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アジャストアカデミーに遊びに行ってきたよ!雰囲気は?評判は?就職率は?ねほりはほりと3時間も聞いてきました。

アジャストアカデミー
ちょっと前にWebデザイン系の求職者支援訓練校『アジャストアカデミー』の卒業生と話す機会がありました。驚いたのが「卒業の日は感極まってみんな号泣していた」という話。すごっ!どんな素敵な訓練校だよw と気になったので、取材してきました!

アジャストアカデミーのスタッフさんとねこポン
アジャストアカデミーのスタッフのセキグチさん(写真中央)に合計3時間も…ねほりはほりと質問をしてきました。この訓練校が気になっている方はぜひ参考にしてみてください。入校のための面接対策も紹介!校内の写真もたくさん掲載しています。

まずはアジャストアカデミーの簡単な概要から紹介します。

目次

アジャストアカデミーの場所と概要。東新宿にあります。

アジャストアカデミーの場所は東新宿にあります。新宿の右上の辺りですね。抜群の交通アクセスです。副都心線・大江戸線「東新宿」駅から徒歩3分で、丸ノ内線・都営新宿線の「新宿三丁目」駅からは徒歩7分程度です。JRの新宿駅からも歩いて20分ほどですね。

アジャストアカデミーの外観
このビルの3階です。1階にはスーパーの『まいばすけっと』があるので、弁当やドリンクなどがすぐに買えて便利です。付近には、やよい軒や松屋、すき家、中華料理屋など食事スポットが充実しています。

アジャストアカデミーの教室
校舎は2022年の3月にこちらに移転したばかりでピッカピカで綺麗です。教室は3部屋あります。明るくカラフルで気分が上がるインテリアです。

アジャストアカデミー
アジャストアカデミーの母体は『アジャスト』という制作会社です。訓練校と同じフロアに制作会社と子会社が入っています。制作会社が運営する訓練なのでWeb制作の実践的な内容が学べます。

30名定員の教室が3部屋あります。

アジャストアカデミーの教室
30名が入る教室が3部屋あります。各部屋はドアの色の通り、レッド・オレンジ・ブルーと名前が付いています。こちらはレッドの部屋。椅子が赤いですね。
席は自由で、毎回どこに座ってもOKです。コロナ対策で机の間にはアクリル板が置いてあります。

昼コースと夜コースがありいつも満員なので、一日中生徒であふれていますね!僕が訪れた時も生徒がいっぱいで賑やかでした。

授業で使用するパソコンはWindowsのノートパソコン

アジャストアカデミーで使用するノートパソコン
授業で使用するパソコンはWindowsです。15インチのノートパソコン(LenovoのThinkPad)です。
パソコンの性能は、2022年9月現在で、CPUがCOREi5、メモリはSSDで8GB、OSはWindows10です。理想はメモリは16GB欲しいところですが、Web制作をする上で必要十分なスペックです。

もちろんAdobeのソフトがインストールされています。
自宅のPCでAdobeを使いたい場合は、Adobeのアカデミック版(学生割引)を契約できます。アジャストアカデミーに通うことで学割の対象になるので、正規版より安いアカデミック版が契約できます。正規版とアカデミック版の機能に違いはありません。
アジャストアカデミーには、職業訓練(離職者等再就職訓練)と求職者支援訓練の2種類があり、この後に詳しく解説しますが、職業訓練の場合はオンライン受講のため、訓練期間中はAdobeアカウントを無料で貸与し、ご自身のPCにインストールができます。

アジャストアカデミーの「職業訓練」と「求職者支援訓練」の違い

アジャストアカデミーのパンフレット
アジャストアカデミーには「職業訓練(離職者等再就職訓練)」と、僕もかつて受講した「求職者支援訓練」の2タイプの訓練があります。ともに受講料は基本的には無料です。教科書代(職業訓練、求職者支援訓練ともに16,500円)は別途掛かります。

左が職業訓練のパンフレットのアジャストアカデミーの紹介欄で、右が求職者支援訓練のチラシです。ここでは訓練制度自体の解説はしませんが、アジャストアカデミーでは、基本的には職業訓練は短期間の3ヶ月のオンラインの訓練で、求職者支援訓練は通学のみで4〜5ヶ月の長めの期間の訓練です。

職業訓練と求職者支援訓練のどちらを選ぶかの基準は、「どんな職種につきたいか?の観点で選んでほしいです」とスタッフのセキグチさん。
職業訓練は期間がやや短いこともあり、ガツガツ制作したい!人よりも、サイトの運用更新とか広報などをやりたい人に向いています。
一方で、求職者支援訓練の方は期間が長く学習内容も多いため、デザインやコーディングをしっかり身につけてWebデザイナーやフロントエンドエンジニアになりたい人に向いています。

アジャストアカデミーの職業訓練
職業訓練はオンライン授業がメインなので、自宅で受講できるのがメリットです。ただ完全にオンラインのみではなく、8割がオンラインで、2割が通所(通学)です。つまり毎月5日間くらいは訓練校に行く必要があります。遠方の生徒だと海老名から受講しているケースもあるそうです!
平日は毎日授業があります。職業訓練は土曜登校日がありません。

デメリットはやはりオンラインなので授業中にわからない箇所があってもちょっと質問しづらい点だそうです。訓練校が用意したパソコンでなく自分のパソコンを使用するため、性能やネット回線の調子によっては授業中に画面が固まってしまい、でも授業はそのまま進んでしまう……ということもあるようです。もちろん先生やインストラクターのサポートもありますが、やはりオンラインはそういったデメリットはありますね。

アジャストアカデミーの求職者支援訓練の特長

続いて、求職者支援訓練の紹介です。僕もアジャストアカデミーではないですが、かつて東京の立川にあった求職者支援訓練(今は無くなってしまった…)を受講し、そのおかげでWebデザイナーになれて今に至っています。本当に素晴らしい制度です。Webデザイナーになりたい人には求職者支援訓練をオススメします。

アジャストアカデミーの求職者支援訓練
アジャストアカデミーの求職者支援訓練は通学がメインです。平日は毎日授業で、期間は約4〜5ヶ月です。昼コース(朝9時頃開始)と夜コース(午後16時頃開始)の2コースがあります。昼コースは途中45分のランチ休憩があり、夜コースは20分の休憩があります。ランチや夕飯は外食派もいるし、お弁当を持参する方もけっこう多いそうです。

こちらが実際の授業の紹介動画です。

アジャストアカデミーの大きな特長が、「カリキュラムがめっちゃ多彩」「授業ごとに各分野のプロが担当する」の2点です。

アジャストアカデミーのカリキュラム
他の訓練校に比べてとにかく学習内容が多岐にわたります。PhotoshopやIllustrator、HTMLやCSSなど定番の内容に加えて、ディレクション、Premiere ProやAfterEffectsを使った動画編集の授業や、カメラ撮影、Web解析やSNSマーケティングなども学べちゃいます。卒業後はWebデザイナーではなく、動画クリエイターになる生徒もけっこういるそうです笑。「Webデザインもやりたいけど、動画編集やカメラ撮影などいろ〜んなことを学びたい!」という人には向いている訓練校ですね。
最近サイトのデザインでよく使用されるUIデザインツール『Figma』や、ソースコードを管理する『Github』の授業も追加され、つねにトレンドも取り入れています。

また、各授業は複数の先生で担当します。デザインソフトの授業であればデザインに長けた先生が担当するので、授業の内容が実践的で濃厚になります。これも地味に珍しいですよね。僕が通っていた訓練校は一人の先生がデザインからコーディングまですべてを教えていました。

アジャストアカデミーの講師
こちらの写真はベテランの古橋先生。生徒に人気の優しい先生だそうです。

アジャストアカデミーのテキスト
授業で使用する教科書はアジャストアカデミーのオリジナルテキストです。開講日に現金引換(16,500円)で配布します。

アジャストアカデミーのテキスト
市販の教科書よりも、さらに噛み砕いて解説しているため、AdobeソフトやHTMLやCSSなどがまったくの初心者にとっても分かりやすく復習しやすいテキストになっています。

また、受講生はポートフォリオサイト用に使えるサーバーを無償でレンタルできます。修了後もサーバーは昼コースは半年間、夜コースは1年間使い続けられます。

わからない箇所はすぐに質問できる。挫折や中退する人は少ない。

授業は先生とインストラクターの2名体制。授業中にわからない箇所があればその場でインストラクターに質問できます。もちろん先生にも質問できます。パソコンの操作で困ったり、画面が固まっちゃった!とか、ファイルどっかいった!などの質問も全然OKです。

途中で挫折して中退する生徒は少なく、ほぼほぼちゃんと修了しているそうです。5名ほど中退する人が出るようですが、中退と言っても30名のクラスで就職による中退が3名ほど、残りの2名は体調不良によるものなどです。就職による中退は、Webデザイナーやディレクター、ECの仕事などに早期に就職に成功しているケースです。

アジャストアカデミーはカリキュラムの内容が多岐に渡るので目指せる業界が多いのも中退率が低い理由かもしれません。例えば、コーディングが向いていなくてもそこで挫折せずに、ディレクションや動画編集、Webマーケティングなどの仕事を目指せます。様々な選択肢を検討できると何か一つの分野に苦手意識を持ってしまっても、別の分野で頑張ろう!と思えます。

Web系の動画講座250本が無料視聴できる

アジャストアカデミーのeラーニング
授業とは別にeラーニング『Anytime Learning』という無料の動画講座250本を自由に視聴できます。内容はPhotoshopやIllustrator、HTML/CSS、サイト更新やバナー制作などWeb系の内容を網羅しています。1本5〜20分くらいの長さです。自習としてどんどんこなしていってもいいし、授業を休んだ時のカバーとしての学習にも使えます。

生徒の前職・年齢・性別について。ほぼ全員が未経験で女性が6割。


クラスの写真です。生徒の9割がWeb系が未経験です。前職のジャンルは本当に様々で、看護師、保育士、自衛隊(陸上と海上の両方!)、コンビニ店員、事務系だと一般事務に加えて医療事務と貿易事務、介護系の方もいたり、旅行代理店の営業、あとは美容師の方もいるそうです。
元アパレル店員の方も多くて、コロナで対面での接客が大変だったこともあり、入校前からECサイト(ネットショップ)の運営に興味あるそうです。それもあって卒業後はECサイトを持つ企業のWebデザイナーや運営者になる人も多いそう。

男女比は6:4で女性が多いです。年齢は20、30代がメインですが、40代や50代以上の方も1割程度います。高卒で19歳の生徒もいるそうです!平均年齢は35歳です。ただその時のクラスによって違いはあります。

意外だったのが、「昼間コースはお子さんがいるお母さんもそこそこいらっしゃいますよ」とのこと。朝にお子さんを保育園に預けてから訓練校に行って、授業が終わる3時くらいには迎えに行けるそうです。0歳や1歳などの小さなお子さんがいるお母さんもいると聞いてびっくり。基本的には生徒は独身が多いですが、昼間はお母さんが2割ほどいるそうです。求職者支援訓練というかアジャストアカデミーはお子さんがいるお母さんにもオススメですね!
一方で夜コースは、独身の方が圧倒的に多いそうです。その他には新婚さんや、子育てが一段落した50代くらいのお母さんなどがいるそうです。

就職について。就職率・就職先・就職方法・雇用形態

アジャストアカデミーの就職情報
校舎の壁には、求人票や先輩の就職報告がたくさん貼ってあります。

就職率はだいたい60〜94%がWeb系の職種に就職しているそうです。その時のクラスや、職業訓練と求職者支援訓練でも異なってきますが、30名のクラスだと約20名程度ですね。個人的には多い方かと思います。僕が通っていた訓練だと25名くらいでせいぜい8〜10名前後だったと記憶しています。

就職先の割合は、制作会社が3割、ECサイト関連(運営者やWebデザイナー)が3割。その他にはサイト運営者が3割だそうです。
意外なのはECサイト関連への就職が多いことですね。コロナでさらにネットショップの需要が高まっているようです。自社のネットショップだけではなく、楽天などモールに出店しているネットショップの運営に携わるケースもあるそうです。

アジャストアカデミーの就職成功報告
先輩の就職報告はかなり参考になりそうです!エントリーした企業数や就職成功のポイントなどが詳しく語られています。

就職の方法は「自分で企業に直接応募する」「訓練校に転職エージェントが来て登録後に就職先を紹介されて応募する」「訓練校に企業が来て募集する」の3つです。
校内の壁にハローワークの最新の求人票が貼ってあるので、気になる企業は自分でどんどん応募していきます。また、修了の約1ヶ月前に転職エージェントが来校するので希望者は登録をして企業を紹介されたら気になる企業に応募していきます。

雇用形態は、正社員と派遣が半々くらいだそうです。紹介予定派遣から正社員に転向する人もいます。最近の生徒の傾向としては、残業10時間でも抵抗感があるそうで、ワークライフバランスを考慮して派遣で働きたい生徒も多いとのこと。僕なんかは大好きなデザインとコーディングができるなら残業ぜんぜんOK!と思っていましたが、もうこの考え方は完全に老害ですね……笑。残業は基本的には悪なので良い流れかなぁとは思います。

ちなみに僕も紹介予定派遣で制作会社に入り、3ヶ月後にその会社で正社員になりました。オススメの就職方法です。まずは派遣として入社し、求職者と企業の双方で今後長く働けそうかを確かめて、3ヶ月後くらいにお互いに相性が良ければ正社員に切り替えるのでミスマッチが減りますね。もちろん3ヶ月後とかに切られる可能性もあるので油断はできませんが笑。

それと興味深かったのが、最終的にフリーランスになりたい生徒がけっこう多いことです。一人前のフリーランスとして働けるようになるために、まずはしっかり成長できる制作会社を目指す生徒が多いそうです。やっぱりフリーランスは人気なんですね。でも、訓練校の面接の時に「早くフリーランスになりたいです!」って言っちゃダメですよ笑。いつかはフリーランスになりたいという意味だとしても、訓練校としては会社に就職してある程度は長く働く意志がある人を求めています。フリーランスになりたくても入校時の面接では誤解を招かないように、「制作会社でバリバリ働きたいです!」などと演技をしておいた方が無難です笑

また、派遣はつまらないテキスト修正やリンク張替えなどの作業ばかりやらされて全然Webデザイナーとして成長できないイメージでしたが、お子さんがいるお母さんのケースだと、派遣でECの企業でたくさんバナーのデザインができて充実して働けている人もいるそうです。バナー制作はデザインのスキルがしっかり身につきそうでいいですね!
ただ、このサイトのコメント欄にも派遣でしょぼい作業ばかりやらされてしんどい思いをしている人の投稿もあるので、派遣で働きたい場合は、派遣会社と派遣先を慎重に見極める必要があります。

卒業の時は感極まって泣いてしまうほどクラスの雰囲気は良いらしい

この記事の冒頭で「卒業の時に号泣してしまう」と書きましたが、スタッフのセキグチさんによると、やっぱりだいたいみんな生徒は感極まって泣いてしまうようです(もちろん泣かない人もいるんでしょうけど)。それくらい訓練校での日々の学習を通して、仲間と同じ目標を目指しながら一生懸命勉強して切磋琢磨して濃密な時間を過ごすわけですよね。「アジャストアカデミーに行ってよかった!」と評判は良いそうです。

アジャストアカデミーでは序盤にアイスブレイクのためのワークショップがあり、グループで他己紹介(相手のことを紹介する)したり、生徒同士が仲良くなるためのきっかけを作ってくれます。また、おだやかな生徒が多くて友達はできやすいそうです。
生徒が仲良しなのは挫折をしない上で重要で、生徒同士でわからない箇所を教え合ったり、就職の悩みを相談し合ったりと、スキル面でもメンタル面でも良い影響があります。独りで苦しんじゃうと挫折しがちですもんね。生徒と先生の距離が近いのもクラスの雰囲気が良い理由だそうです。

卒業後も交流が続くケースが多く、修了生が集まって土曜に訓練校に遊びに来たり、たまに修了生と現役生の交流もあるそうです。修了生同士で仕事するケースもあって、将来に渡る仕事の人脈ができるかもしれないのも訓練校の良さですね。

振り返ってみると、僕も訓練校時代はいろんな意味で青春でしたね…。あれだけがっつり真面目に勉強した時期ってなかなか無いです。息抜きにみんなでスイーツパラダイスに行ったり…。

朝にスピーチがあります。伝える技術を身に着けよう。

日直制度があり、毎日5分ほど生徒によるスピーチがあります。内容は「5年後のビジョンと学校に期待すること」「現在の志望職種」「求人を探してみての気づき」などです。訓練期間中に合計でひとり4回ほど発表します。できれば何も見ずに発表したいですが、メモを見ながらでもOKです。「面接などで自分の考え方をまとめて、わかりやすく説明できるようになってほしいです。伝える技術を持ってほしいですね。ポートフォリオの作品のコンセプトやデザインの意図をプレゼンする練習にもなります。」とセキグチさん。人前で発表するのが苦手でそれを克服したくて、あえてスピーチがあるアジャストアカデミーに入る生徒もいるそうです。すごい向上心!

スピーチはみんなの就職活動の情報共有の場にもなっています。例えば、たまにスピーチで登場するのが悪質なSESの話。SESはエンジニアの派遣サービスの企業で最近はWebデザイナーにも普及し、Webデザイナーの募集のはずが、なぜかコールセンターや家電量販店で働かされる事例が報告されています。決してSES自体は悪いサービスではないですが、悪質なSESも存在します。多くの生徒がスキルに自信がなくて、ついつい就職しやすいSESを利用してしまうそうです。「未経験のWebデザイナー募集!の求人に応募して面接に行ったらそこでSESと気づいた!」といったこともスピーチの場で情報共有されます。ひとりで就職活動をしていると気づかないようなことが知れたり新しい視点も得られます。

コミュニケーションツールはFacebookのグループ機能

アジャストアカデミーのFacebookグループ
クラスごとにFacebookのグループがあります。Facebookの登録に協力をお願いしています。グループ内では、資格試験の案内、PDFのテキストのダウンロードURL、休校日のお知らせなど様々な事務的な連絡をしています。Webデザイン関連のオススメサイトの情報交換なども行われています。

写真はクラスの受講者によるFacebookへの投稿記事。授業内での先生との交流を、学んだグラフィックソフトの技術を活かして紹介されています。教室内の和気あいあいとした雰囲気が伝わってきますね。

資格を取得する人はそんなに多くはない

アジャストアカデミーで取得可能な資格
僕が訓練校に通っていた頃からある資格『webクリエイター能力認定試験エキスパート』ですが、アジャストアカデミーでは受験率は3割くらいです。そんなに多くないですね。資格よりも制作課題で忙しいため、オススメはしているけど受験必須という感じではないそうです。合格率は90%程度です。特に資格対策の授業は無いですが、ふだんから真面目に授業を受けて、Web上の過去問をやっておけば合格できるとのことです。

この資格試験は僕も訓練校時代に受験してすごく勉強になったので、余裕があれば取得をオススメします。「エキスパート」って語感はなんか自信がつきますから笑。当時はけっこうコーディングのスピードが問われる試験内容で焦った記憶がありますが、そこそこ余裕で合格しました。

ポートフォリオの制作について。生徒の作品を紹介。

ポートフォリオHTMLテンプレート(ベーシック)
ポートフォリオサイトの制作では、なんと以前からアジャストアカデミーではこのサイトの「【無料】ポートフォリオHTMLテンプレート(ベーシック)」を活用してくれている生徒がかなり多いです!ポートフォリオサイトはテンプレートを活用することで制作時間を節約し、中身の作品の制作にしっかり時間を掛けて充実させているとのこと。もちろん自分でゼロからポートフォリオサイトを作る生徒もいます。テンプレートを活用してもしっかりカスタマイズして使用すればちゃんと就職できているそうなので、やっぱりポートフォリオで重要なのは各作品の質ですね。

ポートフォリオに掲載する作品サイトは授業の課題制作で作る3〜4サイト、その他にバナーやロゴも加えたらある程度の作品の量にはなります。各クラスで先生やインストラクターの方が添削もしてくれます。

アジャストアカデミーの生徒のポートフォリオ作品
生徒の作品を見せてもらいました!わ〜素敵!実際にありそうなデザインのサイトですね。訓練期間も後半になると生徒の制作スキルが少しずつ上達してきて、作品のクオリティもだんだん上がってくるそうです。この方の作品はかなりレベルが高い方なので、これ見て「自分はこんなの作れない…」なんて落ち込む必要はないですよ!

自宅にパソコンは必要

学習のために自宅にもパソコンは必要です。特に課題制作の期間は自宅でも制作する必要があります。復習も大事です。家に帰ったら1時間以上はしっかり復習をしましょう。

パソコンは絶対に必要ですね。訓練校への入校が決まってまだ持っていない人は購入しましょう。訓練校に置いてあるパソコンと同じくらいの性能でOKです。

入校時の面接について。倍率と面接対策!

アジャストアカデミーの面接の部屋
昼コースは倍率が高いです!約3倍です。定員30人に対して約80〜100人前後の応募があります。
一方で、夜コースは倍率が低くて約1〜1.5倍です。夜コースの方が入校はしやすいですね。
落ちても何度でも面接は受けることが可能です。とはいえ、1〜2回で受かりたいところですよね。

面接では就職の面接と同じような質問をします。
・志望動機や将来どんなことをしたいか、何になりたいか?
・求職者支援訓練の制度を最低限理解しているか?

セキグチさんのアドバイス。「暇つぶしで来てほしくはないし、課題もしっかりあるので、ちゃんと目標・目的を持っているのかを確認したいです。具体的に○○になりたいという目標はまだ無くてもいいのですが、なぜデザインやコーディングなどを学びたいのかの理由、将来どんなふうになりたいのか?のイメージはしっかり持っていてほしいですね。
また、訓練の制度や精神を理解していて、就職がゴールであることを認識しているかどうか、当たり前ですがしっかり出席ができるかも大事なポイントです。就職意志があって真面目な人が良いですね!」

その他にも「あとは、最低限のパソコンの操作ができる必要があります。基本的なタイピングスキルと、他には例えば、保存したファイルの場所がちゃんと理解できていることです。パソコンの操作に自信がない人は、無理せずに別の訓練校の基礎コースを受講して修了したら、実践コースであるアジャストアカデミーの訓練を連続受講することも可能です」とのこと。連続受講なんてできるんですね!知りませんでした。

ちなみに、絵が描けないとか絵のセンスが無くても全然問題ナシとのこと。デザイン理論をちゃんと学んでいけば、絵が苦手でもデザインはできるようになります。

訓練期間中のアルバイトは週20時間以下ならOK

アルバイトは一応OKです。雇用保険に加入するくらい働いたらNGなので週20時間以下が限度ですね。アルバイトはシフトで働きやすい飲食とか、あとは物流、Amazonの梱包をされている生徒もいるそうです。

施設見学会は4回以上開催

アジャストアカデミーの施設見学会の部屋
募集期間中に施設見学会を4回以上開催しています。40〜50分程度です。訓練校の特長の動画を見た後に、配布資料や訓練スケジュールの説明、質疑応答、アンケート記入という内容です。授業や教室をちらっと見ることも可能です。

お昼ごはんや夕飯はお弁当持参か外食

お弁当派がけっこう多いそうです。外食派もいます。コロナに気をつけてほしいので基本的には教室では黙食を推奨しています。

まいばすけっとの弁当
訓練校のビルの1階には『まいばすけっと』があるのでお弁当が安く買えます。

アジャストアカデミーの電子レンジ
校内には電子レンジもあります。

アジャストアカデミーの自販機
玄関に自販機もあります。

コロナ対策、しっかりやってます

アジャストアカデミーのコロナ対策
玄関では検温を実施し、消毒液も設置しています。授業後は生徒自身でアルコール除菌シートで机の上を掃除します。空気清浄機も設置。教室の机の間にはアクリル板を設置しています。建物には1時間に平均2.19回、空気の入れ替えをする換気機能が備わっています。

スタッフから入学希望者にお伝えしたいこと

最後にセキグチさんからアジャストアカデミーに入りたい方へのメッセージをいただきました。

「9割以上の方が未経験で入校するので安心してください。年齢も気にしません。やる気と目標があって、ちゃんと復習もできて、しっかり課題に取り組める方の応募をお待ちしています。
自己分析、模擬面接、履歴書と職務経歴書の添削など、就職のサポートもします。
求人は増えてきており、Web業界の需要はあります。生徒さんからの内定の連絡も日々いただいています。アジャストアカデミーのカリキュラムは多彩なので、Web制作会社だけじゃなくて、ウェブ担当者とかディレクターとか、あるいは一般事務でもサイトの更新をしたりとか、広報とか、SNSマーケティングとか、本当に様々な選択肢に挑戦できます。ぜひチャレンジしてみてください!」

取材して思ったこと

取材中、熱心に授業を受けている生徒さんの様子を見てなんだか込み上げるものがありました…。求職者支援訓練って大げさじゃなくて人生を変えるきっかけなんですよね。訓練校のおかげでポンコツダメ人間だった僕はどうにかWebデザイナーとして生活できています。本当に本当にあの日々に感謝しています。生徒さんの姿を見て、みんなここから新しい人生が再びスタートするんだなぁ…と感極まって泣きそうになりました。号泣はしませんでしたけど笑。ぜひ、今の自分にどこか満たされていなくて、そしてWebデザインに興味がある人はアジャストアカデミーに通ってみてはいかがでしょうか。

今回アジャストアカデミーを取材し、ほぼ絶賛していますが笑、東京のみならず全国には様々な訓練校があり、それぞれに良さがあります。

求職者支援訓練のチラシ
自分の志望職種やライフスタイルに合った相性の良い訓練校を選びたいですね。気になっている訓練校があれば、施設見学会に参加して雰囲気を体感してみてみることをオススメします。

求職者支援訓練の詳しい解説は、記事『【無料】求職者支援訓練でWebデザインを学ぶ』を参考にしてみてください。

おまけ:アジャストアカデミーの周辺を紹介

アジャストアカデミーの周辺の飲食スポット
さすがは新宿エリアなので、アジャストアカデミーの周辺は外食スポットが多いです。

スクウェア・エニックスが入っているビル
僕が勝手に「ジェンガビル」と呼んでいる新宿イーストサイドスクエアにはスクウェア・エニックスが入っています。ビルの裏にスクエニのレストラン&グッズショップ『ARTNIA』があります。

新大久保のイケメン通り
アジャストアカデミーから新大久保へ歩いて10分ほどで行けます。美味しいサムギョプサルが食べたい時は『ヨプの王豚塩焼き』というお店がオススメです。

テルマー湯
勉強に疲れたらテルマー湯で温泉に入って癒やされましょう笑。月1で僕も通っているスポットです。ちなみにテルマー湯の目の前には吉本興業の本社があります。芸人さんとすれ違うかもしれませんね!

終わり

アジャストアカデミー公式サイト

コラム①:正社員のWebデザイナーを強くオススメする理由

このサイトでは、本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社することを強くオススメしています。

Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。

未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強い『ワークポート』『Webist』の2つです。
※コロナもほぼ収まりつつありますが、まだワークポートもWebistですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために、ポートフォリオを制作後に登録しておきましょう。

コラム②:Webデザイナーを強くオススメする理由

エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。

でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。

ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、50〜60万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』のようなスクールに行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。

他にも、PHPに特化した無料の『無料PHPスクール』もあります。PHPはがっつりプログラミングの言語である一方で、ECサイト構築やWordPressにも使われるWeb系と親和性が高い言語なので、Web系に進みたい人には無料PHPスクールはオススメです。23日間通学でけっこうハードなカリキュラムです。

この2つの学校のどれかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。

参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか

コラム③:ポートフォリオのチェックリストをnoteで販売中!

「ポートフォリオを作ってみたけど不安...」「周りにレビューをしてくれる人がいない...」
そんなお悩みを解決するために、ポートフォリオのチェックリストを作りました!27,000文字以上の大ボリュームです笑。noteで販売中です。激安のワンコイン500円です。このチェックリストで改善点を見つけて、少しでもポートフォリオの質を上げて、自分が望む就職に繋げましょう!

ご質問や感想など、お気軽にどうぞ!

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