .img {
margin-bottom: 12px;
}
.blog .list .title {
font-size: 15px;
line-height: 1.6;
font-weight: bold;
}
.blog .list .date {
font-size: 12px;
margin-top: 6px;
}
.blog .list .itemに、width: calc((100% – 60px) / 3);を指定しています。60pxは余白(30px ✕ 2)の合計です。コンテンツ幅100%から余白分を引いてカラム分3つで割ることで各カラムのwidthを割り当てています。ここはコメントアウトでも書いている通り、flex: 0 1 calc((100% – 60px) / 3);でもOKです。flexアイテムの幅を指定する際にwidthでもflexでも両方使えます。flexプロパティについては、マナさんのブログ記事の解説がわかりやすいです。
.btn {
display: block;
position: relative;
width: 220px;
font-size: 15px;
font-weight: bold;
color: #24a8bf;
line-height: 1;
text-align: center;
margin: 0 auto;
padding: 18px 0;
transition: opacity 0.3s;
border: 1px solid #24a8bf;
border-radius: 3px;
}
.btn::after {
display: block;
content: "";
position: absolute;
top: 50%;
right: 1em;
width: 5px;
height: 9px;
transform: translateY(-50%);
background-image: url("./image/icon_arrow-right.png");
background-repeat: no-repeat;
background-size: 5px 9px;
}
ボタン上の小さな三角形のアイコンの指定方法を覚えておきましょう。after疑似要素に対してbackground-imageでアイコンを表示しています。top:50%として同時にtransform: translateY(-50%);を指定することで上下中央に表示できます。上下左右中央表示については様々な方法があるので、「上下左右中央寄せ css」でGoogle検索してみてください。
/*--------------------------------
フッター
---------------------------------*/
.footer {
padding: 70px 0 30px;
background-color: #000;
}
.footer .logo {
width: 180px;
margin: 0 auto;
margin-bottom: 50px;
}
.footer .copyright {
font-size: 12px;
letter-spacing: 0.05em;
color: #8b8b8b;
text-align: center;
}
フッター部分です。
/*media Queries 767
----------------------------------------------------*/
@media screen and (max-width: 767px) {
body {
font-size: 15px;
line-height: 1.7;
}
/* レイアウト */
.container {
padding: 0 20px;
}
/* ヘッダー */
.header {
padding: 30px 0;
}
.header .logo {
width: 172px;
}
/* グローバルナビ */
.global-nav {
padding: 30px 0;
}
.global-nav ul li {
font-size: 16px;
margin-right: 50px;
}
/* コンセプト */
.concept {
padding: 40px 0;
}
.concept .container {
flex-direction: column;
}
.concept .img {
width: 100%;
margin-bottom: 30px;
}
.concept .desc {
width: 100%;
padding-right: 0;
padding-left: 20px;
}
.concept .subtitle {
font-size: 15px;
margin-bottom: 15px;
}
.concept .title {
font-size: 26px;
line-height: 1.5;
margin-bottom: 20px;
}
.concept .text p {
font-size: 15px;
line-height: 1.8;
}
/* blog */
.blog .heading {
font-size: 30px;
margin-bottom: 30px;
}
.blog .subtitle {
font-size: 12px;
margin-top: 10px;
}
.blog .list {
display: block;
}
.blog .list .item {
width: 100%;
margin-right: 0;
margin-bottom: 20px;
}
.blog .list .img {
margin-bottom: 10px;
}
.blog .list .date {
margin-top: 2px;
}
.btn {
font-size: 14px;
width: 100%;
}
.btn:hover {
opacity: 1;
}
/* フッター */
.footer {
padding: 60px 0 20px;
}
.footer .logo {
width: 100px;
margin-bottom: 40px;
}
.footer .copyright {
font-size: 10px;
}
}
@media screen and (max-width: 767px) { }の中に、SP版のスタイルを記述していきます。基本的にはPCのスタイルを打ち消したり上書きするような形で記述をしていきます。
例えば、PC版でコーヒーカップ1個とテキストが横並びになっている以下の箇所は、
.concept > .container {
display: flex;
align-items: center;
}
display:flex;で横並びにしています。一方、メディアクエリ内ではSP版に対して、
.concept > .container {
flex-direction: column;
}
flex-direction: column;を指定して縦並びにしています。このようにPC版のスタイルをSP版に合わせていく方法でレスポンシブを実現しています。
CSSの解説は以上です。
コーディングをする際は、VSCodeの拡張機能「Live Server」を使ってサイトの表示を確認します。
「Live Server」をインストールした状態で、VSCodeの右下に「Go Live」ボタンが表示されるのでクリックします。すると、いまコーディングしているサイトがブラウザに表示されます。htmlやcssを書き換えるとリアルタイムで変更されます。すごく便利です。
HTMLのタグの閉じ忘れがないかをチェックしましょう。Chromeの拡張機能「HTMLエラーチェッカー」をインストールし、調べたいサイトを表示したい状態でアイコンをクリックするとこのように閉じ忘れを教えてくれます。残念ながら必ずしも正確な閉じ忘れや開きタグのミスを教えてくれはしませんが、これでエラーが出るということは、どこかに問題があることがわかります。ミスを特定して直しましょう。
コーディングを初めたばかりの方のサイトをレビューしていると、驚くほどデザインカンプと比べて余白や行間、文字間隔が異なっています。正確なコーディングができていないことが多いです。
そのため、最初のうちはChromeの拡張機能「PerfectPixel(パーフェクトピクセル)」を使って、デザインカンプとコーディングを重ねて表示し、ある程度一致しているかを確認するようにしましょう。
「パーフェクトピクセル」をインストールして、ブラウザの右上のこのアイコンをクリックします。
そして、サイトを表示した状態で、JPGやPNGとして書き出したデザインカンプをドラッグしてアップロードします。
すると、このようにサイトとデザインカンプを重ねて表示できます。コーディングとデザインカンプとのズレを確認できます。このズレが極力無くなるようにしましょう。完全にピッタリ一致させるのは難しいので、可能な限りでOKです。
【入門編】の解説はここまでです!おつかれさまでした!
エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。
でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。
ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。
無料のプログラミング学校は他にも、『GEEK
JOB』があります。就職率97.8%と驚異的な数字を出しています!よりエンジニア色の強いカリキュラムを受けたい場合はこちらを受講します。
他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。
この3つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。
参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか
このサイトでは、
本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社すること
を強くオススメしています。
Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。
未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強いWebistです。
※現在はコロナの影響でWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。
「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!
おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() 求職者支援訓練 ハロートレーニング |
無料 (教材費のみ) |
通学 (約6ヶ月/週4〜5日) |
Webデザイン | ハローワークによるサポート |
![]() |
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一番おすすめのスクールは国の運営する求職者支援訓練(ハロートレーニング)です。授業料が無料!しかも約6ヶ月という期間がWebデザインの基礎スキルを習得するのに十分な長さです。僕自身も求職者支援訓練を経てWebデザイナーになりました。 失業保険が受給できる方は職業訓練がおすすめです。期間が約3ヶ月と短くやや理解が浅くなる点は不安ですが、復習や独学で補えれば問題ありません。最近は数は2校ほどで少ないですが6ヶ月コースも登場しました! 参考記事:【無料】職業訓練でWebデザインを学ぶ |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() LIG |
有料 (¥450,000 〜) |
通学 (6ヶ月) |
Webデザイン | 転職セミナーあり/LIGへの採用実績もあり |
![]() |
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金銭的に余裕があればLIGを検討しましょう。超有名Web制作会社LIGによるWebデザインスクールです。現役のプロデザイナーが講師で、Mac&デュアルディスプレイという最新設備で学べます!LIG運営のコワーキングスペースも無料で使い放題。生徒のレベルによってはLIGへの就職も可能です。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() デイトラ |
有料 (¥89,800〜) |
オンライン (90日間/質問期間は1年) |
Webデザイン | なし |
![]() |
||||
『デイトラ』はかなりコスパの高いオンライン完結型のWeb制作スクールです。格安ながらもデザインとコーディングのレビュー(添削)が受けられます。人気急上昇中でTwitterで受講生のツイートを見ない日はありません。「課題 + 課題のレビューあり + 質問し放題」というサービスを提供しています。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() Famm |
有料 (¥162,800) |
オンライン (1ヶ月) |
Webデザイン | なし(案件獲得サポートあり) |
![]() |
||||
ママさん専用Webデザインスクールです。現在はコロナでライブ配信授業が中心です。なんと授業中は自宅にシッターを手配してくれるのでしっかり集中できます。受講期間は1ヶ月で5日間という超短期間なので、忙しいママさんでも時間を確保しやすいです。生徒はママさんだけなので、ママさん同士の交流も楽しめます。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() CodeCamp Webデザイン副業コース |
有料 (¥148,000 〜) |
オンライン (2ヶ月〜) |
Webデザイン | キャリア支援あり (就職エージェントの紹介) |
![]() |
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CodeCampはオンラインのWebデザインスクールです。低価格ながら講師から直接指導とフィードバックを受けられるのが最大の特長です!おすすめのコースは「Webデザイン副業コース」。コスパ重視で講師と対話しながら学びたい人に最適なスクールです。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() プログラマカレッジ |
無料 | オンライン | プログラミング | あり |
![]() |
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『プログラマカレッジ』は20代限定のオンラインの完全無料のプログラミングスクールです。無料なのでエンジニアになりたい方はぜひ挑戦してみてください。スクール側は就業先の企業からお金をもらうことで無料で運営をしています。とはいえ授業の質は高いと評判です。『プログラマカレッジ』の卒業生による体験談記事はこちらです。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() GEEK JOB |
無料 | オンライン | プログラミング | あり |
![]() |
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上で紹介した『プログラマカレッジ』と同様の20代限定のオンラインの完全無料のプログラミングスクールです。よりエンジニア色の強いカリキュラムを受けたい場合はこちらを受講します。就職率97.8%は驚異的です! |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() 無料PHPスクール(ドリームシアター) |
無料 (デポジットあり) |
通学 | プログラミング | あり |
![]() |
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こちらも上で紹介した『プログラマカレッジ』『GEEKJOB』と同様の完全無料のプログラミングスクールです。特徴的なのはオンラインではなく通学式で、学習するプログラミング言語をPHPに絞っている点です。PHPはがっつりプログラミング言語である一方で、ECサイト構築やWordPressで使われるなどWeb系と親和性が高い言語なので、Web系の会社で働きたい人にはこのスクールがオススメです。23日間という短期間でハードめなカリキュラムな分、未経験でも内定2社を保証してくれます!校舎がある池袋に通学できる方が対象です。 |