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Webデザイナーに英語は必要?


会社にいた頃、同僚たちは誰一人として英語ができませんでした。会話もリーディングもほとんどできず、それでも全く業務に差し支えはありませんでした。

そもそもコミュニケーションとして英語を使う業務は、Web制作会社ではほぼありません。なので、Webデザイナーとして働くには、英語力は必要ないです。

案件によっては、多言語サイトの制作があり、英語のサイトを作ることもありますが、翻訳会社を使うので、英語力は必要ありません。

でも、英語が少しわかるだけで、Webの世界ではいろんなメリットがあります。僕はTOEICを900点以上持っていて、リーディングは多少できるため、いくつかのメリットを享受していると思っています。それらを紹介します。

バグやトラブルを解決しやすくなる

これはコーディングで多いのですが、コーディングやJavaScriptで、もしバグに出くわした時に、たまに日本のサイトだけでは解決策が見つけられないことがあります。普通は日本人の誰かがブログに解決策を載せてくれてるものですが、最新のものか珍しいバグだと、たまに全く見つからないことがあるんです。

その際にググると出てくるのが、stackoverflowのスレッドだったり、海外のエンジニアのブログです。そのへんを読むと、解決策が見つかることがあります。英語がしっかり読めなくても大丈夫です。コードで解決策を示してくれていることが多いので、だいたいそれを見れば直し方がわかります。

海外の最新の情報(トレンド・ドキュメント)が手に入る

Webデザインの最新のトレンドは海外からやってきます。今でこそ日本では普通になっているデザイン手法やフロントエンド周りの技術は、ほぼすべて海の向こうで生み出され日本にやってきました。日本だとコリスPHOTOSHOPVIPあたりのサイトがキャッチアップして紹介してくれています。

その点で、やはり英語がほんの少しできると強いです。特にフロントエンド周りでは、最新だったり少しマニアックな情報になると、すべてドキュメントは英語です。

HTMLのclassの命名に悩みづらくなる

これは地味ながらも意外に役立つメリットです。HTMLのclass名を決めるのに迷って時間を使ったりしませんか?

例えば、お問合わせフォームを囲むdivなら「contact」というclass名を付与すると思いますが、仮にすでに別の箇所で「contact」が使用済みだとします。その場合に「inquiry」がすぐに出てくると悩まなくて済むという感じです。
金額が明記されたボックスを囲むdivには、moneyと付けるのはちょっと違和感があります。英単語を知っていればcost、plan、fee、tuition(授業料の場合)が調べずにすぐに出てきます。

また、新人の頃は、thumbって何だろう…?wrapper?container?など、一般的によく使われるclass名の意味がわからなかったりしますが、少しでも英語がわかれば、あ、サムネイルのことかとわかります。まぁラッパーとかコンテナは日本語っぽいのですぐに理解できそうですが。

海外の案件が受注できちゃう

これは楽しいメリットですね。もし、海外でWebデザイナーとして活躍したい人は、やっぱり英語力はある程度は欲しいですよね。

僕が海外のWebサイトを作ったとか、そういう話ではなくて申し訳ないのですが、縁があって、アメリカの空手道場のロゴ(筆文字で題字を制作)を制作しました。やり取りはすべてFacebookのメッセージです。英語でコミュニケーションがなんとか取れるからやり通せました。完成品を見てすごく喜んでくれたので僕も本当に嬉しかったです。普通なら接点のない海外の人と通じ合えるとなんとも言えない幸せがあるんですw

Webデザインのスキルは世界共通のものなので、せっかくだったら英語を少し勉強して、外国人とコミュニケーションが取れるようになれると、フリーランスとしては仕事の幅が広がるかもしれません。でも、海外は競合もビビるくらい多いのでなかなかシビアな世界ですが…。

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社か教育体制のしっかりしている事業会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』です。ワークポートでも、さすがに未経験の方にWeb制作会社を紹介するのは難しいですが、事業会社のWebデザイナー・フロントエンドエンジニアを紹介してもらえる可能性があります。また、Webデザイナーにこだわらなければ、WebディレクターやECサイト担当者などの求人も多数保有しているため選択肢の幅が広がります。一度面談を受けておきましょう。

また、Web/IT系特化の転職サイト『Green』にも登録しておきましょう。Web系転職の定番サイトです。

コラム②:デザインスキルを一気に上げる方法

「デザインスキルを一気に上げる方法は「レビュー」です。つまりデザインに対するダメ出しを何度もしてもらって直すことを繰り返すことで、デザインスキルは急激にレベルアップします!

これを一番実現しやすいのが会社です。会社なら現場で上司や先輩にサイトやバナーのデザインのレビューをしてもらえるからです。じゃあ就職しておらず未経験のうちはどうすればいいかというと、「レビュー付きのデザインスクールの活用」です。普通のスクールはPhotoshopの使い方やコーディングの基礎を学ぶだけで「デザインスキル」についてはほぼ教えてくれません。レビュー付きのデザインスクールは運営側にも高いデザインスキルが求められるため非常に少なく希少性が高く『fullme』が現在は最高峰だと僕は思っています。「けっきょく、よはく」「ほんとに、フォント」など有名デザイン書籍を手がけるingectar-eの運営です。
僕が駆け出しの頃に『fullme』があれば絶対に受講していました...。デザインスキルを高めたい人はぜひ受講しましょう。

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

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