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Webデザイナーは絵が下手でも大丈夫?

この絵を見てください。


これが僕の絵のスキルの限界です。人間を立体的に描くことすらできません。これでもWeb制作会社で年収400万円をもらい、普通に仕事していました。つまり、Webデザイナーは絵が下手でもまったく問題ありません。10人のWebデザイナーがいれば、絵がうまいのは2人くらいです。

たしかに絵がうまいと有利なことはあります。イラストもアイコン素材もさらにテクスチャまでも自由に自分で作れます。会社としてもイラストが描けるWebデザイナーが社内に入れば、イラストを外注する必要がないので、欲しい人材ではあります。
ただ、ありがたいことに世の中にはフリー素材が大量にあります。絵が下手でも、誰かの作ってくれた無料の素材がネットにあるので、それらを活用して仕事ができるので特に問題はありません。

また、「絵がうまい」とは具体的にどういうことかというと、描写力以外の能力でいえば、光の入り方や陰の付け方、立体物の描き方を理解しているということです。Webサイトのデザインにおいても、光や陰、立体的な装飾をデザインとしてほどこすことがありますが、そういう装飾的なデザインを手がける場合、絵がうまい人はだいぶ有利です。

ただ、今はフラットデザインの時代です。装飾を省くシンプルなデザインと、ユーザーが使いやすいUI(ユーザーインターフェース)が好まれています。個人的に思うのは、この流れは、絵が下手な人には追い風だということです。ラッキーです。「装飾」よりも「UI」が重要視されます。ユーザーが使いやすいデザインが重要視されます。

だから、絵が下手でもまったく心配しないでください。

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社か教育体制のしっかりしている事業会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』です。ワークポートでも、さすがに未経験の方にWeb制作会社を紹介するのは難しいですが、事業会社のWebデザイナー・フロントエンドエンジニアを紹介してもらえる可能性があります。また、Webデザイナーにこだわらなければ、WebディレクターやECサイト担当者などの求人も多数保有しているため選択肢の幅が広がります。一度面談を受けておきましょう。

また、Web/IT系特化の転職サイト『Green』にも登録しておきましょう。Web系転職の定番サイトです。

コラム②:デザインスキルを一気に上げる方法

「デザインスキルを一気に上げる方法は「レビュー」です。つまりデザインに対するダメ出しを何度もしてもらって直すことを繰り返すことで、デザインスキルは急激にレベルアップします!

これを一番実現しやすいのが会社です。会社なら現場で上司や先輩にサイトやバナーのデザインのレビューをしてもらえるからです。じゃあ就職しておらず未経験のうちはどうすればいいかというと、「レビュー付きのデザインスクールの活用」です。普通のスクールはPhotoshopの使い方やコーディングの基礎を学ぶだけで「デザインスキル」についてはほぼ教えてくれません。レビュー付きのデザインスクールは運営側にも高いデザインスキルが求められるため非常に少なく希少性が高く『fullme』が現在は最高峰だと僕は思っています。「けっきょく、よはく」「ほんとに、フォント」など有名デザイン書籍を手がけるingectar-eの運営です。
僕が駆け出しの頃に『fullme』があれば絶対に受講していました...。デザインスキルを高めたい人はぜひ受講しましょう。

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

“Webデザイナーは絵が下手でも大丈夫?” への3件のフィードバック

  1. dobby より:

    初めまして!記事を初めて読ませていただきました。
    僕は、2020卒見込の大学生でSierに就職が決まっています。ですが、学生の残された時間でweb系のプログラムの知識をつけれればと思いこの記事にたどり着きました。パソコンのスペックだったり、必要なスキルだったりいろいろ知ることができました。ありがとうございます。今すでにドットインストールで勉強を始めていて、Lancersなどのサイトで12月の月にコーディングだけで5万円くらい稼ぐことを目標にしているのですが、それは現実的な目標になっています?また、今後の勉強や社会人生活でのアドバイスがあればお願いしたいなと思っています。
    失礼しました。

    • ねこポン より:

      dobbyさん、はじめまして!
      記事を読んでいただき、ありがとうございます。

      Lancersはサイトデザインのコンペ案件しかやったことがないので、コーディング案件については詳しくありません。
      いま、案件の一覧を見てみると、1プロジェクト20,000〜50,000円が相場のようです。応募しているライバルのランサーは経験もそこそこあるようなので、実務未経験の方が受注するのはなかなか厳しそうです。。。そのため、かなり安価で、例えば10,000円とかなら受注も可能かもしれませんが、それでは大量に案件をこなす必要があり、さすがに一月で10万円は難しいです。
      もちろんやってみないとわからないので、ぜひトライしてみて感覚を掴んでみるのがベストだとは思います!意外に良いクライアントが見つければ、10万くらいは軽くいくかもしれません。

      12月まではまだ時間があるので、HTML/CSS/JavaScriptに加えて、WordPressを習得すると良いです。LancersにもWordPress案件は多く、単価も100,000円〜と一気に跳ね上がります。プログラミング系をやりたいのなら、PHPに触れる良い機会になります。もちろんWordPressができる人も少なくはないので、Lancersでも受注できるかはわかりませんが・・・。
      僕が知り合いからコーディング込みのWordPress案件を受ける場合は、安くて10〜20万、一般的には30〜40万円もらいます。工数は短くて一週間ほどです。わりがいいですよね。なので、知り合いづてにサイトを作りたい人を紹介してもらえるといいですね!それが一番稼ぎやすいです。

      僕がアドバイスできることとしたら、最近よく言われることですが、
      「スキルを積み重ねて、会社でもフリーランスでもどんな形でも生計を建てられるようにする」
      ことです。特に会社のような組織に向いていない僕の場合はこれが超重要です。

      トヨタの終身雇用終わった発言、カネカの件、年金2000万円問題など、令和に入って、いよいよ「どこでも生き抜く稼げる人間」になる必要が出てきました。会社自体を否定するつもりは一切ないですが、会社に頼るという発想はオワコンです。自分のスキルをしっかり蓄積して、会社でも一人になっても稼いでいけるようにならないと、本当にしんどい時代に入りました。
      「積み重ねられて他の人と差別化できるスキル」、そんなスキルを身につけることが重要です。プログラミングやデザイン、英語などはその点でオススメです。30歳になって、「はて?自分には何のスキルがあるのかな?…無い!」は恐ろしくないですか。

      残りの学生生活、ご自身の将来のため、楽しく勉強してみてください^^

      • dobby より:

        ねこポンさん
        こんにちは!丁寧なご返信本当にありがとうございます。wordpressは聞いたことがあったのですが、自分では勉強してみようと思ってなかったので参考になりました。今回のねこポンさんとの出会いを無駄にしないように残りの学生生活を有意義に過ごしたいと思います。よければ、今後も相談やアドバイスをいただければ幸いです。今回は本当にありがとうございました。ではまた、よろしくお願いします。

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