おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
↑障害者向けのWebデザインスクール【atGPジョブトレIT・Web】です。
Webデザインを学べる就労移行支援事業所が増えてきています。
最近、発達障害や聴覚過敏などを抱える方から、コメント欄でご質問をもらうことが増えてきました。
主にスクールの選び方と働き方についてのご質問が多く寄せられるので、この記事ではその2つを一緒に考えていきましょう!
その前に、発達障害やADHDなどの障害を抱える方にとって「Webデザイナー」という仕事がオススメである理由を説明します。
もちろん身体に障害がある方にも参考になるはずです。
目次
僕自身もHSPなので、普通に会社で働けない苦しさはよくわかります。
敏感過ぎて会社に一日いると周りの人の感情が気になってクタクタに疲弊します……。だいたい月曜日の夕方になると一般の人の金曜日の夕方くらいの疲労を感じています笑。
そんなHSPの自分にとって、Webデザインは本当に最適な仕事です。こんなメリットがあります。
WebデザイナーはHSPに向いているお仕事!
↑こちらの記事で、HSPにとってWebデザイナーがいかに向いている仕事なのかを詳しく書いています。
もちろんHSPと発達障害やADHD、ASDなどが全く別物なのは承知です。HSPに比べたらもっともっと大変な状況かもしれません……。
ただ「社会とのつながりを築きにくい」という点は共通だと思います。
僕は会社に向いていない性格で、20代で5社は転職せざるをえませんでした。さらに軽いうつ状態になり無断欠勤をしてしまったら、自宅に警察が来て「社会人なんだからしっかりしない」と怒られたこともありました……。
そんな僕でもようやく生計を立てられるようになったのは「Webデザイナー」という職種になれたからです。
きっと発達障害や身体の障害を抱える方にとってもWebデザイナーは向いているはずです。ぜひ上の記事も読んでみてください。
スクールについては、就労移行支援事業所か、障害の程度が低ければ求職者支援訓練の2つを検討しましょう。ともに無料です。
Webデザインが学べる就労移行支援事業所をGoogleで探してみると、いくつか見つかります。
探し方は、ご自身の住んでいる地域名を含めて例えば「大阪 就労移行支援事業所 Webデザイン」と検索してみましょう。
就労移行支援事業所の一例です。
この中でオススメなのが『atGPジョブトレIT・Web』です。
ここはデジハリ(デジタルハリウッド)という超大手のWebデザインスクールと連携していて、現役プロデザイナー講師のノウハウが詰まった動画授業が受けられます。もちろん、わからない箇所があれば教室にいる専門スタッフにすぐに質問できるので安心です。
↑動画授業のサンプルです。
普通の講義形式の授業だと聞き逃したらすごくあせっちゃいますが、録画なので何度も見直すことができて安心です!
カリキュラムはこんな感じです↓
PhotoshopからHTML/CSS、さらにJavaScriptまで、Webデザイナーに必要な知識を網羅したカリキュラム内容です。
「XD」というソフトは最近よくサイトデザインに用いられます。「WordPress」というサイト制作システムの授業もあり、最近のWebデザインのトレンドに合わせた完璧なカリキュラムです。
通常デジハリで受講すると30万円はする講座が無料!!で受けられるのでかなりオススメです。
→ 障害者専門のIT・Web就労支援サービス【atGPジョブトレIT・Web】
障害の程度が低かったり、等級によって就労移行支援サービスを選択できない場合は、求職者支援訓練がオススメです。こちらも無料です。もし失業保険が受給できるなら職業訓練でもOKです。下記の記事を参考にしてみてください。
【無料】求職者支援訓練でWebデザインを学ぶ
【無料】職業訓練でWebデザインを学ぶ
スクール選びのポイントは次の3つです。
1. Webデザインに必要なスキルが一通り学べること
2. 通所しやすい場所にあること
3. 事業所の雰囲気が自分に合うか確かめる
そのスクールのカリキュラムが「Webデザイナーになるために必要なスキルを全部学べるのかどうか?」をチェックします。
例えばPhotoshopなどのデザインツールの授業が無くて、HTML/CSSの授業だけしかないならコーダーと呼ばれる職業を目指すことになりますが、コーダーは今の時代は報酬も安く、競争率も高いため、あまり稼げない職業なので要注意です。
事業所のカリキュラムがWebデザイン全体のスキルを学べるのどうかを必ずチェックしてみてください。
下記の記事でWebデザイナーにとって必要なスキルを書いているので読んでみてください。
最初にチェック!Webデザイナーに転職する前に最低限持つべきスキル一覧
週に数回は通所するはずです。ご自身が通いやすい場所に事業所があった方が良いですよね。当たり前のことかもしれませんが、ちゃんと通い続けられる場所にあるスクールを選びたいですね。
見学が可能であれば、ご自身がリラックスして学習できる環境かどうかを一度確認してみることをオススメします。
Webデザインスクールを卒業した!よし在宅勤務だ!
……残念ながらほとんどの方にはそれは無理です。まずは会社で1〜2年ほど働いてスキルをしっかり磨くのが一般的です。
スクールで習得できるスキルは、本当に基礎的なスキルなんです。会社に入ってしっかりと実務のスキルを磨いていきましょう。
就労移行支援サービスでは就職支援もしています。障害に理解のある会社を紹介してもらいましょう。
行きたい会社を選ぶにはポートフォリオ(作品集)の質が重要です。会社は求職者のポートフォリオを見て採用するかどうかを決めます。ポートフォリオ制作の方法は下記の記事を参考にしてみてください。
ポートフォリオ制作講座
会社で1〜2年ほど働けば、フリーランスのWebデザイナーとして活動できるレベルになります。
そのまま会社で働き続けてもいいし、がっつりフリーランスとして在宅で仕事をするのもアリです。僕のように週3日だけ業務委託として会社に出社する働き方も社会とのつながりを維持しやすいのでオススメです。
まずは、『atGPジョブトレIT・Web』など就労移行支援事業所に入ることを検討してみましょう!
このサイトでは、
本当にWebデザインのスキルを磨きたいなら、未経験の方はまずはWeb制作会社に正社員で入社すること
を強くオススメしています。
Webの最先端に触れられるWeb制作会社に入社し、スキルをガッツリ高めてほしいです。そして、社内では、やはり派遣でもなく、アルバイトでもなく、長く在籍する可能性のある正社員にこそ成長できるお仕事を振ってくれるのです。派遣やアルバイトは、リンク張り替えやテキスト修正など成長しづらい作業をやらされがちです……。
未経験OKで正社員のWebデザイナー・フロントエンドエンジニア案件を多く保有しているのが、IT系に強いワークポートです。Webに強いエージェントは他にもあるし、僕もいくつも登録していますが、ワークポートほど大量に求人案件を紹介してくれるエージェントを他に知りません笑。※現在はコロナの影響でワークポートですら未経験OKの求人が少ない状況です。ただ、少しでも選択肢を増やすために、また今後状況が改善されてきた時のために登録しておきましょう。
↑ワークポートさんに会ってきました!ねほりはほりと質問をぶつけています。ぜひ読んでみてください。
転職エージェントは複数登録しますが、ワークポートはそのうちのメインエージェントして必ず登録しましょう。
エンジニアになるのは本当に難しいです。
だからこそ、このサイトでは、Webデザイナーになることを強くオススメしています。
でも、もし、エンジニアになれれば、月収100万円以上も可能です。実際に僕の友人も軽く年収1000万円は超えています。
ほとんどの人がエンジニアにはなれないので、30〜40万円以上はする高額なプログラミングの学校に行くのはお金をドブに捨てる可能性があります。
どうしてもエンジニアになりたい方は、無料でプログラミングを学べるProEnginner開講の学校『プログラマカレッジ』に行きましょう。プログラマカレッジは、学校&就職支援の一体型サービスです。ここは本当にありがたい存在です。ソーシャルゲーム大手企業で有給インターンまで可能です。
無料のプログラミング学校はもう一つ、『GEEK
JOB』があります。就職率97.8%と驚異的な数字を出しています!よりエンジニア色の強いカリキュラムを受けたい場合はこちらを受講します。
2校ともオススメです。無料見学をしてみて自分に合いそうな雰囲気の学校を選びましょう。
この2つの学校のどちらかに通って、自分にエンジニアとしての素質があるのかチェックしてください。もし、あなたに才能があったら、最高にラッキーな人生です。20代のみ対象です。もし20代ならこのチャンスをぜひつかんでください。
30歳以上の方は、『テックキャンプ エンジニア転職』
がオススメです。転職できなければ授業料全額返金してくれます。教室は9時〜22時まで開放し、教室あるいはオンラインでマンツーマンで無制限に質問ができます!超集中なら10週間、ゆったりなら6ヶ月と期間も生活に合わせて選べます。スクールは無数にありますが、有料系ではここが一番爆速に成長できそうです。
参考記事 : なぜ「エンジニア」ではなく「Webデザイナー」をすすめるのか
おすすめのWebデザイン&プログラミングスクールを一部紹介!主要なスクール23校は『Webデザインスクールの一覧』でチェックしましょう。
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() 求職者支援訓練 ハロートレーニング |
無料 (教材費のみ) |
通学 (約6ヶ月/週4〜5日) |
Webデザイン | ハローワークによるサポート |
![]() |
||||
一番おすすめのスクールは国の運営する求職者支援訓練(ハロートレーニング)です。授業料が無料!しかも約6ヶ月という期間がWebデザインの基礎スキルを習得するのに十分な長さです。僕自身も求職者支援訓練を経てWebデザイナーになりました。 失業保険が受給できる方は職業訓練がおすすめです。期間が約3ヶ月と短くやや理解が浅くなる点は不安ですが、復習や独学で補えれば問題ありません。最近は数は2校ほどで少ないですが6ヶ月コースも登場しました! 参考記事:【無料】職業訓練でWebデザインを学ぶ |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() LIG |
有料 (¥450,000 〜) |
通学 (6ヶ月) |
Webデザイン | 転職セミナーあり/LIGへの採用実績もあり |
![]() |
||||
金銭的に余裕があればLIGを検討しましょう。超有名Web制作会社LIGによるWebデザインスクールです。現役のプロデザイナーが講師で、Mac&デュアルディスプレイという最新設備で学べます!LIG運営のコワーキングスペースも無料で使い放題。生徒のレベルによってはLIGへの就職も可能です。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() CodeCamp デザインマスターコース |
有料 (¥148,000 〜) |
オンライン (2ヶ月〜) |
Webデザイン | キャリア支援あり (就職エージェントの紹介) |
![]() |
||||
CodeCampはオンラインのWebデザインスクールです。低価格ながら講師から直接指導とフィードバックを受けられるのが最大の特長です!おすすめのコースは「デザインマスターコース」。コスパ重視で講師と対話しながら学びたい人に最適なスクールです。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() プログラマカレッジ |
無料 | 通学 | プログラミング | あり |
![]() |
||||
『プログラマカレッジ』は20代限定の通学式で完全無料のプログラミングスクールです。無料なのでエンジニアになりたい方はぜひ挑戦してみてください。スクール側は就業先の企業からお金をもらうことで無料で運営をしています。とはいえ授業の質は高いと評判です。『プログラマカレッジ』の卒業生による体験談記事はこちらです。 |
スクール名 | 料金 | 授業形式 | ジャンル | 就職支援 |
---|---|---|---|---|
![]() GEEK JOB |
無料 | 通学 | プログラミング | あり |
![]() |
||||
上で紹介した『プログラマカレッジ』と同様の20代限定の通学式で完全無料のプログラミングスクールです。プログラマカレッジは決まった時間に通学しますが、GEEK JOBは個別指導なので自分のペースで通学できます。エンジニアになりたい方は、自分の生活スタイルに合わせてどちらのスクールに行くか検討してみましょう。就職率97.8%は驚異的です! |
Webデザインのご質問やサイトの感想など、お気軽にどうぞ!