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Webデザイナーは、デザインとコーディングの両方できなきゃダメ?

「えー!Webデザイナーって、デザインもコーディングも両方やれないとダメなの…?」
と不安にならなくても大丈夫
です。

実際のところ、Web制作の現場では、必ずしもデザインとコーディングの両方を1人の人間がこなしているわけではありません。
デザインとコーディングを両方バリバリこなせる人は、実は多くないのです。

デザインとコーディングの両方できるべきなのか、デザインのみでいいのか、それは会社の規模によって変わってくることを解説します。
ただ、どの会社で働くにしても、最低限のコーディングのスキルは必要です。デザインのみをやりたいからFigmaとPhotoshopの勉強だけをやるというのはNGです。その理由も解説します。

会社によってWebデザイナーの担当領域は異なる

会社の規模の大きさ、あるいはフリーランスなのかによって、Webデザイナーの仕事は異なってきます。

規模の大きい会社では、Webデザイン業務が分化している

ある程度大きいWeb制作会社(僕の感覚だと約100人以上)に行くと、「Webデザイナー」という職種は無く、「デザイナー」「フロントエンドエンジニア(あるいはコーダー)」に分かれていることが多いです。
「フロントエンドエンジニア」とは、コーディングはもちろんですが、JavaScriptなどを駆使して、アニメーションやアクションなどの動きのあるサイト制作を得意とします。

つまり、大きな会社では、デザイナーならある程度のデザイン力、フロントエンドエンジニアならJavaScriptなどプログラミングのスキルが必要になってきちゃいます。

逆に小規模で少数精鋭のオシャレなWeb制作会社も、優秀なデザイナーとフロントエンドエンジニアに分かれているケースもあります。

中規模の会社が駆け出しのWebデザイナーにとっては一番ちょうどいい

従業員が30人以上100人以下くらいのWeb制作会社が、経験の浅いWebデザイナーにとっては一番働きやすい環境だと僕は思っています。デザインとコーディングの両方をほどよく担当できて、両方のスキルをアップさせやすいです。また、その環境のおかげで最初の1年の間に自分がデザインとコーディングのどちらに向いているかを見極めやすいです。

小規模の会社では、あらゆる業務に対応する必要がある

一方で、小さなWeb制作会社(20人くらい)に行くと、単純にスタッフが少ないという理由で、一人でデザインからコーディング、さらにはディレクションまで担当している場合もあります。
ホワイトで良い会社なら一気にスキルアップできる環境ですが、残業やパワハラのあるブラック企業だとかなり疲弊しやすく鬱になる可能性もあるので要注意です。

フリーランスは全方位のスキルが必要なことが多い

フリーランスの場合は、また状況は変わります。フリーランスを利用するクライアントは予算が潤沢にはないケースが多いので、できる限り安くサイトを作りたいわけです。Web制作会社に依頼してたらディレクション費用やら検証費用など含めると軽く100万〜300万は取られるサイトが、フリーランス一人に依頼したらその半額以下で済んでしまうこともあります。

だから一般的には、フリーランスは一人でデザイン・コーディング・ディレクションが一通りできる人材が求められるケースが多いです。もちろんデザインスキル・フロントエンドスキルがそれぞれ非常に高い人は、デザインのみ・コーディングのみで生計を立てている人もいます。

企業やフリーランスなど、Webデザイナーの働き方については下記の記事に詳しくまとめました。
Webデザイナーの働き方(企業とフリーランス)

デザインのみはNG、コーディングの基礎は必ず習得しましょう

駆け出しのWebデザイナーが「デザインのみ」のスキルではNGです。必ずコーディングの基礎だけでも習得してください。

最終的にベテランになり、デザインだけを担当するのは全然OKですが、まだ学習の段階でFigmaやPhotoshopのみを勉強して、「Webデザイナー」を名乗るのは絶対にやめてほしいです。特に最近は『STUDIO』や『Wix』などノーコードと呼ばれる、デザインをしたらサイトが完成しているコーディング不要のデザインツールが盛り上がってきていることや、デザインソフトの使い方だけを教えてWebデザインスクールと名乗っているスクールもあり、「デザインだけ勉強すればいいや」と思っている人もいるようです。

当たり前ですが、Webデザイナーの仕事は「サイトを作ること」です。サイトを作るにはデザインとコーディングが必要です。デザインのみならず、コーディングの最低限の知識は必要です。

この表のデザインはコーディングで再現できるかな?
このパーツをアニメーションさせたいがコーディングで実装できるのか?
ここはグラデーションさせたいがCSSでどの程度再現できるのか?

などなど…

サイトのデザインをする際には、これらのコーディングによる実装について、ちゃんと理解している必要があります。

特に現代は、サイトはより洗練されて凝ったデザインや複雑なアニメーションも可能になりました。実装面のコーディングの知識がしっかりあると、デザインの幅も広がります。学習の段階では、しっかりコーディングを勉強してください。

コーディングのみでは今後は生き残りづらい

「コーダー(HTMLコーダー)」と呼ばれる職種もあります。コーダーはサイトのコーディングのみを担当しますが、今後はコーディングのみのスキルでは生き残れない可能性があります。コーダーの場合は、JavaScriptを習得して、フロントエンドエンジニアにステップアップする流れが一般的です。
フリーランスのコーダーの場合は、営業がうまいか定期的に案件をくれる太い客がいる場合は生きていけなくもないですが、やはりフロントエンド領域をどんどん学んでいくべきだと思っています。

僕はコーディングの方が得意ですが、デザインもするので、自分のことを「Webデザイナー」と名乗っています。

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』『Webist』の2つです。
※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

コラム②:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。

ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。

他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。

この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。

参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

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