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内定が出ない人は、需要のある「コーディング」に比重を置いて就職活動をしよう


「なかなかWebデザイナーとして内定がでません…」、そんな方は“デザイン”に比重を置きすぎていませんか?

まずは現場に入ることが重要です。基礎的なコーディング力を認めてもらい現場に入って、少しずつデザイン案件をやらせてもらうという流れが採用されやすいです。
そのため、最初は“デザイン”よりも“コーディング”の領域に比重を置いて転職活動をしましょう。

内定が出ない場合はこの2点をチェック!

Webデザイナーとして内定が出ない人は、自分が次の2つの状態に陥っていないかをチェックしてみてください。

  • 「デザインをやりたい!」とアピールし過ぎている
  • 基礎的なコーディングスキルがまだ無い

この2つを解説していきます。

「デザインをやりたい!」とアピールし過ぎている

デザインのスキルは、現場で先輩や上司から何度もデザインのフィードバックを受けて、腕を磨き続けて、ようやく基礎レベルに到達します。最低でも1年は掛かります。

そのため、未経験の状態のデザインスキルでは、正直、現場では通用しません。なので面接で「デザインを中心にやりたい!」とアピールしても、なかなか採用されないのです・・・。

習得に時間が掛かるスキルなので、“デザインができる”という理由で未経験の方が採用されるケースは少ないです。もともとイラストを描いていてデザインの素地があるか、ポートフォリオのレベルがかなり高くポテンシャルが期待できると判断された場合のみ、例外でデザイナー枠として採用されます。

基礎的なコーディングスキルがまだ無い

一方で、コーディングなら基礎レベルでもなんとか戦力になるので、コーディングが少しでもできるならグッと採用されやすくなります。

コーディングは、本来はかなり奥深い世界で、拡張性が高い構造のHTMLとCSSを書くのは実は難易度が高いです。でも、ペライチのページのコーディングや、ページの一部のテキストやリンクを修正するだけの運用案件であれば、コーディングが基礎レベルでも十分に対応が可能です。
またタイミングにもよりますが、社内ではデザイン案件よりもコーディング案件の方が多いことが一般的です。需要があります。

コーディングが多少でもできれば「採用してみようか」という話になります。

Webデザインを学習する上で、
デザイン力向上に時間を掛けすぎていないか・・・
ポートフォリオでコーディングスキルをきちんとアピールできているか・・・
そもそも基礎的なコーディングスキルは持っているか・・・

これらを確認してみましょう。

コーディング力で入社し、デザインも少しずつやらせてもらう

僕がWeb制作会社に入った時も、

「最初はコーディングからやろうか、慣れてきたらデザインの方も少しずつやっていこう」

面接時に、社長にそう言われました。
コーディングのスキルがあったからこそ雇ってもらえたのです。最初こそ、テキスト修正などの単純なコーディング業務でしたが、やがて、多くのサイトのデザインをやらせてもらえるようになりました。

Webデザイナーを目指しているのなら、コーディングは必須スキルです。どのみち基礎レベルは必ず習得する必要があります。未経験のうちに、しっかりコーディングの基礎を押さえておきましょう!採用もされやすくなるし、今後Webデザイナーとしてまっとうに成長していけます。

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』『Webist』の2つです。
※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

コラム②:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。

ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。

他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。

この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。

参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

“内定が出ない人は、需要のある「コーディング」に比重を置いて就職活動をしよう” への3件のフィードバック

  1. mutuki より:

    はじめまして、30代後半男、mutukiと申します。
    元接客業と在宅でライターをしていましたが、いまは無職です。独学で未経験でウェブデザイナーの勉強しています。(求職支援も受けようと思ったのですが、すぐには受けられるわけじゃないんですね・・。諦めて自分で勉強する事にしました。)

    こちらのサイトを参考にさせていただき、ポートフォリオを作成し求人に応募したのですが、5社ほど応募しても結局反応がなく、書類選考で落とされるばかりで落ち込む日々です。今後もこれを続けてもいい結果が出る気がせず悩んでいます。

    そこでアドバイスをいただきたくねこぽんさんに質問してみようと思い立ちました。

    ①論理的なデザインや説得力のある言葉を学ぶにはどうすればいいですか?
    自分のデザインやポートフォリオには何が足りないのかはなんとなくわかっていて、落とされた理由もたぶん自分のデザインは上っ面だけで論理性や説得力が足りない事、そのデザインについて表現したり説明する言葉が足りない事だと思っています。そうした部分での勉強法などがあれば教えていただきたいです。

    ②ウェブサイトを運営している方が有利になりますか?
    今までwebサイト運営自体をしたことがないのですが、webサイト運営をしている人としてない人では、書類選考通過率や面接官の反応などは変わる物でしょうか。その辺についてもお教えいただけると嬉しいです。

    ③ギャラリーサイトの見方のコツを知りたいです
    ギャラリーサイトをいくつも見ているのですが、どのサイトもパララックスなどを使った派手なサイトばかりが多くて、どうしても良いデザインがなんなのかわからなくなるのです。シンプルなサイトもあるとは思うのですが、そうした派手なサイトばかりが目に付いてしまって、ギャラリーサイトを見るのがおっくうになってしまい敬遠してしまいます。

    その結果自分の考える見やすいサイトや読みやすいと思われる単調なサイトばかりができてしまいます。デザインの幅が全く広がらずに悩んでいます。どのように改善すると良いでしょうか。ギャラリーサイトの見方のコツなども教えていただけると嬉しいです。

    この3つの質問についてお忙しいかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

    • ねこポン より:

      mutukiさん、はじめまして。
      転職活動、なかなか大変なようですね。。ご質問に回答していきます。

      ①論理的なデザインや説得力のある言葉を学ぶにはどうすればいいですか?
      水野学さんの本に『センスは知識からはじまる』という本がありますが、デザインの論理性や説得力は、まずは「知識」から始まります。

      書籍『センスは知識からはじまる』
      https://amzn.to/2Otqquy

      知識はクライアントについての知識です。例えばクライアントがパン屋さんでホームページを作ろうとしているなら、そのパン屋さんの理念やサイトが目指すゴール、雰囲気や使うべき色などの要素です。そこをきちんと把握していれば、的確なサイトデザインが作れるし、デザインの意図をクライアントに高い精度で説明できます。なので、架空サイトなりサイトデザインを作る際は、まずはそのクライアントのコンセプトを明確化することです。

      一方で、デザイン自体の知識も必要です。ポップな雰囲気を表現したいのに、鈍い色のダルトーンを使っていたら、それは間違ったデザインです。適切なフォント選びも重要です。つまり、配色理論やフォントの知識、デザインの原則などデザインのルールを勉強する必要があります。下記の2つの本がデザインのルールを学べる定番の本です。

      書籍『ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]』
      https://amzn.to/2R3joOK

      書籍『なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉』
      https://amzn.to/2XX6eEt

      デザイン力を上げる方法は下記の記事でも詳しく解説しています。
      ★デザイン力を最短最速で向上させる方法
      https://webdesigner-go.com/study/how-to-improve-design-skill/

      ②ウェブサイトを運営している方が有利になりますか?
      「ウェブサイトを運営」の定義によります。

      もしそのサイトが、デザイン的に、UI/UX的に、あるいはコーディング的にかなり優れたサイトであれば当然、採用側の企業も興味しんしんにはなります。「そんなサイトを作れるならぜひうちに来てほしい!」となります。

      でも、ただのブログレベルだとそれほど関心は持たれません。むしろブログでWebデザインの情報など配信していたら、堅い企業だと「あ、この人、ブログでうちの技術情報を外に流しかねないな・・・」と心配します。というか、そんな頭の固い企業は入らないほうがいいですね笑

      別のパターンだとアフィリエイトサイトです。Webマーケティング事業を中心とした会社であれば、ライティングやSEOの知識があってコンバージョンまで持ち込める実績を持っているなら欲しい人材です。ただ、そうなるとWebデザイナーというかオウンドメディアディレクター的なポジションが多くはなってきますが。この場合はアフィリエイトが副業にあたるので、その企業が副業OKじゃないといけないです。

      【求人】目指すは、”全社員アフィリエイター”。 今伸び盛りの代理店が「アフィ経験者」を採用する理由
      https://ferret-plus.com/work-style/12267
      これは広告運用の求人案件ですが。

      ゼロマーケティング
      https://zelo.jp/recruit/
      Webマーケの会社なら、SEO知識(というか興味)があってコーディングもできる人はすごく合っています。余談ですが、個人的に僕自身はこっちに行こうと考えています。

      なので、一言で回答するなら、ウェブサイトを運営する必要はないです。それよりもポートフォリオ内の作品の質を上げることに注力した方がいいです。

      ③ギャラリーサイトの見方のコツを知りたいです
      ギャラリーサイトは、現時点でもっともオシャレだったりカッコいいサイトをただ掲載しているだけです。なので、そこに対して何の脈絡もない僕やmutukiさんというこちら側の人間がそれを見ても、「わー綺麗」でだいたい終わります。

      誰かの優れたデザインを見るには、ある程度の解説や分類が無いと、学びが得づらいです。

      書籍『Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集』
      https://amzn.to/2DvJmCo

      この書籍では、「ホワイトスペースを活かしたデザイン」「手書き文字を使った独自性のある表現」など項目が詳細に分けられていて、さらにそのデザインを実現するための手法が詳しく語られています。
      たくさんのサイトデザインを見ながら、そのデザインをどう実現すればいいのかがわかるため、この本をがっつり読み込むと多様なデザインを作る上ですごく勉強になります。引き出しが増えます。さらにいつもそばに置いておいて、デザインに困ったときには、いつでも参照できるようにしておくことをオススメします。

      >その結果自分の考える見やすいサイトや読みやすいと思われる単調なサイトばかりができてしまいます。
      これで全然かまいません。上でも書きましたが、「ギャラリーサイトは、現時点でもっともオシャレだったりカッコいいサイトをただ掲載しているだけです」。世の中のサイトはもっともっと単調です。グリグリにアニメーションするサイトが本当に売上を上げているかなんてわかりません。むしろ重くて直帰率が高くて迷惑なだけの場合もあります。ベテランWebデザイナーの転職活動ではないので、きちんとデザインの意図を表現したシンプルなサイトで問題ありません。ただシンプルにこだわりすぎて色や要素が少なすぎるだけのデザインだけではダメで、多色を用いたサイトデザインもポートフォリオでは用意して、さまざまなバリエーションのデザインに対応できる(対応しようとしている)ことはアピールした方がいいです。

      まとめると、
      1. 対象(クライアント)の知識を深める
      2. 配色理論やデザインのルールを覚える
      3. ギャラリー本を読んで多様なデザインに親しみデザインの引き出しを増やす
      デザインに関してはこの3つが重要です。この記事自体にコメントをいただいているので読んでいただいたと思いますが、コーディングにも力を入れてみてください。

      安心してください!5社だとまだまだ少ないです!10〜20社は応募していきましょう。
      またご質問があれば、いつでもお願いします^^

      • mutuki より:

        ねこぽんさんおはようございます!
        お忙しいのにお返事下さりありがとうございます!
        人から何かを教えてもらうのが苦手で、勇気を出して聞いてよかったです。ためになる情報をありがとうございます!書籍買って読んでみようと思います!

        あれから自分のポートフォリオを見直して客観的に見ていて思ったのがやっぱり基礎的な部分や
        デザインに関する引き出しの足りなさなど、細かい部分が全くできていない事に気づきました。
        早く転職活動しなくてはと焦っていたことが原因だと思います。

        焦っていた事やもともとインプットやアウトプットが下手なので、色々な情報を読んでなんとなくわかったつもりで次に進む、という事を繰り返していた事で、結局は何一つ自分のデザインに活かしきれていないなと感じています。

        あと未経験だし、ダメな部分はあっても少しくらいは大丈夫だろうと、わけのわからない自信をもって挑んでいたのもダメだと思いました。焦らずもう一度基礎から勉強し直してそこから再出発をしようと思います。

        もう一度ねこぽんさんの記事もしっかり読み直して教わったことを自分の物にできるようにがんばってみます!ありがとうございました!

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