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WebデザイナーはHSPに向いているお仕事!

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僕はHSPなのですが、Webデザイナーという仕事によって本当に救われました・・・。

会社の電話は怖くて取れないし、人の目や感情がつねに気になるので、ひとりで黙々と作業がしたいのです。いまは週3日だけWebデザイナーとして会社に常駐して働いています。それ以外は家で作業したり、テニスをしたりして過ごしています。

HSPにとってWebデザイナーは適職だと思います。自分の時間・ひとりの時間を確保できるからです。HSPの方でストレスの少ない仕事を探している方は、ぜひWebデザイナーという職業を選択肢の一つとして検討してみてください。

最初に、僕の失敗ばかりの20代の頃のお話を少しさせてください。大学は哲学科出身なのですが、もうどんどんひとりで思考が内側に向かっていく性格なのでした・・・。

僕のHSPな歴史

新卒ではじめて入った会社では、5月の時点で軽いうつ状態になりました。

会社の電話が取れないです・・・

まず、会社の電話が怖くて取れませんでした。でも上司は「なんで取らないんだ!」と怒ってきます。会社なので当然ですよね・・・。豆腐メンタルなので怒られると打ちのめされて、ますます電話が取れなくなりました。取れない自分に対してさらにループで自己嫌悪を感じました。自分はポンコツダメ人間なんだと思うようになりました。

また、会社という組織のなかだと、なぜかうまく普通に振る舞うことができないのです。たくさんの人が周りにいると勝手にその人たちの感情を深読みしてしまい、自分のことを嫌っていたり噂をしていると思い込んで傷ついてしまいます・・・。
いつも演技をしている感覚でした。しかも大根役者なので笑、空回りばかりです。あまり同期とも馴染めず、気がついたらいつも一人にぼっちになっていました。自分の本来の感情がよくわからなくなり、いつも取り繕ってるので、もう毎日疲労でクタクタです。土曜は起きれずほとんど寝て過ごし、日曜の夕方になると激しい憂鬱感に襲われていました。

5月の時点で軽い鬱状態になりました。心療内科で薬を処方してもらい、どうにかそこから1年もがいて頑張ってみたのですが、限界が来て、会社を辞めました・・・。

他の仕事もダメだった・・・

その後は、どうにか一人で独立できるような仕事を探しました。

「手に職を!」と思い立って、エンジニアになろうとしましたが、レベルが高すぎて挫折してしまいました。

それならWebマーケティングをやってみようと、ある会社にアルバイト入社しましたが、やはり、普通の会社はどうも苦手なようで、、、だんだん病んでいき、つい無断欠勤をしてしまいました。
すると、自宅のアパートの窓が強引に突然ひらいて警察がこちらを見て「社会人なんだからしっかりしなさい」と諭してきました。会社が心配して警察に通報したのでした・・・。まさか、20代後半にして警察にそんなふうに怒られるとは思ってもみませんでした笑

Webデザイナーにはなれた!

そして、20代後半になって、たまたまハローワークで求職者支援訓練の存在を知りました。もう最後の挑戦だ・・・と決意して「Webクリエイター科」に入りました。
PhotoshopやHTML/CSSなどを5ヶ月間の授業で学び、その後は事業会社にWebデザイナーとして入社、1年後にWeb制作会社に移り、現在はフリーランスとして生活しています。

自分はポンコツダメ人間だと思ってたのですが、Webデザイナーにはなれたのです!
ようやく、自分らしい生活を手に入れることができました。

最近までは月に30万円ちょっともらいながら週3日だけアパレルの事業会社で働いていました。週5日は精神的に無理なのですが、3日ならなんとか働けます。・・・いや正直週3日でさえ、しんどく感じるときもありましたが笑、電話も取らなくてよい職場だし、毎日定時で帰れるので働きやすかったです。
社会との接点は失いたくないので、この週3日だけ会社に行く生活は、ものすごく僕に向いていました!現在は完全フリーランスとして週3日の仕事も辞めました。

WebデザイナーがHSPに適職だと思う理由

HSPの性格と「Webデザイナー」という職業の相性が良いと僕は思っています。性格面と働く環境面のメリットをお伝えします。

性格面のメリット

HSPは、Highly Sensitive Personの略字の通り、考えすぎる性格の人です。この性格はデザイン作業に向いています。

Webデザインは大きくデザインとコーディングの2つの分野に分けられます。
そのうちの「デザイン」については、配色やレイアウト、フォント選びなど、常にそれらのチョイスと組み合わせで何が正解なのかを考え続ける思考作業です。そのため、大雑把であっけらかんとした性格の人には向いておらず、ひとりで悶々と考え込むような性格の人にデザイン作業は向いていると思います。
僕なんかまさにそうです。一日中、ひとりでモニターに向かって考えながらデザインをしているのが幸せな人間です。

もちろんHSPの人みんながデザインが好きとは限りません。まずは試しに独学でPhotoshopやIllustratorを触ってみることをオススメします。興味が持てれば、無料の職業訓練や求職者支援訓練、あるいは一般のスクールに通ってWebデザインの基礎スキルを学んでみてください。学校選びや独学の方法は下記の記事を参考にしてみてください。
職業訓練・求職者支援訓練・一般のWebスクール…どれがベスト?
独学でWebデザインを勉強するための完全ガイド

働く環境面のメリット

独学やスクールの後に、いきなりフリーランスになることはほぼ無理ですが、2年ほどWeb制作会社で働いて実践スキルを身に着けたら、完全フリーランスや僕のように週3日だけ会社で働く生活が可能になります。

  • 在宅で働ける
  • 週3〜4日だけ会社で働く
  • 嫌な仕事をしなくて済む

こんな環境で働けます。
3つめについては、Webデザイナーになれば、デザインとコーディングのみに集中できるので、総合職のように会社から自分が望まない仕事を振られてストレスが溜まることがほぼ無くなります。これは僕にとってすごく大きいです。わがままですが、やはり僕は自分がしたい仕事だけを本気でやりたいのです。

得意なことができると自信が生まれ心を解放して働ける!

最後にお伝えしたいのは、自分らしくあれる仕事をしよう!ということです。

仕事は人生の大半を占めます。仕事が合わないとそれだけで生きづらさが増大してしまいます。僕もかつて普通の会社員の頃はそうでした。「あ〜、僕はポンコツダメ人間なんだな〜」と絶望すら感じていました。

でも、Webデザイナーになって、デザインやコーディングが得意になってくると、自分に自信が持てるようになりました。他の人には難しい仕事が、ちゃんと自分にはこなせるからです。こなせるどころか、みんなからすごく感謝されるのです。自分の居場所が見つけられました。社会のなかで、どうにか自分の価値を見い出だせるようになりました。

自分に自信が持てると、自分の感情を素直に解放できるようになりました。自分を取り繕る必要がなくなり、演技をしなくてもよくなりました。疲れにくくもなりました。

自分らしく働ける仕事、それが見つかると自分らしい生き方が実現できます。本当に幸せで毎日が楽しくなります。HSPの方で仕事を探している方は、「Webデザイナー」という職業を選択肢の一つとして考えてみてください。

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』『Webist』の2つです。
※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

コラム②:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。

ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。

他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。

この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。

参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

“WebデザイナーはHSPに向いているお仕事!” への11件のフィードバック

  1. うらら より:

    ねこポンさん

    初めまして。うららと申します。
    私は現在22歳の新卒1年目社会人です。
    私立四年制大学の文学部、哲学科を卒業した後、システム開発を行うIT関係の会社に入社しました。プログラミングは未経験です。
    現在は、在宅研修でプログラミングを学んでおります。(言語は主にJavaやC#、SQLなどで、まだまだ増える可能性もあります)

    最近Webデザイナーという職業に興味を持ち、このサイトにたどり着きました。そこで読んでいるうちに、ねこポンさんに私の話を聞いていただきたいと思い、この文章を打っております。
    以下の文章は長くなります。お時間に余裕のある時でよろしいので、読んでいただけましたら幸いです。さらに返信までいただけるのならば、大変嬉しく思います。

    ・現在の私
    先ほど述べた通り、私は文系出身のプログラミング未経験で、IT関係の会社に入りました。入社前には内定者研修にて、Visual StudioのWindowsフォームアプリ開発(言語はC#)を少しだけ経験し、新入社員研修では前述した言語を用いてプログラミングを学んでいます。
    正直に言いますと今の研修は憂鬱で、配属された後の実務を考えるともっと憂鬱になってしまいます。そうであるにもかかわらず何故入社したか、理由はいくつかあります。

    ①就活中、エージェントに勧められてITの業界も視野に入れ、今の会社を面接したら受かった
    ②就活を長引かせたくなかった
    ③説明会で体験した、はじめの第一歩にすぎないプログラミングが少し楽しかった
    ④文系未経験でも大丈夫、そのような先輩社員もいると言われた
    ⑤コツコツ頑張って何かを創り上げるのが昔から好きで、その気質が向いてるのではと感じた
    などです。実際、内定者研修から社員の方々と交流がありましたが、本当にいい人ばかりで、社内の雰囲気も良い印象でした。同期も同じく文系でプログラミング未経験の女性が多く、さらに自分はプログラミングに向いている気質があると思っていたので、私でもやっていけるのではと思いました。しかし、これらの考えは甘かったのかと思います。
    私は元々、数学や数学的思考が苦手で、学習スピードも遅く、理解するのにも時間がかかり、小さなことが気になるタイプです。これらもあってか、研修に入ってプログラミングをやっていても、「もしかして向いていないのでは」と感じる場面が多くなりました。最近では同期の成長が著しく、自分が置いていかれる感覚がずっとしています。上司には「○○さんは人一倍勉強しなければいけないよ」と言われていますし、さすがに自分でも危機感を感じるので勉強しなければと思いますが、あまり捗りません。やっと重い腰をあげ、自分のペースで勉強をし始めると、楽しく感じる時間があります。しかし、実際の研修や今後の実務を考えると辟易してしまいます。さらに憂鬱に感じてる点として、
    ①なにせ研修のスピードが速すぎる
    ②上司は「分からない部分は幾らでも質問して」と言ってくれて些細な疑問にも答えてくれるが、「分からないまま放置したら知らない」「新入社員研修は内定者研修と比べ物にならないくらいのスピードで進む」などという発言を聞くたび、不安な気持ちが増す

    ということもあります。②の研修スピードに関してですが、Javaは約1ヶ月で終了(当初は2週間でマスターしろと言われました)、C#を用いたWindowsフォームアプリの開発は、内定者研修での1週間強+新入社員研修の3日間で終了、これらに加えて自宅での学習で本当に実務に対応できるのか、と不安しかありません。
    今なんとかやっていけているのは、先輩社員と同期が良い人が多く、優しく教えてくれ、それがなんとか励みになること、そして奨学金の返済があり、親にも申し訳ないので辞められないからです。

    長くなりましたが、このような状態なので、自分がSEになることや、今の会社に居続けることに対してプラスな感情をあまり抱けない自分がいます。
    どんなに社員や会社の雰囲気が良くても、「こんな開発をしたい!システムを作りたい!」という気持ちやビジョンをずっと抱けず、毎日モヤモヤしている私は、今後SEとして長続きはしないだろうなとも感じております。母親には「とりあえず1年続けてみないと」と言われ、私も当初「とりあえず1,2年は頑張ろう」と考えていましたが、その「とりあえず」って何なんだろうと最近は思います。

    ・Webデザイナーに興味を持ったきっかけ
    そんなこんなでもっとやってみたい職業があるのではと考え出した私は、Webデザイナーという職業に興味を持ち、ねこポンさんのサイトにたどり着きました。 そして「Webデザイナーになりたいかも、向いてるのかも?」と思い始めました。理由は主に以下のような点です。
    ①私は昔からデザインに興味があり、PhotoshopやIllustratorを使った仕事にも興味がありました。これまで絵を描いたり、PCのペイントアプリで架空のCDジャケット写真を作ったり、スマホのアプリで画像加工や編集をしたりしていました。そしてこういったことが今も大好きです。学生時代は遠足のしおりの表紙や、クラス旗のデザインなどもしました。最近ではiPadを買い、動画編集を始め、VectornatorやAffinity Photoで、Photoshopやイラレ的なことも始めようとしています(Photoshopとイラレの月額の支払いにまだ踏み出せないため)。そしてこれらに没頭したり調べたりしている時間が今は本当に楽しいです。「私がやりたかったのはこれだ!こういうのが仕事で出来たらいいのかな」と思うことがよくあります。

    ②ねこポンさんか挙げていた、Webデザイナーに向いている人の特徴が全部自分に当てはまりました。最近HSPという言葉を知り、自分もその可能性が高いです。また、日常生活において、商品を手に取って「食品なのに何でこんな不味そうなフォントにするかなぁ」とか、チープでイメージにそぐわない看板やバナーが気になって仕方ないことが多々あります。学生時代に遠足のしおりやクラス旗のデザインを手がけた際は、自分の好きな要素やこだわりを取り入れながら、周りの生徒や教師が見やすくて喜ぶようなデザインを心がけていました。

    これらの点から、Webデザイナーに興味を持ち、「なりたいかも、向いているのかも」と思い始めました。

    ・これからどうしたらいいか
    Webデザイナーに興味を持った私ですが、これからどうしたら良いか悩んでいます。
    悩みとしては、どのようにWebデザイナーに必要なスキルを学ぶか、いつ今の会社を辞めるか、などです。
    会社は今すぐにでも辞めてやりたい気持ちはありますが、奨学金を返さなければいけないことや、あまり裕福とは言えない家庭であること、早期退職などがネックとなり、辞められないでいます(就活したのも、奨学金のためでした)。
    会社を辞めて求職者支援訓練に通うことですが、ねこポンさんのサイトを読んでいるとそれが1番いいと思いました。しかしコロナウィルスの影響により、ちゃんと決められた期間に通えるのか不安に思います。
    独学についても考えました。研修のおかげでほんの少しはプログラミングができることや、プログラミングを楽しいと思える瞬間があること、Progateの有料会員であることもあり、コーディングやWeb制作に必要な言語はある程度学べるのかなと思いました。それでも実務を考えると、独学だけでは厳しく思います。肝心なPhotoshopやIllustratorも、実務に活かせる技術の習得は、独学では限界があると思います。
    そこでもし宜しければねこポンさんからアドバイスをいただけないかと思っています。

    これらが私がお伝えしたかったことです。未熟で甘い考えもあるかと思います。しかし今の私の思いとしては、プログラミングを仕事にしてそれでご飯を食べていく覚悟はありません。プログラミングを生業にして頑張り続けられる自分の姿も想像がつきません。また、「向いてないな、辛いな」と感じる仕事で頭を悩ませるよりかは、「大変だけども楽しい、向いてる!」と感じる仕事をしてみたい、そういう思いです。
    デザインの仕事に就きたいと思ったことはこれまで何度もありますが、芸大や専門学校を卒業しておらず、「ほんの一握りの人しか活躍できなそうなデザインの世界で私は無理だ」と諦めていました。でも今は本当にやりたかったデザインの仕事に対してちゃんと向き合わなければならない、そんな時だと思っています。

    拙い長文で大変申し訳ありませんでした。
    お時間ある時で構わないので、返信をいただけると本当に有難いです。

    • ねこポン より:

      うららさん、はじめまして!
      今までの経緯と想いをしっかり読ませていただきました。

      まだ研修の段階とはいえ、文系ながらバリバリのSE業に入って頑張っているのはすごいことです。プログラミングの概念や文法など日々覚えることが多いでしょうし、不安や憂鬱を抱えながらどうにか乗り切ってらっしゃるんですよね。本当に毎日おつかれさまです。

      うららさんの経歴と経緯を読んで、僕とよく似ているなぁと思いました。

      1つめは、僕も私大の文学部哲学科卒業という点です笑。そこが被るのがすごいですよね!哲学科卒業はHSPの素質が確実にあると思っているので、この記事でも書いた通り、デザイン仕事とは親和性が高いと感じています。哲学科勢としてお互い頑張りましょう笑

      2つめは、僕も何かを創り上げることが僕も昔から好きです。僕もCDのジャケットは作ったことがあったし、学生時代はいろいろ作ってはみんなの前で発表するのが好きでした。
      だからこそ20代の前半はPHPやObjective-cなど、プログラミングを勉強していました。結局挫折しましたが…。プログラミングって趣味でやってるとすごく楽しいんですよね!でもこれが仕事にってなると敷居がグッと上がるし、精神的負担がやばいですよね笑

      3つめは、僕は新卒で入った会社で5月の段階で軽いうつ状態になっていて、わりと早い段階で自分の方向性に強い迷いを感じていた点もうららさんと近いですかね。

      いろいろと僕と重なる部分があると思いますので、それを踏まえて、お悩みについてポイントを整理しながら一緒に考えてみましょう。
      文章を読んでいる感じでは、おそらくもう辞める前提ですよね笑。辞めるにしてもどのタイミングで辞めるのか、そして今後どうするかを考えていきたいですね。

      1. 実務に入ると状況が好転するかもしれない
      また僕の話になりますが、僕は5月で軽いうつ状態になり有給をすべて消化し休んでいました。その前にあった研修が肌に合わず、もう会社に行く気も失せていました。でも同期から励ましの手紙をもらって頑張って出社しました。もう研修も終わっていて、すぐにある部署に配属されました。そこで起こったことは、取り組む仕事が意外に楽しかったことと、話す人々もごっそりと変わり環境が変わって新鮮に感じたことです。

      つまり、実務に入るとまったく状況が変わる可能性があるということです。

      お話をうかがっていると、会社の人がみんな良い人ばかりで雰囲気が良さそうです。先輩も同期も優しいなんて素敵です。これはなかなかラッキーな状況です。うららさんも配属されたら、何かが変わるかもしれません。なので、今は研修がしんどいかもしれませんが、実務に入るまではどうにかやり過ごしてみるのはいかがでしょうか。絶望するのはまだ早いかもしれません。
      もちろん実務に入って絶望したら、すぐに辞めましょう笑

      2. 1年働くと失業保険がもらえる
      次にどのタイミングで辞めるかですが、ご存知だとは思いますが、1年たって会社を辞めると失業保険がもらえます。3ヶ月受給されます。さらにもし6ヶ月の期間の職業訓練を受けた場合は6ヶ月受給されます(たぶん…曖昧ですみません。ぜひ調べてみてください)。最近は6ヶ月の職業訓練も登場しました。あまり裕福ではなく奨学金も返す必要があるとおっしゃっていましたので、失業保険をもらうためにも1年という期間を目安にしてもいいかもしれません。失業保険は金銭的にけっこう助かります。僕もそのためにきっかり1年経って会社を辞めました。
      でももちろん精神的に無理なら「辞めたい!」と思った時に、スパッと辞めちゃえばいいと思いますよ。それと親のサポートがあったり、一人暮らしではなく親元から求職者支援訓練に通えるのであれば、すぐに辞めるのもアリですよね。

      3. コロナによる採用の冷え込みが不安
      Web業界もコロナの影響を受けていて採用を控えている会社が多いです。特に未経験の採用はかなり消極的な状況です…。正直、今会社を辞めるのは、次の転職先を見つけづらいという点で、ちょっと危険かもしれません。もう少しコロナの状況が収まるのを待ったほうがいいです。

      4. 実務経験で得るプログラミングのスキルが今後も大いに役立つ
      >その「とりあえず」って何なんだろうと最近は思います。
      この疑問について答えると、もし、うららさんが会社で営業職とか事務職をされてて、つらいから辞めたいということなら、辞めましょう!とすぐアドバイスしますが、今学んでいるJavaやSQLなどの知識がWebデザイナーになったとしても、大いに役立ってしまうので、その点で「とりあえず」1年くらい働けるなら働いてみてもいいんじゃないか、となります。踏み台という言い方は良くないですが、会社をスキルを学ぶ一種の学校のように捉えてしまっていいのでは?と思います。

      「Webデザイナー」という職は、現実は、デザインに強い人かフロントエンドエンジニアになっていくケースが多いです。デザインとプログラミングの両方がバリバリできる人はあまりいません。なので、今の22歳というかなり若い時期にプログラミングを実務で経験できるのはかなり貴重な機会で、その後にデザインも習得できれば、両方できる人としてWeb業界ではかなり優秀な人材になりえます。プログラミングがバリバリできなくても、実務で取り組んだ経験はきっと役立つはずです。
      でも、もちろん繰り返しになりますが、耐えれればの話なので、つらいなら辞めましょうね笑。辞めてからまたコツコツとコーディングもデザインも勉強していけばいいですから。

      5. Webデザインをどのように学ぶか
      求職者支援訓練は今はコロナの影響で閉校していますね…。ただ、感染者数はどんどん減っていますし、緊急事態宣言も解除されていく方向なので、いつになるかはわかりませんが、数カ月後には再開してるような気はします。期待しつつ、もうちょっと様子を見てもいいと思います。

      独学でうまくいく人も全然いますけど、モチベーション維持や効率的なスキル習得の点ではなかなか独学は難しいです。できることなら求職者支援訓練や職業訓練の受講をお勧めします。学校の良さは「その場で疑問をすぐに聞けて解決できる」ことですよね。授業内容自体はUdemyの動画教材でも全然OKなのですが、わからない時にすぐ聞けないとストレスで嫌になっちゃうのが一番の独学の問題です。逆に言えば、サクサクとドットインストールやUdemyで勉強できる人は、あえて学校に行かなくてもいいとは思います。そこで問題になるのはUdemyのどの動画を買えばいいのかとか、独学のロードマップ(何をどの順番でどう学ぶか)のような指針です。そういう記事は僕の方でももっと充実させていきたいと考えています。闇雲にいろいろ手をつけても無駄に時間が掛かっちゃうのが独学の厄介な点ですからね。

      いろいろ話してきましたが、まとめると
      「実務に入ると状況はガラッと良くなるかもしれないし、コロナ禍だし、プログラミング自体は今後Webデザイナーになる上でもすごく役立つので、1年くらい勉強期間と捉えて働いてみてはどうか?でもつらいならすぐに辞めましょう!」といった感じです。アドバイスというより、僕がうららさんの状況だったら、こんな風に行動すると思います。

      >「大変だけども楽しい、向いてる!」
      仕事ってこれがもうすべてですよね!大変でつらいこともあるけど、好きで楽しいから乗り越えられる。それが天職だし、それこそ充実した人生ですよね。
      今回の会社の件で、自分のやりたい事やデザインにちゃんと向き合うことができて、その点ではよかったですね。あ、コーディングのことも忘れないでくださいね笑。基本的には最初は両方やっていくことになりますから。

      今の会社、Webデザイン、共にどうにか楽しんでやっていきましょう^^
      また何か不安や疑問などあればコメントをください。

  2. ゆりえ より:

    ねこポンさんこんにちは。はじめまして。
    あれこれ検索していたところ、こちらのサイトに辿り着きました。
    私はADHD傾向ありのHSPで、事務職をしていましたが、人がたくさんいると落ち着かない感じになり、長く同じ職場にいても謎の緊張感が続いて、疲れや倦怠感で退職してしまいました。
    自分がHSPだと自覚したのはつい最近のことで、それまでは努力が足りないからだと
    自分を責めたりして、退職や転職を繰り返してしまいました。
    WEBデザイナーの仕事は前から興味がありましたが、ねこポンさんの記事を読んでやる気が
    出ました。地元には訓練校やスクールはないですが、就労移行事業所かオンラインスクールで
    頑張ってみるつもりです。ありがとうございました。

    • ねこポン より:

      ゆりえさん、はじめまして!

      職場で謎の緊張感があったり、疲れやすいのは僕もまったく同じです。
      おっしゃるとおりHSPは努力不足とかではなく性格の傾向ですし、HSPの繊細な能力はデザイン作業にはすごく向いていると思っているので、ぜひ勉強がんばってみてください^^

      就労移行支援事業所もWebデザインの授業をやっているところがありますね。良いところが見つかるといいですね!

  3. ひろき より:

    ねこポンさん、はじめまして。ひろきと申します。
    私は現在33歳(今年34歳)でこれまで転職は1回。
    それぞれメーカーの営業職を続けてきました。

    私もHSPの気質があり、仕事の電話なのに着信音にドキドキしてしまうので基本マナーモード(返事が遅いと怒られる)、相手の顔色を伺い発言ができず飲み会ではしゃべれとプレッシャーをかけられ(余計喋れない)、土日は疲れて寝て過ごすことが多い、など思い返しても生きづらい社会人生活を歩んできたなぁと感じます。。。
    しかし昨年末より軽い鬱なのか朝起きたら気分が重く、仕事に行きたくない、理由のない焦りを感じるようになり心療内科に通いはじめました。
    なかなか症状が改善されないため会社を休職→復帰する意欲が湧かず結局4月末に退職。

    最近ようやく気持ちも落ち着き、何か新しいことを始めたいと思えるくらいには復活しました。
    実は以前プログラミングを独学で続けていた時期があったのですが、地方在住で未経験となるとそれなりに転職のハードルも高い印象で挫折。
    ただ独学しているときはプログラミングは嫌いではなかったので、黙々とこなす作業が自分には向いているかも、というのは発見でした。
    今はねこポンさんの記事に励まされWEBデザイナーの求職者支援訓練に申し込もうと考えています。通える範囲でちょうど8月開講の訓練校もあり、まず説明会に参加してみます。

    今の私の状況に重なる部分がたくさんあり勇気が湧きました!
    素敵な記事をありがとうございます^^

    • ねこポン より:

      ひろきさん、はじめまして!

      電話や飲み会でのプレッシューなど、共感しまくりでした笑。理由のない焦りもすごくわかるつもりです。心のどこかでは今の状況を変えたいけど、打開策が見つからないし、そもそも心が沈んでいて前向きになれないんですよね。。そのジレンマがまたつらくて。。
      でも「何か新しいことを始めたいと思えるくらいには復活」して本当によかったです!どうにかやり過ごしてもいいから時間を掛けて過去の世界から距離をしばらく置くと、人間って気力が少しずつ湧いてくるものですよね。これから再スタートですね。

      求職者支援訓練の存在を伝えられてよかったです。ちょうど良いタイミングで開講でしたね。
      またいつでもご質問やコメントをください。同じHSPとしてまたお役に立てるかもしれません。デザインやコーディングの勉強、楽しんでいきましょう!そして、自分らしく生きていきたいですね。

  4. riri より:

    はじめまして。
    アラサーですが、
    進路に迷っていてwebデザイナーの仕事を調べていたところhpにたどり着きました。

    質問が1つあって、
    webデザイナーって、
    マーケティングとか企画する能力とかが結構必要になってくるのでしょうか。

    • ねこポン より:

      ririさん、はじめまして。

      Webデザイナーとして、マーケティングや企画力が必要になってくるかは現場によります。事業会社(サービスを提供したり商品を販売する一般的な会社)で小規模な場合は、Webデザイナーもデザインとコーディングだけではなく、自社サイトのアクセス解析したり、コンテンツを考えることもありえます。Web制作会社(Webサイトの制作を専門で請け負う会社)でも運用業務では、クライアントのサイトのアクセス解析をして改善案を提案することもありえます。

      特にマーケティングというか、UI/UXという観点はWebデザイナーにとって重要なスキルとなってきています。UI/UXについては下記の記事を参考にしてください。簡単に言うと、ユーザーにとって快適なサイト体験を実現するために、ユーザー調査やアクセス解析によって、どのように情報を整理してサイトをレイアウトしていくのかという分野です。

      ★UI/UXデザイナーとは?Webデザイナーとの違い
      https://webdesigner-go.com/about/uiux-designer/

      でも、今はまだWebデザイナーに興味を持った最初の段階なので、マーケティングも企画力も気にしなくていいです。まずは、Photoshopなどのツールの使い方とコーディングの基礎スキルを習得しましょう。そして現場でコツコツとデザインスキルやコーディングを身に着けるのが先決です。その後、マーケティング力や企画力も必要に応じて習得していけばOKです!

      • riri より:

        こんばんは
        早速のご返答ありがとうございます。

        自分は、
        マーケティングや企画の能力が人より無いと思うので不安だったのですが、
        少し気が楽になりました。
        会社によるのですね、
        就職でそういう会社を探す選択を頭に入れておきます。

        ありがとうございました。

  5. ぽこた より:

    ねこポンさん、はじめまして

    ウェブデザイナーになろうか(なれるか)不安で悩んでいます。
    相談に乗ってもらえないでしょうか?

    私は現在26歳の会社員です。
    2浪し東京の私立大学へ入学したものの、ついていけず1留、卒業後、某大手メーカーに入社しました。

    入りたかった会社に入れたと喜んだのも束の間で、仕事ができません。
    脳に障害でもあるのか、それともただの苦手意識か、活字がかなり苦手で、会議の議事録や報告書を言葉でまとめる事が、できません。

    結果、信頼を失ってほとんど業務を任されなくなりました。
    このまま仕事を続けていても、どうにもならないと思い転職を考えました。

    自分の高い感受性を活かして仕事ができないかと思っていると、ウェブデザイナーが出てきて、今ここにいます。

    クライアントのイメージを自分で形にできたり、日々デザインに触れることができるのは魅力的に感じます。

    ただ正直、やっとの思いで手に入れたキャリアを失うのが怖いです。

    ウェブデザイナーについて学んだ所で、就職ができるのか、お金を稼ぐ事ができるのか、今年27歳になるので遅すぎるのでは、なんて考えてしまいます。

    いくつか記事は読ませていただきましたが、改めてアドバイスなどいただけないでしょうか?

    よろしくお願いします。

    • ねこポン より:

      ぽこたさん、はじめまして!

      僕も1浪して1留してます笑

      会社は、なかなか精神的にしんどい状況ですね…。HSP的傾向があって緊張や精神的な疲れで集中力が維持できないのか、詳しいことはわかりませんが、無力感にとらわれるほどキツイものはないですよね。。気休めかもしれませんが、「会社、特に今いる会社は人生のほんの一部でしかない」ことはぜひ意識してほしいです。人生は長く、取り組めることや楽しいことは膨大にあって、会社生活というのはその中のごく一部でしかありません。仕事が変われば一気に状況は変わり、会社が変われば気分は正反対に良くなることは普通です。20代で4回以上転職している僕が言うので確かです笑。なので、あまり自分を責めないでくださいね。

      >ウェブデザイナーについて学んだ所で、就職ができるのか、お金を稼ぐ事ができるのか、今年27歳になるので遅すぎるのでは、なんて考えてしまいます。
      この質問はよくいただきます。2つのポイントでお答えすると、

      1.独学をしてみて自分がWebデザインに本当に興味があるかを確認してからWebデザイナーを目指す
      2.「なれるか?」ではない。「必ずなる」です

      まず、1ですが、デザインやコーディングに強い興味がないとWebデザイナーにはなれないです。なので、Progateやドットインストールなどで独学を少ししてみて、「あ、楽しい!」と思えれば、Webデザイナーを目指してみましょう。独学方法はこちらの記事でまとめています。

      ★独学でWebデザインを勉強するための完全ガイド
      https://webdesigner-go.com/study/self-taught/

      2が重要ですが、たしかに「自分はWebデザイナーになれるか?」は気になります。特に今はコロナ禍なので転職市場は冷え込んでいます。また、Webデザイナーはブームになっています。つまり競合が多いわけでそれだけ採用される人数は少なくなってきています。27歳という年齢に関してはまったく問題ありません。ちゃんと基礎スキルを身に着けて、質の高いポートフォリオが作れれば、首都圏かどうにもよりますが、どうにかなれるはずです。
      「なれるか?」というよりも、もし本当にWebデザインが好きなら「必ずなる!」という気持ちを持って、どうにか自分で道を切り開くしかないです。僕がWebデザイナーを目指した時は、世の中がどうとか全く意識はなかったです。デザインやコーディングが好きだからこれを仕事にする、と当然のように思っていました。もちろん不安もありましたが、もう他に何かやるつもりもないし、Webデザインが好きなので、これでいこうと決心していました。それは意識が高いとかじゃなくて、ただ「好きだから」という気持ちのみですね。1と同じですが、好きという気持ちがすごく大事です。

      キャリアを失うことは怖いし、辞めた後Webデザイナーになれるか不安な気持ちはよくわかります。なので、まずは少しずつ独学を始めてみて、自分がコーディングやデザインが好きになれるかを確かめてみることをオススメします。

      また、何かご質問や不安なことがあれば、いつでもコメントをください。Webデザインの勉強、楽しくがんばっていきましょう^^

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