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大学生です。どのような方法でWebデザイナーになれますか?

ご質問

私は今就職活動中の大学4年生ですが、活動を進めていく中でWEBデザイナーになりたい気持ちが強いことに気づきました。しかし、今までWEBデザインに関することは何もやってきていません。

「どうすりゃいいんだ・・・」と途方に暮れていたところ、ねこポンさんの記事に出会ったことで、大学卒業後すぐに求職者支援訓練にてスキルを身につけてWEBデザイナーとして就職するルートに進もうと思えるようになりました、本当にありがとうございます!!

とは言ったものの、このまま就職せずに卒業することが正直かなり不安です・・・。
そこで、1、2年休学して独学やWEB制作会社などのインターンでWEBデザインの基礎を学んで新卒として就職するルートが思い浮かびました。

そこで質問があります。この二つのルートの内、ねこポンさんならどちらをおすすめできるかをお聞きしたいです。できるだけ早くWEBデザイナーとして働きたいので、前者のルートがいいとは個人的には思ってはいますが、新卒カードを切ってまで取る選択肢なのか自分だけではどうにも判断がつかなくて質問させていただきました。

回答

記事が少しでも役立ってくれたようで嬉しいです。
たしかにまだ今は6月なので残りの期間の過ごし方には迷いますね。。正直、僕も大学生から直接Webデザイナーになったケースを知らないので、何がベストなのかをしっかりアドバイスできる自信はありません…。でも一緒に考えてみましょう。

この2つのルートですよね。

1.大学卒業後すぐに求職者支援訓練にてスキルを身につけてWEBデザイナーとして就職するルート

2. 1、2年休学して独学やWEB制作会社などのインターンでWEBデザインの基礎を学んで新卒として就職するルート

1はもう読んでいただいたと思いますが別記事で解説したとおりです。大学卒業後に求職者支援訓練に通ってWebデザイナーになるケースはわりとあります。

2については、「1、2年休学」する必要はないです。独学やインターンではなくて、翌年の4月にすぐにでも就職した方がいいです。独学でも学校でも学習期間は最長でも6ヶ月を目安にした方がいいです。勉強と現場のレベルは桁違いだからです。ある程度勉強したらすぐに現場に入ったほうが一気に成長します。インターンについても同様で、長くインターンするよりは早く正社員で入社した方がいいです。なので1〜2年休学はしなくてOKです。もし良さげなインターン先が見つかれば話は別ですが。

なので、これからの残りの時間の過ごし方の提案ですが、まず7〜9月の夏休みの期間に、がっつりWebデザインの勉強をします。独学でもいいですが、金銭的に多少余裕があれば一般のスクールに通いましょう。僕も東京の某スクールに7月頃に通っていましたが、たくさんの大学生の生徒さんがいました。就職においてスクールに通うメリットは「スクールが求人を紹介している」「スクールに通った経験が採用段階で評価される」の2つです。うまくいけばここで就職が決まる可能性もあります。スクールも大学生のクリエイター就職事情には詳しいはずなので、いろいろと気になることは質問できるのもメリットです。

9月以降はポートフォリオを携えて、就職活動です。新卒カードにはあまり頼らない方がいいと思います。そもそも新卒であることを考慮に入れてくれるWeb制作会社が存在するのか正直わからないからです。一般的なWebデザイナーの転職活動、つまり中途採用のように活動します。Greenなどそもそも新卒を対象としていない転職サイトもある(間違っていたらすみません)はずなので、新卒も応募できるFindJob!やWantedlyなどで、未経験OKの求人を見つけて応募していきます。あとは気になる会社の採用ページから直接応募します。この点でもスクールに通っておくと求人を紹介してくれるのでスクールも検討したほうがよさそうです。また、探せば新卒が応募できるクリエイター系の求人サイトがあるかもしれません。

これでなんとか2月くらいまでに内定が出ればバッチリだと思います。もしダメで、スキル的にまだ自信がなければ、今度は1のルートで求職者支援訓練を受けるのもアリかと思います。十分基礎スキルがあるという自信があれば、引き続き転職活動を続けることになります。

なので、もし本気でWebデザイナーになりたいのであれば、今から勉強して1月か2月くらいまでに内定しちゃいましょう。

ただ、ここまで書いておいてあれですが、こういったルートが可能なのかは知りません笑。ただ重要なことは「Webデザイナーなどのクリエイター職はスキル次第で採用が決まる」という点です。大学生であれ中途であれ、学歴がどうであれ、スキルがあればきちんと評価されて採用されるはずです。なので、このルートも普通に可能だと僕は信じています。

まだ、大学生で超若いので、いくらでも取り返しがつきます。今年はWebデザインの勉強はせず、最後の学生生活を全力で楽しむのだってありです。ただ、Webデザインの独学は少しやってみた方がいいです。「Webデザインはそもそも自分が本当にやりたいことなのか?」を見極めるために。もしかしたら、がっつり勉強を始めてみたら全然つまんないかもしれませんしね。

時間はたっぷりあります。自分がこれでいいと思える決断ができるといいですね!僕なんか浪人して留年してますから!笑。関係ないか…

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』『Webist』の2つです。
※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

コラム②:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。

ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。

他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。

この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。

参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

“大学生です。どのような方法でWebデザイナーになれますか?” への5件のフィードバック

  1. 藤原陽太 より:

    私は現在大学4年生です。やりたいことが定まらないまま入学したため、興味がない分野を専攻しています。そしてとりあえずの思いで、専攻している分野の業界の企業から内定をいただいている状況です。

    しかし、こんな気持ちで就職活動を終えるのがもったいないと思い、ずっと自分に向いている、興味を持てるようなことを模索していました。

    そこで、最近Webデザイナーという職業を知って、すごく興味が湧きました。調べていくうちに自分に向いているような気がして挑戦してみたいと思うようになりました。同時にフリーランスという働き方にも惹かれました。

    ここで質問ですが、7月下旬現在で大学4年生の私が将来的にフリーランスのWebデザイナーになるには今後どのようなステップで進んでいくべきでしょうか。なるべく早く実現させたいと思っています。

    Webデザインについて無知な私には、ねこポンさんの記事がとてもわかりやすく助かっています。これからも参考にさせてもらいたいと思います!

    • ねこポン より:

      藤原さん、はじめまして。
      記事を褒めていただき嬉しいです。少しでも参考になれてよかったです。

      >7月下旬現在で大学4年生の私が将来的にフリーランスのWebデザイナーになるには今後どのようなステップで進んでいくべきでしょうか。

      年内に何をしたら良いかはこの記事で書かれていることがそのまま参考になるはずです。大学は9月末まで夏休みだと思うので、それまでにProgateやドットインストールなどで独学し、自分が本当にコーディングやデザインが好きなのかを確認してみてください。金銭的に余裕があればこの間にスクールに通ってください。スクールで求人を紹介してもらえる可能性があるし、スクールに通学したことが面接時にも評価されることもあります。大学生は求職者支援訓練には通えないので一般のスクールに通うことになります。10月以降はポートフォリオを制作し転職活動を始めて、1月ごろまでに内定が出ればバッチリだと思います。

      独学方法はこちらの記事を参考にしてください。
      ★独学でWebデザインを勉強するための完全ガイド
      https://webdesigner-go.com/study/self-taught/

      もし年内の就職が無理なら、大学卒業後に求職者支援訓練に通いましょう。そのへんの方法はこちらの記事に書いてあります。
      ★新卒でWebデザイナーになる方法
      https://webdesigner-go.com/job/college-student/

      そして、Web制作会社かWebデザインのスキルがしっかり身につく事業会社に就職できたら、そこで少なくとも2年ほど働きます。スキルがある程度身についていれば、フリーランスとして活動できるようになります。

      このサイトでは、未経験の方がちょっと独学してすぐにフリーランスになったり副業をすることに猛反対しています笑。未熟なスキルでひどいデザインを作ったらクライアントが可哀想です。コーディングについても拡張性の高い書き方をするには、実務での経験が数年は必要だと僕は考えています。なので、ぜひ良い会社に巡り合ってそこでがっつりスキルを身につけることをおすすめします。

      やりたいことが見つからなかった中で、Webデザインに出会えたことはWeb業界への興味に繋がって良い体験だと思います。もし結果的にWebデザインにそれほど興味が持てなくなっても、まだ全然お若いのでWebマーケティングやプログラミング方面などにも今後興味のおもむくままに挑戦していくのも全然アリです。自分の天職に出会うため、楽しみながらいろいろ模索してみてください^^

  2. ほよ より:

    私はADHDの大学4年生です。今年の春から就活を続けており、8月に入って偶然webデザイナーという職業を知りました。よく調べた結果、今の時代・自分の特性にぴったり合致した仕事だと感じ、本気で目指してみたいと思い立ちました。今はプロゲートのHTML&CSS初心者コースをお試しでやってみたり、おしゃれなデザインのサイトやwebデザイナーの方のブログを見てみるなどしています。

    就職について、はじめは「一旦別業種に就いてお金を貯め、1年経ったら辞めてスクールに通おう」と考えていたのですが、10月に迫った現在まで内定を一つも貰えていません。「本当にやりたいのはwebデザインで、御社に長く勤めるつもりはないんです!」という本心を隠しながら二次面接、三次面接をかいくぐり、内定を勝ち取ることの難しさをひしひしと感じております。
    就活に気を取られて、卒業研究も学生のうちにやりたいことも少ししかできておらず、このままでは卒業もできない!と焦りを感じております。
    (休学や就職浪人なども出来ない可能性が高いです。)

    そんな中、発達障害を持つ人はジョブトレIT・WEBから無料でデジタルハリウッド大学の講座を半年間まるまる受けられることを知りました。
    私が今就活をしているのは、スクールに通うお金を貯めるため……。
    それなら、いっそのこと就活を全部やめてしまい、卒業後にスクールに通ってそこからweb制作会社へ就職すればいいのでは?という考えが浮かびました。

    しかし、
    「コロナによって、来年は就職氷河期を越えるほどの就職難がやってくる」
    「今年のうちに内定を取らないと危ない」
    という声をあちこちで聞き、とても不安になっています。
    エージェントの方も「web業界はコロナの影響を受けづらいといっても、消費が減少している以上、広告の効果が薄くなり、それに伴って求人数も減少して厳しい戦いになるだろう」と仰っていました。

    大学卒業後、コロナ超氷河期真っ只中と予想される2022年に既卒就活をすることの是非について、ねこポン様のご意見をお訊きしたいです。また、リスクヘッジのために1社くらいは内定を持っておいた方がいいのでしょうか?

    • ねこポン より:

      ほよさん、はじめまして。

      このご質問の回答はなかなか難しいですね笑。僕もコロナがどう収束し、今後の経済がどの程度回復あるいは衰退し、それが就職市場にどんなインパクトを及ぼすかは、はっきり言ってよくわからないからです。

      Web業界に関しては、コロナの影響もあり、店舗が急ぎでECサイトを開設するなどオフラインからオンラインへの流れは加速していて、それに伴ってWeb制作の需要は高まっているとは言えます。ただやはりおっしゃるとおり、企業はまだ静観しており求人数は横ばいで、特に未経験者の採用は厳しい状況になっています。来年がどんな世界になっているかは想像しづらいです。

      これが正解!という答えはないと思いますが、2つの選択肢を一つずつ深堀りして考えてみましょう!

      1. Webデザイナーに今本気でなりたいなら覚悟を決めて既卒就活する
      「大学卒業後、コロナ超氷河期真っ只中と予想される2022年に既卒就活をすることの是非」
      これについてですが、Webデザイナーにどうしてもなりたいのなら覚悟を決めて既卒就活をするのが2つの選択肢のうちの1つめです。氷河期とか需要とかは気にしません。さすがにWeb制作が世の中から消えることは無いと信じて、自分の力で道を切り開きます。大変かもしれませんが、現状ではTwitterやここのコメント欄などを見ていると、未経験からWebデザイナーになっている人をちょくちょく見かけるので、希望は持てる状況かと思われます。あと、今回のシルバーウィークの4連休のニュースを見ていると、もう街に人は溢れています笑。みんなもうコロナに疲れて消費を開始しているので、今後経済が急激に落ち込むようには個人的にはあまり思えません。
      この選択をする場合は、既卒つまり卒業後ではなく、もう今から勉強してもいいと思います。2020年度中にしっかり独学で勉強して、あわよくば今年度中に内定、あるいは翌年度の早い段階で就職ができればいいですよね。
      もちろん卒業研究などもあると思うので、Webデザインの勉強は来年度に持ち越しても全然OKだと思います。

      2. 別業種に就職して新卒を楽しんでみる
      「本心を隠しながら二次面接、三次面接をかいくぐり、内定を勝ち取る」これは大変そうですよね笑。たしかにいま興味のない領域の仕事に就くことはしんどいかもしれません。でも、働いてみないと楽しさってわからないですよね。全然興味のない仕事でも、やってみたら意外と楽しいかもしれません。ほよさんはまだまだ超若いです。1年くらい新卒として仕事にトライしてみるのもすごく良い経験になりえます。1年くらい働いてみて、「あ、やっぱりどうしてもWebデザイナーになりたい!」と気持ちが明確になってからWebデザイナーを目指してもいいわけです。僕なんか29歳でWebデザイナーになってますから笑。だから今すぐにWebデザイナーになる必要ってないと思いますよ。新卒で会社で働くことをあまりネガティブに捉えずに、人生経験として1年ほど楽しんでみるのはいかがでしょうか。
      この方法を取るなら、「リスクヘッジのために1社くらいは内定を持っておいた方がいい」ですね。

      これくらしか僕には考えられないですね。。
      答えきれていない点や他に不安な点などあれば、またコメントをください^^

      • ほよ より:

        親身になって考えてくださり、とても嬉しいです。
        もう一度よく考えてみた結果、選考中の会社の中で受かりやすそうなところに絞り、あと少しだけ就活を続けてみることにしました。
        11月になると卒論途中発表会があったりで忙しくなるので、もし10月中に内定が出なかった場合は①のスクール→既卒就活で頑張ってみようと思います!
        ご返信ありがとうございました!

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