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韓国のデザインの色使いが異常に研ぎ澄まれている理由


韓国のクリエイティブに、数年前からハマっています。

日本では、女子高生を中心に、韓国のメイクやファッション、音楽、化粧品、雑貨や韓国国内のカフェに至るまで、かなりの人気で注目されています。ガールズグループのTWICEは、SoftbankのCMにも出演しました。

僕は新大久保(東京のコリアンタウン)の近くに住んでいますが、土日の混雑ぶりは異様です。馴染みの店も女性客がいっぱいで、並ばないとサムギョプサルが食べづらくなってしまいました……w

世界共通の言語「色」の活用

なぜ、これほど韓国のクリエイティブが注目されているか、様々な理由はありますが、一つの大きな理由として、韓国のデザインの巧みな「色」使いによるものだと考えています。

僕がハマってしまったきっかけは、4年ほど前に、f(x)というガールズグループの曲「ピノキオ」のミュージックビデオに出会ったときです。

みんなかわいい!!………それは置いておいて、配色がとにかく美しくて一瞬で心を鷲掴みにされました。世界観を表現するのに、色をかなり効果的に使っています。

韓国のデザインの色使いがうまいのは、特に韓国の音楽業界は国内だけではなく世界を市場として捉えているためだと思っています。K-POPのリズムについても、よく言われていますが、キャッチーなリズムを繰り返し多用し、頭に、記憶に残るテクニックを意識的に利用しています。
韓国は人口が少なく、音楽産業では外貨を稼ぐ必要があるため、曲のリズム以外にも、「色」という世界共通の媒介手段を使って、世界中にファンを増やすことを狙っているように思います。

「色」は世界共通の言語ということです。喜怒哀楽の感情を醸成するには、効果的な手法です。色の効果的な利用は、人の心を掴むには最適なテクニックです。
そのため、韓国では、色使いが巧みなクリエイティブがどんどん研ぎ澄まされている印象です。

EXIDの「DDD」での色使いは圧巻です。Webデザインの世界でもデュオトーンという2色のみのトーンが流行中ですが、こちらもデザインのトレンドをがっつり掴んで制作されています。そのため、常に最先端で新鮮な印象を与えることに成功しています。

ガールズグループばかり紹介していると、「ただかわいいから好きなだけだろ」と誤解されそうなので……、男性グループも紹介すると、日本の女性ファンもかなり多いBTS(防弾少年団)のMV「DNA」も本当に素晴らしいです。

さわやかなパステルトーンでソフトな印象を与え、同時にビビットなトーンも用いて、ダイナミックな躍動感も演出し、鮮烈な印象を残します。ひとりひとりのファッションにも大注目です。

韓国の色使いに興味があるなら、他にも、配色が美しいMVは無数にありますが、IUの「Twenty-three」や、RedVelvetの「Russian Roulette」も必見です。

韓国のWebデザインの例 -Kakao Pay-

韓国のWebデザインについては、最近、惚れ惚れとしたのが「Kakao pay」のサイトです。

Kakao Talkは日本のLINEと同じチャットアプリですが、韓国の95%のスマホにインストールされていると言われています。Kakao payは、そのKakao社の、モバイルペイメントサービスです。店頭で支払いができたり、送金機能があったりと、LINEpayみたいなもんですね。

まず惹かれたのは、シンプルな美しさです。韓国のWebデザインは日本と比べると圧倒的にスッキリとしてシンプルです。それでいて美しい。まぁ、日本のWebデザインが説明要素が多すぎてゴチャゴチャした印象があって特殊なのですが。

上で紹介した多色使いのMVと打って変わって、黄メインのシンプルで効果的な配色で、強い印象を残しています。やっぱり、色の使い方が巧みだなぁと感動してしまいます。

僕はハングルは読めるけど単語の意味まではわからないというレベルなので、詳しく解説はできませんが、このサイトでは、上から、Kakao payを使うタイミングを時系列でセクションごとに表現しているんですよね(韓国語わかる方教えてください……)。使用シーンをイメージできて本当に素敵です。Kakao payを使うスマートさやクールさを追体験できる構成とデザインです。

ちなみに、10:38amの背景画像は、どこかで見た記憶があったのですが、Unsplashのフリー素材です。フリー素材なのにうまく活用して、これほどまでに美しく洗練された印象を出しているのが凄いです。

これが、LINE payだとこうなります。

まぁ、どちらが成果を出すのか、どちらが良いデザインなのかは置いておいて、Kakao payのサイトは見ていて惚れ惚れするような楽しさがあります。

日本のサイトとのこんな違いが、韓国のWebデザインを探し学ぶ楽しみがあって、ハマっているわけです。今後も、韓国の素敵なデザインのサイトが見つけて、どんどん紹介していきます!

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社か教育体制のしっかりしている事業会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』です。ワークポートでも、さすがに未経験の方にWeb制作会社を紹介するのは難しいですが、事業会社のWebデザイナー・フロントエンドエンジニアを紹介してもらえる可能性があります。また、Webデザイナーにこだわらなければ、WebディレクターやECサイト担当者などの求人も多数保有しているため選択肢の幅が広がります。一度面談を受けておきましょう。

また、Web/IT系特化の転職サイト『Green』にも登録しておきましょう。Web系転職の定番サイトです。

コラム②:デザインスキルを一気に上げる方法

「デザインスキルを一気に上げる方法は「レビュー」です。つまりデザインに対するダメ出しを何度もしてもらって直すことを繰り返すことで、デザインスキルは急激にレベルアップします!

これを一番実現しやすいのが会社です。会社なら現場で上司や先輩にサイトやバナーのデザインのレビューをしてもらえるからです。じゃあ就職しておらず未経験のうちはどうすればいいかというと、「レビュー付きのデザインスクールの活用」です。普通のスクールはPhotoshopの使い方やコーディングの基礎を学ぶだけで「デザインスキル」についてはほぼ教えてくれません。レビュー付きのデザインスクールは運営側にも高いデザインスキルが求められるため非常に少なく希少性が高く『fullme』が現在は最高峰だと僕は思っています。「けっきょく、よはく」「ほんとに、フォント」など有名デザイン書籍を手がけるingectar-eの運営です。
僕が駆け出しの頃に『fullme』があれば絶対に受講していました...。デザインスキルを高めたい人はぜひ受講しましょう。

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

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