おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
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学校や独学後にいきなりフリーランスのWebデザイナーになるのは、絶対にやめたほうがいいです。
ごくまれに、いきなりフリーランスになって成功する人もいます。僕の知り合いにも一人いますが、まれなケースです。彼は課題解決能力がかなり高く、つねに最先端の技術も勉強して取り入れて、自分ひとりでスキルアップができる、ものすごい優秀な人です。
普通の人は、すぐにフリーランスになると悲惨なケースが待ち受けています。しかもまずいことに本人に自分が悲惨であるという自覚症状がない場合があります。
勉強と現場のレベルは桁違いです。勉強をする中で、ある程度Photoshopの使い方に慣れたり、サイトが作れるようになると、自分が、できるWebデザイナーになったと錯覚しがちです。
特にデザインについてはこれが顕著です。
僕もWeb制作会社に入ったばかりの頃、意気揚々と自信満々に先輩にサイトのデザインを見せるわけです。「ほれ、どうだ!俺、やるだろ?えへへ」と。
ボコボコにされましたよね・・・。ものすごいダメ出しの数でした。豆腐メンタルだから半泣きになってましたよね笑
いま振り返ってみると、何であんなクソみたいなデザインに自信満々だったのかと恥ずかしくなりますが・・・。
つまり、自分では自分のデザインの良し悪しを判断できないのです。自分のデザインは可愛くてしょうがないので、素晴らしいものと錯覚しがちです。
なので必ず、先輩デザイナーからレビューを受けて、何度も直して、世の中に出していけるレベルまで仕上げていくという経験が必要です。これは何度も言いたいくらいです。
やがて、自分のデザインが悪いと気づけるレベルに到達します。このレベルにはわりとすぐに行けます。でも、悪いのにどう直していいかわからないという状態が続きます。それは引き出し、つまりデザインのストックが頭の中に無いからです。そのストックは、現場で多種多様なジャンルのデザインに何度も取り組むことで蓄積されていきます。
「会社」で働くということが重要です。個人プロジェクトではダメです。先輩のOKをもらって、つまり企業として実際に世の中に出せるレベルのデザイン制作に何度も取り組むことが大事なのです。実務が未経験の状態で自分のデザインを自分だけでジャッジしてはダメです。
つまり、デザイン力アップには、先輩デザイナーのダメ出しと現場経験が必要なのです。
誰もフィードバックをくれない環境で、自分一人で自己満足にたくさんデザインをこなしても、ほとんど成長していません。デザインスキルは永遠に低レベルなままです。
しかも人によっては自分のデザインのレベルが良いと勘違いしたままです。レベルが低いので仕事が来ないか低単価で仕事を請け負い、すぐに疲弊するケースがほとんどです。
コーディングについても同様ですが、すこし話は変わります。
class名のつけ方、デザイナーとの共同作業の仕方、拡張性のあるHTML/CSSの書き方など、現場で効率的に学べることは大量にあります。ベストプラクティスな書き方をするために、先輩がコーディングレビューをしてくれる所もあります。まずいコードを書かないように現場に入って学びましょう。
ただ、デザインと違うのは、ソースコードは見えないという点です。その点で、個人的には、コーディングについては、独学からいきなり小規模なサイト制作なら請け負ってもいいとは思っています。ちょっと怖いですけど・・・。
これは、かなりひねくれた見方ととられるかもしれませんが、レベルが低いデザインでサイトを作られると、クライアントが可哀想です。
いきなりフリーランスの人はデザイン力が未熟です。先輩がいないのでダメ出しを受けられません。でも本人は自分の作ったそのデザインが「良い」と勘違いしています。
さらに、クライアントも同じような状況です。デザインの素人なので、提出されたデザインを見て「良い」と勘違いしがちです。
つまり、誰もデザインについて良し悪しが判断できず、クライアントのサイトがひどいデザインで仕上がって世の中に出てしまうのです。クライアントがすごく可哀想です。
僕もこれはやってしまいました・・・。求職者支援訓練に通っている頃に、ランサーズで、あるメディアサイトのデザインコンペを見つけました。いっちょやってみるか!とデザインを作って参加したら、なんと採用されてしまったのです。
当時は嬉しかったのですが、振り返ってってみると「あんなデザイン作って本当に申し訳ありませんでした」と土下座したくなります。それくらいひどいデザインでした。デザイン力が未熟な頃は、本当に不思議なくらい自分のデザインの良し悪しを判断できないのです・・・。
「別にクライアントが喜んでるんならそれでいいじゃん?」って思いますか?
Webデザイナーとはいえ、デザインに関わっている人間なら、そんなふうには思えないですよね。クライアントの商品が売れるとか、そこも大事なのですが、それよりも譲ってはいけないプライドがあるはずです。
『世の中に出せるレベルの完成されたデザインを納品すること』、これは守らないといけません。
金銭的な状況や、家族の事情などで、すぐにフリーランスになりたい人はいると思います。
でも、まずは会社に入って、実践的なスキルを身に着けていきましょう!フリーランスになるのはそれからです。
自分もクライアントもその先のお客さんも、みんなが本当に満足するサイトを作れるようになるために。
僕はWeb制作会社に入ってからも、肩書こそ「Webデザイナー」なのですが、自分のことを「Webデザイナー」とは恥ずかしくて名乗れませんでした。ようやく2年くらい経って、自信がついたとき、小声で「僕はWebデザイナーです」と言えるようになりました。
ハードルを上げるようですが、それくらい時間と現場経験は必要だと思っています。
このサイトでは、
本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社すること
を強くオススメしています。
Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。
未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』と『Webist』の2つです。
※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。
エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。
でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。
ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。
他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。
この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。
参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか
「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!
おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() 求職者支援訓練 ハロートレーニング |
無料 (教材費のみ) |
通学 (約6ヶ月/週4〜5日) |
Webデザイン | ハローワークによるサポート |
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一番おすすめのスクールは国の運営する求職者支援訓練(ハロートレーニング)です。授業料が無料!しかも約6ヶ月という期間がWebデザインの基礎スキルを習得するのに十分な長さです。僕自身も求職者支援訓練を経てWebデザイナーになりました。 失業保険が受給できる方は職業訓練がおすすめです。期間が約3ヶ月と短くやや理解が浅くなる点は不安ですが、復習や独学で補えれば問題ありません。最近は数は2校ほどで少ないですが6ヶ月コースも登場しました! 参考記事:【無料】職業訓練でWebデザインを学ぶ |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() デジタルハリウッド |
有料 (¥591,800) |
通学 (6ヶ月) |
Webデザイン | 実務経験ゲット/就職サポートあり |
![]() |
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デジタルハリウッドことデジタルハリウッドは、求職者支援訓練か職業訓練に通えない場合に次に検討するド定番のスクールです。動画授業×マンツーマン指導なので仕事との両立も可能です。僕の知り合いのWebデザイナーもデジハリの出身者が多いです。プランは「Webデザイナー専攻 超実践型 就職・転職プラン」がオススメ。「お仕事TRYプログラム」で在学中に実際のクライアントの仕事が体験できるので実案件をポートフォリオに掲載できます!未経験の人が転職活動で直面する実務経験が無くて採用されづらい壁を突破できます。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() LIG |
有料 (¥495,000 〜) |
通学 (6ヶ月) |
Webデザイン | 転職サポートあり |
![]() |
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超有名Web制作会社LIGによるWebデザインスクールです。上で紹介したデジハリ(デジタルハリウッド)のLIGコラボのスクールです。学習スタイルはデジハリと同じで動画授業×マンツーマン指導です。LIGが運営するオウンドメディアやYouTubeチャンネルの画像を課題として作ったり、実際にLIGの現役デザイナーが制作したデザインを見本にした課題があったりと、LIGが好きな人やスクールがある首都圏にお住まいの方にオススメのスクールです。興味がある人はデジハリとLIGの両方の無料カウンセリング(説明会)を受けてみて比較してみましょう。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() デイトラ |
有料 (¥99,800〜) |
オンライン (90日間/質問期間は1年) |
Webデザイン | なし |
![]() |
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『デイトラ』はコスパの高いオンライン完結型のWeb制作スクールです。格安ながらもデザインとコーディングのレビュー(添削)が受けられます。人気急上昇中でTwitterで受講生のツイートを見ない日はありません。「課題 + 課題のレビューあり + 質問し放題」というサービスを提供しています。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() プログラマカレッジ |
無料 | オンライン | プログラミング | あり |
![]() |
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『プログラマカレッジ』は20代限定のオンラインの完全無料のプログラミングスクールです。無料なのでエンジニアになりたい方はぜひ挑戦してみてください。スクール側は就業先の企業からお金をもらうことで無料で運営をしています。とはいえ授業の質は高いと評判です。『プログラマカレッジ』の卒業生による体験談記事はこちらです。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
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![]() 無料PHPスクール(ドリームシアター) |
無料 (デポジットあり) |
通学 | プログラミング | あり |
![]() |
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こちらも上で紹介した『プログラマカレッジ』と同様の完全無料のプログラミングスクールです。特徴的なのはオンラインではなく通学式で、学習するプログラミング言語をPHPに絞っている点です。PHPはがっつりプログラミング言語である一方で、ECサイト構築やWordPressで使われるなどWeb系と親和性が高い言語なので、Web系の会社で働きたい人にはこのスクールがオススメです。23日間という短期間でハードめなカリキュラムな分、未経験でも内定2社を保証してくれます!校舎がある池袋に通学できる方が対象です。 |
ご質問や感想など、お気軽にどうぞ!